消防 と 観光
日本海側の大雪は30年ぶりとかで、大変な状態になっている報道を視ていて「あれ?」と思ったのです。
それは大雪の金沢市で消防隊員が、積雪で見えなくなって位置が判らなくなった消火栓を探すために金属探知機を使用している報道でした。
消火栓と言えばこれしか頭に無かった私は、「金沢は消火栓が埋まるほど深く雪が積もったのか?」と視ていたのです。
そしたら、なんと金沢の消火栓は‘地下埋設式’だったのには驚きました。
- 消火栓には地上式と地下式があるが、積雪が多い地域では地下式では積雪時消火栓が埋まってしまい、発見が遅くなるのと、フタの周りが凍ってしまうなどの障害が多いため地上式消火栓を採用しているところが多い
上記のような記述を見つけましたが、全くその通りだと思います。
雪が少なくない金沢ではなぜ雪に埋まると知っていて‘地下式’なのだろうと考えました。
金沢市では古い街並みの景観を守るために建造物に関して多くの規制条例が設けられているようですが、消火栓もその規制の対象のようですね。
消防と観光、天秤にかければ、やはり観光のほうが重いようですね。
それも致し方なしとは思いますが、消火設備は使いやすい方が良いと思います。
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コメント
石油工場ではできるだけ地上配管にします(スタンドではできるだけ地下)。
安全上は地下の方がよさそうですが、危険物のパイプは地上の方が漏れを発見しやすいからです。
投稿: ましま | 2018年2月 7日 (水曜日) 10:05
ましまさんへ
なるほど、良いことを知りました。ありがとうございます
投稿: 玉井人ひろた | 2018年2月 7日 (水曜日) 11:30
雪国では、言わば高低2段式の消火栓もあります。
我が地域は、写真のような消火栓でしたが、随時地下式に更新されています。
邪魔にならないで良いのですが、大雪の時は手間がかかります。
投稿: もうぞう | 2018年2月 9日 (金曜日) 07:13
もうぞうさんへ
確かに地下式は邪魔にはなりませんよね。めったに使わないもの(使う事態があってはならない)ですからね
投稿: 玉井人ひろた | 2018年2月 9日 (金曜日) 07:58