ヒゲの隊長
次々と出てくる自衛隊の日報の問題、福島県民としてはこのことについて最も聞きたい人物が居ます。
小泉総理の政権下「イラク特別法」によって、戦後初めて自衛隊が国際紛争地であるイラクのサマワに派遣されたとき、最初の隊長を担った、ヒゲの隊長こと福島県出身の現佐藤正久参議(自民)です。
現在は外務副大臣の要職を担っているようですが、その当時の派遣隊の最高司令官だったのですから、これほど現場を知る人は居ません。
きょうの地元紙「福島民報」朝刊に、同社からの直接のインタビューの回答が掲載されていました。
佐藤参議「派遣された(サマワ)ところでは“憲法9条でいう戦闘”は無かった」
稲田元防衛相が国会で答弁したものと全く同じですが、現場に居た佐藤参議の意味はそれとは違います。
帰国し参議院に当選した際にテレビ何度も佐藤氏は現場の自衛隊の苦悩とジレンマを訴えています。
「我々は憲法9条を順守することが求められ、宿営地の外で日本人隊員らが危険になったときも、助けるため‘駆け付け警護(発砲)’ができなかったのです。
そのときに(隊員の命を守るため)法改正・憲法改正を強く思いました」
戦闘はあったが、(必死に耐えて)交戦までには至らなかったということで、現場を知る佐藤参議のは稲田元防衛相とは重さが違います。
それでも、もっと本音が聞きたかった。
| 固定リンク | 0
コメント
現外務副大臣ですか?
もっと発言しても(TVに出ても)良いのにね~
投稿: もうぞう | 2018年4月18日 (水曜日) 19:17
もうぞうさんへ
止められているのかもしれません
投稿: 玉井人ひろた | 2018年4月18日 (水曜日) 19:46