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2018年4月 7日

はなじぶん

故十三代目片岡仁左衛門さんが生前に出演したテレビのトーク番組「徹子の部屋」で、使った言葉がなんとも粋な感じに思えました。

それは、黒栁さんが「お住まいが嵐山なら、人が多くてにぎやかでしょう?」という問いかけに答えた言葉です。

花時分(はなjぶん)はにぎかですねぇ」

「花時分」、のことばに、耳慣れなかったのでしょう、MCの黒栁徹子さんでさえも「えっ!?」と一瞬戸惑った様子を見せたくらいです。

直ぐに意味は私も分かったのですが、漢字にすれば・・・あれかな?と思いを巡らし調べると、広辞苑には思った通りの漢字がありました。

意味もだいたい思った通りだったのですが、少しだけ差異がありました。

「時分」とは・・・
①とき。ころ。時期
②良い時期。適当な時期。好機。

私は①だけを考えましたが、本来はのような意味に使われるのが適切なんだと思いました。

「満開のころ」とか「花の盛りのころ」という言葉より、なんとも粋を感じさせる日本語です。
そしてなにより、そのことばを会話の中で自然に使う仁左衛門さんも粋です

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コメント

「花時分」ほんとに粋ですね。

投稿: 吉田かっちゃん | 2018年4月 7日 17:29

吉田かっちゃんへ

昔は普通に使われていたのかもしれませんね

投稿: 玉井人ひろた | 2018年4月 7日 17:42

「分」は「た」とも読むんですね。例は大分「おおい・た」です。十時七五三分という氏名を見たことがあります。「とときしめた」とルビがありました。いずれにしてもいい意味のようです。

投稿: ましま | 2018年4月 7日 18:36

こんばんわ。
・「文章」を読んで。
これは、初めて知りましたね。

投稿: H.K | 2018年4月 7日 22:15

ましまさんへ

「一文」とか「分をわきまえる」とか、深い意味がありますが、単純な使い方になってきていますね


H.Kさんへ

私も同じでした

投稿: 玉井人ひろた | 2018年4月 8日 08:01

時分とは、時々って言うか希に使いますが、花時分とは?
しかしこのような会話や発言を文字にする商売も、幅広い知識が必要ですね。

投稿: もうぞう | 2018年4月 9日 15:30

もうぞうさんへ

本来の日本語でも、一般的でなくなると「方言扱い」になってしまうのかもしれません。
ふくしま弁にはそう言うのが多々みられます

投稿: 玉井人ひろた | 2018年4月 9日 16:50

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