砂防ダムの現状
「砂防ダム」というタイトルで7月11日にアップしましたが、その維持管理や現状を知る人は少ないことが、今回の西日本豪雨災害でよく解りました。
これはその時に記した村に在る砂防ダムの一つですが、ダムの手前にある倒壊した巨大なコンクリート壁(高さ5m、横6m、厚さ1m)は平成25年(2013)の我が村を襲ったゲリラ豪雨で崩壊した砂防ダムの隔壁です
そして、砂防ダムそのものの底には大人が楽に通り抜ける穴が開いてしまっていますので、砂防ダムの本来の働きはしていません。
ちょっと変わったパターンですが、これも豪雨によるダムの決壊です。
別な言い方をすれば、水は抜けますので溜まることは無く、その意味では“安全”だということでしょうか()(これより下流の砂防ダムは残ったので影響無し)
これはダムの中では新しいほうの建築になり、昭和61年(1986)のものです。
噂では建設に1億円もかかったとか?これを直すとなるとその倍以上になることは想像がつきます。
その莫大な費用の為でしょうか、村も県も「静観(ほったらかし)」と言うことになっています。
日本中の砂防ダムにもこんな状態のところが多いのだろうと思っているのですが、先立つものは、やはりお金なんでしょうね。
その割に政治資金は簡単に集められることの現実、あれはなんなんでしょう?
当然ですが、この砂防ダム下流に在る地域は「土砂災害警戒区域」に指定されています。
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コメント
ほんとに、こういった意味での「危険個所」は、
数万か所とも言われています。
それが、金の使われ方だけでなく、不動産価値の
低下を危ぶんでそれこそ「隠ぺい」状態の場所も
少なくない。
アベコベ政治を治したいもの。
投稿: へこきあねさ | 2018年7月14日 (土) 20:34
やはり最後はお金ですか?
一般に土地の買収など、公共事業は一般価格より大分高いように思いますが。
投稿: もうぞう | 2018年7月15日 (日) 07:01
へこきあねささんへ
安倍こべ政治ですか?
もうぞうさんへ
政治判断が在れば、それも乗り越えるんですが・・・
投稿: 玉井人ひろた | 2018年7月15日 (日) 07:25