ろうがい
かつて日本では‘肺結核’のことを「労咳」(ろうがい)という漢方の病症名で言っていましたが、我が村では「肺病」というのが一般でした。
我が家は、祖母や父親の兄弟(7人)がすべてがその肺病(肺結核)で若死にしている一家で、近所からは“はいびょうまげ”(結核血統の一家)と揶揄・嫌悪され、人によっては我が家の傍を通るときは‘息を止める’といった行動をされたことを母から聞かされています。
実は、私の父親が病に倒れた時も結核では無いのに同じことを近所からやられました。
感染したくないという心理は理解できますが、笑っていられるほどの大きな心は私には無かったので、ひたすら‘知らなかったこと’と黙殺を遂行しました。
最近は「ろうがい」と言えば、誰が考えたのか?「老害」を指す言葉となってしまいまいました。
これは主に↓
- 「自分が一番偉いと感じているので、周囲の人を馬鹿にし、厳しい言葉や罵倒などを発する高齢者で、年長をいいことに好き勝手に振る舞って周りの人が厄介に感じている人。
これらを称して「老害」と呼びます。
ただ「パワハラ」などと同じく、もしかすると知らず知らずに私自身も似たようなことをやっているのかもしれません。
言われたくない。でも、「それは変だ」と言うのも多く、ブログで言うしかないようです。
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コメント
こんばんわ。
・「文章」を読んで。
これは、初めて聞きました。
投稿: H.K | 2018年7月 1日 (日) 21:14
H.Kさんへ
そうでしょうね
投稿: 玉井人ひろた | 2018年7月 2日 (月) 07:30
肺結核と肺炎とをごっちゃに考えてました。じつは兄が誤嚥でちょくちょく肺炎を起こして入院するものですから。
投稿: 吉田かっちゃん | 2018年7月 2日 (月) 10:59
年をとると喉の筋力も弱るのですね。「行く路じゃ」ですね。
投稿: 吉田かっちゃん | 2018年7月 2日 (月) 11:04
吉田かっちゃんへ
呼吸器系の病は辛いですよ。お自愛ください
投稿: 玉井人ひろた | 2018年7月 2日 (月) 17:54
念のため肺炎球菌ワクチンを打っておきました。
効果はどれくらいなのかね~
投稿: もうぞう | 2018年7月 2日 (月) 18:08
もうぞうさんへ
結核と言う病は未だ無くなっていないそうですから、困りものです
投稿: 玉井人ひろた | 2018年7月 2日 (月) 19:04