西日本豪雨災害と 国の災害の判断
西日本を中心とした広範囲の豪雨災害は拡大と一途で、範囲だけなら東日本大震災を上回ると思いますが、未だに政府には「緊急災害対策本部」が設置されていない事実を「ススムさん」のブログで知りました。
もう、驚くやら、呆れるやらです。
遅ればせながら昨日あたりに設置されたのは、閣議決定を必要とせず、安倍総理も留守のままで済む「非常災害対策本部」のようです。
やはり、災害現場で頼りになるのは消防と自衛隊と各地方自治体の方々です。
みんな頑張れ!
政府が設置する対策本部の違い↓
>非常災害対策本部
- 法第24条により内閣総理大臣が非常災害が発生した場合において内閣府に臨時に設置する機関。
- 本部長は国務大臣。
- 災害対策本部の設置には閣議決定は必要としない。
>緊急災害対策本部
- 法第28条の2により内閣総理大臣が著しく異常かつ激甚な非常災害が発生した場合において内閣府に臨時に設置する機関。
- 本部長は内閣総理大臣、副本部長は国務大臣
- ‘閣議決定’を必要とする
- 既に‘非常災害対策本部’が設置されている場合はこれを廃止して、緊急災害対策本部がその事務を継承することになる。
上記から見れば、今回の西日本豪雨災害は「著しく異常かつ激甚な非常災害にはあたらない」というのが政府の判断となりますが・・・・なんだそれ?!
批判が聞こえたのか?安倍総理は緊急帰国するようですね
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コメント
しかし今回の水害は、前もって主にテレビですが、特別警報と繰り返し言っていたのに、被害が大きいようで残念ですね。
投稿: もうぞう | 2018年7月 9日 (月) 18:29
もうぞうさんへ
「まさか」という坂は有るんですが、やはり‘自分のところは無い’と思っているんですよ
投稿: 玉井人ひろた | 2018年7月 9日 (月) 18:59
東日本と違う点は、このところの大雨被害続出で、予想も対策も不可能だったとは言えない点です。
投稿: ましま | 2018年7月10日 (火) 09:01
気象庁が、7月5日午後2時に「大雨としては異例の緊急会見」を開き、警告しているさなかの、その日の夜、安倍首相も交えた狂宴を開いた自民党!!
その主催者の一人竹下総務会長は、昨日「どんな非難も受ける。これだけの災害になるとは予想せず…」と開き直りました。
その後の一連の政府の動きは、怠慢きわまります。
『国民の生命と財産を守る・平和な暮らしを守る』とは、昨年のミサイル騒動のときに、何度も何度も聞かされた首相の言葉ですが・・・
白々しいの一言です (怒)
投稿: ススム | 2018年7月10日 (火) 09:13
ましまさんへ
昨年と今年と、引き続き同じところと言うのも対策ができなかったとは言い難いですよね
ススムさんへ
「口先だけのきれいごと」なら、誰にだってできますからね。心底思っての言葉ではなかったと言われても致し方ないです。
投稿: 玉井人ひろた | 2018年7月10日 (火) 14:16