8月15日・・・「刺身の日」
室町時代後期の書記官・「中原康冨」の文安5年(1448)の8月15日の日記↓
鯛なら鯛とわかるやうにその魚のひれを刺しておくので刺し身、つまり『さしみなます』の名の起り
↑と言う記載が有り、それが文書に登場する「刺身」という言葉の最初だとされ、それを記念して8月15日は「刺身の日」となったそうです。
魚の‘切り身’をなぜ刺身と言うのか?という疑問はこの由来を見ると直ぐに判ります。目印に‘ひれを刺した切り身’ということだったんですね。
ところで「鰻の刺身は無い」と言うことを知っているでしょうか?これは、鰻の血には毒があるからだそうです。
ただ、この毒は加熱すると無毒になるので蒲焼にすれば大丈夫のようですし、所によっては鰻の刺身を食べるところもあるようです。
ならば、同じく毒があるフグの刺身は一般的になったのでしょうか?という疑問が出てしまいます。
やはりフグの方が死を引き替えにしても食べたくなるおいしさがあったということでしょうね。
8月15日は終戦記念日(記念日にしているのは日本とイギリスだけ)だけじゃなく、こういう記念日であることも、世界の人々の舌をうならせている刺身の本家として知っておきたいです。
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コメント
納得です。叉一つ勉強になりました。感謝
投稿: 吉田かっちゃん | 2018年8月16日 13:55
吉田かっちゃんへ
恐れ入ります
投稿: 玉井人ひろた | 2018年8月16日 18:20
言葉の語源を知らないと、?が湧きますが・・・
なるほど、刺身。納得しました。
投稿: もうぞう | 2018年8月17日 07:13
もうぞうさんへ
刺身も、縁起を担いで「おつくり」とか言ったりしますので、また変化するのでしょうか
投稿: 玉井人ひろた | 2018年8月17日 07:48