「敗戦日」ではなく、「終戦の日」
中国メディアの『快資訊』の8月15日の記事
>すべての中国人にとって8月15日は特別な日であるが、それは日本でも同様で8月15日には各地で様々な式典が行われる。
しかし不思議なのは、その式典で日本は「敗戦日」ではなく、「終戦の日」と称していることだ。
これは日本が自分たちの敗戦を認めず、自分たちが発動した戦争そのものを曖昧なものにするためだ。太平洋戦争は日本が発動した侵略戦争なのに、日本の多くの首相は戦争の責任について認めるときに「侵略」や「植民地支配」といった言葉は使用しない。
こうした点から日本の戦争の歴史観が見えてくる。
要約すると↑のような内容のようですが、わたしの率直な考えとして「その考えにも一理ある」と感じました。
戦争のドラマやドキュメンタリーなどを見ると日本人の大半が「負ける」ことを考えていなかったのは確かです。
ただし、シナ事変から始まり約9年も続いた大東亜戦争で国民の多くが「勝利」より「終戦」を待望していたことは、その時代を経験した昭和5年生まれの母から当時の事を聞いて知っています。
終戦の8月15日の夜、灯火規制が解除され家々から漏れる灯りを見て、母はただただ終戦の実感と安堵感と喜びを感じたことを今でも忘れないと言います。
言語統制で言えなかっただけで、日本国民の多くは「終戦」の言葉を胸に秘めていたわけです。
その意味でもやはり「敗戦の日」ではなく「終戦の日」を使用するのが、わたしは良いと思いますし、けっして曖昧にしているわけではないと思います。
ただ、安倍政権は曖昧にしたいのかも?
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コメント
でもま~全面降伏したと言われていますから。
それとこの日を終戦としていますが、世界的には9月2日だとか3日だとかの説が有力ですよね。
投稿: もうぞう | 2018年8月21日 (火曜日) 07:11
もうぞうさんへ
欧米では、降伏上にサインした日を記念しています。
ただ唯一日本と同じ8.15なのは‘イギリス’だけのようです
投稿: 玉井人ひろた | 2018年8月21日 (火曜日) 07:59