敬老の「老」とは、何歳か?
きょうは「敬老の日」ですが、その始まりは戦後すぐの昭和22年(1947)9月15日、兵庫県多可郡野間谷村催した「としよりの日」だと言われています。
その「としよりの日」はその後全国に広まり、「老人の日」への改称などを経て、昭和39年(1965)に国民の祝日「敬老の日」として制定されました。
現在、敬老の日は国民の祝日に関する法律(昭和23年(1948)7月20日に公布)の昭和48年(1973)改正で「9月の第3月曜日」と定められていますが、それまでは曜日に関係なく「毎年9月15日」でした。
9月15日なった理由は諸説あるようですが、↓
推古天皇元年(西暦593年・皇紀1253年)に聖徳太子が身寄りのない老人のための施設「悲田院」を設立した日が9月15日とされるのにちなんだ
というのが主になっているようです。そしてこの記念日の趣旨は↓こうなっています。
「多年にわたり社会につくしてきた‘老人’を敬愛し、長寿を祝う日」
さて‘老人’とは何歳なのでしょう?
検索すると「65歳以上」というのが最も多い年齢ですが、「孫がいる場合、孫にとっては何歳でも老人となる」ということとなるようです。
初老という言葉がありますが、これは「40歳の異名」と辞書に有ります。当然この40歳とは数え年ですから、数え40歳とは38歳~39歳を指しことになりますので非常に広くなりなお解らなくなってしまいます。
ちなみにわが妹は夫婦は40代で孫を持ちましたので、そのころから‘敬老対象者’と言うことになります。
線引きは難しいですが、行政はそうも言っていられない現実があり大変でしょう。
| 固定リンク | 0
コメント
私が住んでいる地域では70才から敬老会の案内が来ます。また敬老パスと言って市内のバス、温泉などが割引きになります。もちろん私も対象です。(*゚▽゚)ノ
投稿: 吉田かっちゃん | 2018年9月18日 12:39
吉田かっちゃんへ
私の村は、たぶん65歳以上です
投稿: 玉井人ひろた | 2018年9月18日 15:24
この数十年で、規準は大きく変わってきていると言えるでしょうね。
当地の敬老会は、75歳以上からですが。
投稿: もうぞう | 2018年9月18日 19:00
もうぞうさんへ
高齢化社会なのに、反して敬老会や老人会への参加者が年々減っているという現状を行政は苦慮しているようです
投稿: 玉井人ひろた | 2018年9月19日 08:00