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2018年9月 6日 (木曜日)

医療現場で イラッ とした言動とは?

こんどは北海道で震度7の大地震、ここまで続発する大災害、それなのになぜ未だに日本政府は自然災害に特化し、各省庁を越えた権限を持つ専属省庁を設けないのでしょうか?そして、野党も強く要求しないのでしょうか?
凡人には理解できません。

結局、地方自治体職員や消防団、消防署員、そして自衛隊が現場で話し合って救助やふっ教活動をするという、臨機応変(泥縄方式)の判断に頼る結果になっている気がします。

実に、遅れた‘先進国’であります。

そんななかで、災害ではまず忙しくなるのは負傷者を請け負う医療関係者でしょう。その医療関係者への興味深いアンケートが発表されていました。

  • 患者にイラットしたことがあるか?
    「ある」と答えた医療関係者=77
  • 自身が患者として、医療関係者にイラっとしたことがあるか?
    「ある」と答えた医療関係者=86

この数値を見ると、医療現場の違った意味でも大変さが解かる気がしました。

具体的には医療関係者が「患者」に対してイラッとしたことの内容は大きく3つのケースに分けられるようです。

その1>治療を妨げる行為を止めようとしない患者

  • 患者が『タバコを買いたい』と言ってきかなかったことがある(40歳代・コメディカル)

その2>医療提供外のサービスを要求してくる患者

  • 「タクシー代がもったいないので、“帰りの救急車”を呼んでほしい」と患者に要求されたことがある(40代の医療事務職)

その3>医療関係者の言うことを聞かない

  • 「看護師なんだから黙って(患者の)言われた通りにしたらいいんだ」と言われたことがある(50代の看護師)

逆に、医療関係者が患者として同じ「医療関係者」にイラッとしたことはというと↓

  1. 「医師が患者を見ずパソコンだけを見て診察」
  2. 「何でこのくらいのことで来たの』と言われた」
  3. 「自分の病状を説明しているのに、聞くのが面倒になったのか、話を遮って『あー、はいはい』と言われた」
  4. 「医師が何も聞かず、説明もしない」

とんでもない患者がいることは、実際に見たこともあり大変だと思います。

逆に、医療関係者が患者として感じたことは、医療関係者じゃなくともほとんどの人が同じ経験を持っている気がします。

最近の若い医師の中には聴診器をあてない医師も見られるようになり、「大丈夫か?こいつ」と感じた話はよく聞く話です。
だいたい、聴診器で判断が付くようになるには経験が必要ですがね。

現代の医療機器は、それらをカバーしてくれますが患者としての信頼は薄くなるのは、わたしの考えが古いのでしょうかね?

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コメント

ほんとこれだけ災害が多いと、非常事態相(省)みたいな省庁が必要になってきます。
しかし復興相だって何をしているのか?
予算だけはしっかり取って仕事はサッパリなんてことにならなければ良いのですが・・・

投稿: もうぞう | 2018年9月 7日 (金曜日) 19:18

もうぞうさんへ

復興相は民主党が作ったと思いますが、自民党に変ると予算だけが莫大になって、何をしているのか不明です

投稿: 玉井人ひろた | 2018年9月 7日 (金曜日) 20:55

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