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2018年10月26日

2位・3位の表彰台での左右の意味・・

涼しくなると国内では駅伝とマラソンがあちこちで開催されます。国際大会ではフィギアスケートが始まりました。

さて、表彰の様子を視ていて思ったのです。

「表彰台で、金メダルを挟んで、向かって左が銀メダル、右に銅メダルと並ぶ位置には何か意味があるのだろうか

答えは簡単でしたね。欧米では自分を中心にして右側が上位で左が下位に位置するという慣習があるからです。

元々、右を表す英語「right」には「正義」というような意味があり、左を表す「left」には「劣る」という意味があるようです。

ということで、金メダリストの右側が銀、左側が銅になるわけですね。

ちなみに、日本は中国の考えを見習っていますので、逆で左が上位になります。ひな壇の左大臣、右大臣はそれを表しています。
ですから、日本の舞台や落語の講座では向かって右を「上手」という言い方ができました。

もしこちらが基になれば、表彰台の銀と銅の位置は左右逆になっていたことになりますね。

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コメント

ボーッとしているので、気がつきませんでした。
しかし雛壇の場合は、京都と東京では逆だとか?聞いたことがありますが。

投稿: もうぞう | 2018年10月28日 07:00

もうぞうさんへ

仰る通りです。内裏様の男雛と女雛の位置は、東京(東)と京都(西)は違います。
これは、京都は伝統的に日本の慣習を守って、東京は欧米に習って変えたからです。

つまり、日本は両方が存在するので複雑にしているようです

投稿: 玉井人ひろた | 2018年10月28日 08:01

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