初詣の大惨事 VS 皇太子妃報道
毎日新聞がWEB上でアップしているサイトに「昭和毎日」というのがあります。これは、昭和のころにタイムスリップしたような思いを楽しむWEB新聞です。
そのサイトで、なんとなく今上天皇陛下と美智子皇后陛下が出逢ったころで、私が知らないニュースが在ったのだろうかと覗いてみたのです。
そしたら、おりしも日本国中が皇太子妃が誰になるかと話題になっていた昭和31年(婚約発表の2年前)、それもお正月の元旦に大参事が起きていたことを知りました。
昭和31年(1956)が改まった直後の午前 0時20分ごろ、新潟県弥彦村の弥彦神社で、初もうでに訪れた人が石段で転倒したことから将棋倒しに。
高さ3mの石垣から真っ逆さまに落ちる人もいて、死者124人、重軽傷者94人を出す大惨事となった。当時、境内には約5000人がいて、午前 0時から始まった餅まきが終了し、帰宅を急ぐ混乱の中で事故は起きた。
(↓サイトよりコピペ)
http://showa.mainichi.jp/news/1956/01/post-3475.html
死者負傷者合計で200人を超す大参事じゃないですか。それも、お隣の県で、そして名もよく知っている神社です。
ただ、これほどの大参事が起きながら、当時の毎日新聞紙面では皇太子の婚約者についての記事のほうが大きいのです。
全国紙にとっては、大参事より皇太子の婚姻のほうが関心事項だったことがよく判るものですね。
マスコミ(全国紙)、そして人々の関心とは、所詮こういうものなのでしょうか。
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コメント
なんの事かと思いましたら、弥彦神社の・・・
わたしでも辛うじて覚えているのか?
あとで知り得たのかハッキリしませんが、大惨事だったようです。
新年早々のめでたい場所での悪夢ですからね~
大きく報道したくなかった???
まさかね~
投稿: もうぞう | 2019年2月 3日 19:11
もうぞうさんへ
報道したくなかった・・・可能性は低くないですね
投稿: 玉井人ひろた | 2019年2月 4日 08:00