総理の在任期間ランキング
報道では、安倍総理は総理の通算在任期間がきょうで吉田茂総理を抜いて単独の4位の長さになったそうです。
1位、桂 太郎・・・・2886日
2位、佐藤栄作・・・2798日
3位、伊藤博文・・・2720日
4位、安倍晋三・・・2617日(2.23現在)
5位、吉田 茂・・・・2616日
6位、小泉純一郎・1980日
7位、中曽根康弘・1806日
8位、池田隼人・・・1575日
9位、西園寺公望・1400日
10位、岸 信介・・・・1241日
上位10位の顔ぶれのうち、1位~4位まで、なぜか‘旧長州藩’出身者であることはなんの偶然なのでしょう?明治維新はまだ生きている?
それはともかく、この顔触れでのランキングは憲法も選挙制度も違う戦前の総理まで入れての順位、これなので比べるのはちょっと変でしょう。
なので、戦後の昭和21年(1946)4月に改正され20歳以上全男女が選挙できる制度を採用して行われた昭和21年5月の第22回衆議院総選挙後からのランキングにしてみました。
- 佐藤栄作・・・2798日
- 安倍晋三・・・2617日(2.23現在)
- 吉田 茂・・・・2616日(※新選挙制度後=約2300日)
- 小泉純一郎・1980日
- 中曽根康弘・1806日
- 池田隼人・・・1575日
- 岸 信介・・・・1241日
- 橋本竜太郎・・932日
- 田中角栄・・・・886日
- 鈴木善幸・・・・864日
※ - 海部俊樹・・・・・818日(自民→新進→自民党)
- 三木武夫・・・・・747日
- 鳩山一郎・・・・・745日(初代自民党総裁)
- 福田赳夫・・・・・714日
吉田茂内閣は、旧憲法下最後の内閣で選挙を経ていない最後の総理大臣、そして昭和21年4月に改正されてからの第22回衆議院総選挙(昭和21年5月)後の初の内閣で、翌年の昭和22年に成立した新憲法下での最初の内閣にもなりますので、このランキングでは少し日数が減ると思います。
いずれにしても長ければ良い政権だとというものではありません。
淀んだ流れは臭く汚くなるのが常、政権も同じことが言えましょう。
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コメント
こんばんわ。
・「文章」を読んで。
このメンバーを見てみると、蒼々たる歴代総理が揃っていますね。
投稿: H.K | 2019年2月23日 20:02
H.Kさんへ
そうですね
投稿: 玉井人ひろた | 2019年2月24日 07:46
コモンセンスのなさでは、10人のうちトップか誰か。調べるまでもありません。
投稿: ましま | 2019年2月24日 10:25
ましまさんへ
それが無い人ほど上位に鎮座している気がし、その要因を考えたくなります
投稿: 玉井人ひろた | 2019年2月24日 15:37
ころころ変わる大臣より長く続く方が良いと思っていましたが、最近つくづく疑問に思うようになりました。
適当な期間があるようです。
投稿: もうぞう | 2019年2月25日 07:45
もうぞうさんへ
同感です
投稿: 玉井人ひろた | 2019年2月25日 07:56