スワップ協定
エコノミストは単に‘スワップ’と略して言っていますが、別の意味にも使えるので、ここではあえて「スワップ協定」としました。
これは、正式には「通貨スワップ協定」というもので、国と国が行う取引では無く、その国の‘中央銀行’の間で行う国際的な通貨取引取引協定の事で、日本だと日本銀行(にっぽんぎんこう)が行っている業務のようです。
その内容はというとかなり専門的なことなどで説明が難しいのですが、かなり乱暴に言えば・・
例えば、日本がアメリカから何か輸入するとき、支払いには円をドルに替えて行いますが、もしもその替えるだけのドルの在庫が無かった場合、一時的にドルをアメリカやドルを保有する国家の中央銀行からドルを融通してもらうという協定です。
その融通に際しては、自国の円を担保代わりにする、つまり円とドルの交換(スワップ)使用というものです。
外国為替相場の安定が主の目的のようです。
日本銀行はヨーロッパやアメリカなどを中心にその協定を結んでいるようで、安定した円相場を維持しているようです。
今、国家の経済状態が良くないお隣韓国、その韓国のスワップ協定の最大依存国家が中国らしく、2017年には緊急時に3600億元(約6兆1400億円)相当を限度に融通し合う、スワップ協定を結んでいるらしいのです。
ただ、何と言っても支払用通貨と言えばアメリカドルです。もし、中国から元を融通してもらっても、それをドルに変換するのに時間がかかり支払い不能になる可能性が有るらしいのです。
そして結局は、日本やアメリカに頼ることになるわけだそうです。
そのことを韓国の中央銀行(韓国銀行)などのエコノミストが知らないはずも無く、文大統領の複雑な立場は想像を絶するものが在ると思います。
だから、韓国大統領は在任中に金集めをするのでしょうか?文大統領もすでにそれらのスキャンダルが出始め、国民の目を日本や北に向けるしかないのでしょう。
国際経済は難しい
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コメント
読ませて頂いても,難しい?
投稿: もうぞう | 2019年3月 8日 (金曜日) 07:09
もうぞうさんへ
私自身がよく解っていませんので、致し方ないです
投稿: 玉井人ひろた | 2019年3月 8日 (金曜日) 07:51