自殺願望者の凶行
川崎市で子供らが殺傷される事件が起きた同じ日の28日、さいたま市では同じく包丁を持っていた男に警察官が発砲し、公務執行妨害の疑いで現行犯逮捕されたが、男は警察官の撃った弾が命中し倒れ救急搬送先の病院で死亡が確認されるという事件が起きていました。
埼玉県警大宮東署によると、男は近くに住む無職の68歳の人物だったようですが、通報と現場の様子を聞くと
午後2時5分ごろ、「男性が倒れている」との通報を受け、同署地域課の警察官2人が駆けつけたところ、左腕付近から出血した鎌田容疑者を発見。」
この男は、包丁で自分自身を切っていた、つまり自殺しようとしていた様子で、それを警察官に邪魔された腹いせに向かって行ったため撃たれたという感じでしょう。
つまり、この男もまた川崎の男と同じ‘自殺願望者’だったと推測されます。
以前にも記事にしたことが有りますが、日本人の死因の上位は癌と自殺で占められてしまうという統計があります。
自殺する人にはそれなりの理由が存在することは理解できます。ただ、その自殺で川崎の人々や、埼玉の発砲した警察官などへの迷惑な影響を与えたことは、やはり重い犯罪に値すると思います。
この記事を書いているさなかにも、どこかで自殺を計画している人が居ることは間違いないと思われますが、他人を自殺の巻き添えにするのだけは止めてください。
切にお願いします
最近のコメント