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2019年5月18日 (土曜日)

自転車(じてんしゃ)運転免許証

きょうの朝刊に県内の公立高校で面白い取り組みを始めたことが紹介されていました。

それは、郡山市に在る「福島県立郡山北工業高校」で生徒の自転車事故を減らす目的として、学校独自の取り組みとして「自転車運転免許制度」を導入したというものでした。

新聞によれば、高校での自転車運転免許制度は東北では初めてだそうです(西日本で導入事例がある)

17日(金)、同校の一年生約280人が、同市内の「富久山自動車学校」で自転車運転免許講習会に参加し、自転車運転の法令に関する講義を受けた後に、学科試験、そして横断歩道や踏切、狭路などが設けられたコースを走行し、自動車学校の職員からチェックを受ける実技試験を受けるという、本格的な免許証試験のようです。

そして後日に学校から合格者に対し自転車免許証が発行される事になるようです。

同校では自転車運転中に過度な違反があれば違反点数を課するといった処置も検討するという話しです。

同校生徒指導部長の福田俊彦教諭は「自転車の免許を持つことで、自分が運転者だという意識付けにつながってほしい」と話しているように、あくまでも自転車も車両であり、交通ルールを守るのが当然だという意識を持ってほしいとの考え方のようです。

さらに、今後は各校の生徒指導担当者が集まる協議会などで事例を紹介し、制度を広めていきたい考えのようです。

高校生の自転車の乗り方のひどさは気になっていましたので、とても良い取り組みだと思いましたので、福島県警がもっと積極的に行ってもらいたいものです。

この記事では「法的には効力が無い」と記していましたが、自転車にもちゃんと交通法規が有り、罰則もあることもちゃんと記してもらいたかったです。



<福島県警本部交通企画課の発表>

過去5年間で県内で高校生が自転車乗車中に交通事故に遭い、負傷した人数↓

  • 2014年・・・210人、
  • 2015年・・・176人、
  • 2016年・・・117人、
  • 2017年・・・148人、
  • 2018年・・・122人
  • 今年1月~4月末まで・・・31人

決して少なくない人数です

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コメント

近くの高校生、自転車スマホ見ながら運転が目に余ります。免許制度と一緒に3桁程度のナンバーフレートをつけさせたら。

投稿: ましま | 2019年5月18日 (土曜日) 21:31

良い取り組みですね。
右側を走行したり、スマホを見たりイヤホンで音楽を聴いたりの“ながら運転”が少なくなることに期待したいです。
事故を引き起こしてから後悔するのでは知恵がなさ過ぎますからね。

投稿: koji | 2019年5月18日 (土曜日) 22:54

全国放送でもやっていましたね。
高校生の自転車乗りはヒヤッとさせられることも
しばしば。
福島からこの取り組みが始まるというのも
うれしい。
ぜひ、全国に拡散してほしいものです。

投稿: へこきあねさ | 2019年5月19日 (日曜日) 05:49

必要かも知れませんね。
ただこの辺での高校生は、親やじいさんばあさんがクルマで送り迎えです。
学校までまたは駅までですね。
自転車に乗っている高校生は、滅多に見ません。

投稿: もうぞう | 2019年5月19日 (日曜日) 07:55

ましまさんへ

ナンバープレートは防犯にも役立ちそうですね


kojiさんへ

本当にそれらを見かけます。警察にはもっと何とかしてもらいたいです


へこきあねささんへ

安全協会は会費集めばかりじゃなく、こういう取り組みを主にしてもらいたいです


もうぞうさんへ

そう言う地域もあるんでしょうね

投稿: 玉井人ひろた | 2019年5月19日 (日曜日) 19:06

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