花火の日
本日5月28日は「花火の日」という記念日になっています。
これは、亨保18年(癸丑=みずのとうし)5月28日隅田川で水神祭りの川開きが行われ、江戸の大火で亡くなった人々の慰霊を兼ねた花火が打ち上げられたことに由来する記念日になります。
時は8代将軍徳川吉宗の時代で、江戸3町奉行(南町、北町、中町)の中の南町奉行には大岡越前、時代劇の有名人が活躍して「「享保の改革」(江戸時代三大改革)を推し進めていたころの話です。
日付けを見るとかなり夏前のように感じますが、西暦で言うと‘1733年7月9日’ですから、やはり夏真っ盛りのころの花火だったことが判ります。
この伝統ある東京の‘慰霊の花火大会’が2011年の東日本大震災のときは「派手な行事は自粛」という、この花火の本来の意味を知らない(馬鹿な)役人や関係者によって中止になったことに対し、わたしは無念と憤りを覚えたのを今でも忘れません。
ところで、何年か前にこのブログでも記事にしましたが、「花火の日」という記念日はもう一つ存在します。それは8月1日です
8月1日の花火の日は
この日は、太平洋戦争中に禁止されていた花火が1948年(昭和23年)に解禁された日、そして1955年(昭和30年)の同日には東京の花火問屋で大規模な爆発事故があった日であり、さらに世界一の花火大会とも言われる「教祖祭PL花火芸術」の行われる日、それらを記念して制定された日だそうです。
さて、記念日を一つにするとしたら、どっちが「花火の日」にふさわしいでしょうか?。
私は、5月28日の由来のほうが、個人的には好きですね
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コメント
花火と灯篭流しとお盆、それぞれどこかでつながっているような気がします。
投稿: ましま | 2019年5月28日 20:48
ましまさんへ
火・灯りと言うのも共通でしょうか
投稿: 玉井人ひろた | 2019年5月29日 07:48
「鬼火」というのもありますね。
投稿: ましま | 2019年5月29日 09:05
ましまさんへ
鬼火は化学的現象で説明ができるようですね。
投稿: 玉井人ひろた | 2019年5月29日 18:58
私なら8月1日ですかね。
投稿: もうぞう | 2019年5月29日 19:27
もうぞうさんへ
夏ですからね
投稿: 玉井人ひろた | 2019年5月29日 19:34