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2019年5月30日

自殺願望者の凶行

川崎市で子供らが殺傷される事件が起きた同じ日の28日、さいたま市では同じく包丁を持っていた男に警察官が発砲し、公務執行妨害の疑いで現行犯逮捕されたが、男は警察官の撃った弾が命中し倒れ救急搬送先の病院で死亡が確認されるという事件が起きていました。

埼玉県警大宮東署によると、男は近くに住む無職の68歳の人物だったようですが、通報と現場の様子を聞くと

 午後2時5分ごろ、「男性が倒れている」との通報を受け、同署地域課の警察官2人が駆けつけたところ、左腕付近から出血した鎌田容疑者を発見。」

この男は、包丁で自分自身を切っていた、つまり自殺しようとしていた様子で、それを警察官に邪魔された腹いせに向かって行ったため撃たれたという感じでしょう。

つまり、この男もまた川崎の男と同じ‘自殺願望者’だったと推測されます。

以前にも記事にしたことが有りますが、日本人の死因の上位は癌と自殺で占められてしまうという統計があります。

自殺する人にはそれなりの理由が存在することは理解できます。ただ、その自殺で川崎の人々や、埼玉の発砲した警察官などへの迷惑な影響を与えたことは、やはり重い犯罪に値すると思います。

この記事を書いているさなかにも、どこかで自殺を計画している人が居ることは間違いないと思われますが、他人を自殺の巻き添えにするのだけは止めてください。
切にお願いします

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コメント

どちらも痛ましい事件ですね。

投稿: 吉田かっちゃん | 2019年5月31日 13:04

吉田かっちゃんへ

仰る通りです

投稿: 玉井人ひろた | 2019年5月31日 15:05

死にたいのなら1人静かに死ねよ!
って言いたいです。
もっとも多くの人は、死ぬのが怖いわけですから。

投稿: もうぞう | 2019年6月 1日 07:04

5月31にも福岡だったか、40代の引きこもりの男性が
母に就労をうながされて、口論になり
母と妹を刺して、自殺したという事件が
ありました。
「拡大自殺」と言われるこれらの事件は
絶対に許されるものではありません。
しかし、事件の背景に中学生の不登校、かくれ不登校
44万人、スクールカースト、若者の非正規雇用の増大、
ゼロトレランス(寛容度ゼロ)、
そして、社会の格差の拡大、が広がっていることも
根底にあるような気がしてなりません。

私も一時期、死にたいのなら一人で死ねば、と
思った時期もありましたが、それでは現状は
変わらないと・・・。

投稿: へこきあねさ | 2019年6月 1日 10:35

米バージニア州で17人が死傷する銃乱射事件が起きました。犯人は市役所職員らしく、その場で死亡したという類似点の多い現象です。
日米、こんな事で似ないでほしいですね。

投稿: ましま | 2019年6月 1日 10:49

もうぞうさんへ

巻き添えだけは勘弁してもらいたいです


へこきあねささんへ

いろいろな社会背景が、こうなるのだと思います


ましまさんへ

全くその通りです

投稿: 玉井人ひろた | 2019年6月 1日 21:12

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