9月からATM手数料が無料!?
きょうの地元紙の朝刊で、県内最大手地銀の東邦銀行と福島県で最も古い地銀の福島銀行が、両行が運営するATMの相互開放を今年9月2日から実施し、平日日中の出金時の手数料を無料にすると発表したことが掲載されていました。
これによって両行合わせて約430ヶ所・約650台のATMが、銀行名が違っても手数料がかからないことになります。上記以外の利用可能な時間帯は有料のままですが、今までの手数料(216円)が半額の108円になるようです。ありがたい話です。
今、全国の銀行では日銀の超低金利政策で利益が上がらず、統合が進んでいるそうです。福島県内は統合はせず、手形や小切手などの共同輸送や共同で仕分けを行う拠点の設置など、事務の共同化による費用抑制を進めているようです。
きょうのこの記事で新たなことを知りりました。
なんとATMの維持管理費というのは、1台当たり年間約300万円かかっているというのです。
つまり、今回の両行のATM約650台は、年間総額で約20億円近くの費用がかかっている計算になります。
ところが、近年のキャッシュレス化の影響でATMの利用者が減っているというのですから、銀行にとってこの諸経費は頭の痛い数字だったことは間違いありません。
その経費にも驚きましたが、ATM利用者が減っているというのも驚きでした。なんだか、アナログな私はどんどん時代とのギャップが大きくなりそうな気配です。
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コメント
現金はどうなるのか?
気になりますね。
無くなりはしないでしょうけど。
ATMの維持費は、300万円ですか?
大きいように感じますが、人1人雇えば、300万円ではすみませんからね。
投稿: もうぞう | 2019年5月22日 (水曜日) 18:58
もうぞうさんへ
人件費と比較すると、そうなりますね
投稿: 玉井人ひろた | 2019年5月22日 (水曜日) 19:57