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2019年6月の29件の記事

2019年6月30日 (日曜日)

明るさ調整は‘紙技’

Windows7の保証延長が来年の1月までということで、新たなパソコン購入を本気で考えていた昨今ですが、実は新たなパソコンを購入して6月の28日から内容の引っ越しやカスタマイズを行っていました。物は中古品を選択しましたので、W10とOfficeもインストール済みなのにとんでもなく安く購入ができました(メーカーは今までのと同じ日本製)

ブログは昨日から新たなパソコンで更新をし始めていました。

使い始めて感じたことに「ディスプレイが明るすぎ」だったのです。そこで、明るさを100%から80%にしてみましたが、まだ明るすぎな気がして適正な明るさとはどのくらいなのだろうとリサーチしてみたのです。

そしたらおもしろい調整の仕方があったのです。

なんとディスプレーとコピー用紙などを並べ、その白さを大体同じすると目に良い明るさになるというのです。

早速試したら30%ぐらいでもまだ明るいことが判明しました。

今回のパソコンには夜間モードという明るさが設定できる機能があり、その明るさを見たら19.6%とありましたのでそれの1.5倍ぐらいが適正なのかと考え、やはり30%ぐらいがよいようです。

やはり100%では明るすぎだったのですね。他の人はどうしているのでしょう?

 

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2019年6月28日 (金曜日)

比内鶏 と 比内地鶏

わが福島県でおいしい鶏肉といったら「伊達地鶏」、そして何年か前から離接する本宮市がPRして玉子もうまい「本宮鳥骨鶏」がありますが、全国的には知名度は無いですね。

東北と言ったら「比内地鶏」ですね。

さてその秋田には国の天然記念物に指定されたニワトリが有り、その名は「比内鶏」というのです。

「それじゃ天然記念物を食べているのか?」と言いたくなりますが、ようく見ると名前が違います

  • 比内鶏(ひないどり)   =天然記念物
  • 比内地鶏(ひないどり)=食肉
    日本産比内鶏とアメリカ産鶏を掛け合わした鶏

比内地鶏って、純国産じゃ無かったんですね。私は知りませんでした。

 

 

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2019年6月27日 (木曜日)

ジビエ

国会では選挙、年金の問題で大騒ぎですが、政府は‘ジビエ利用倍増’というのを達成するため、対策強化の方針を固めたこと知っているでしょうか?

そもそも「ジビエとは何?」という疑問が先に立つことでしょう。

ジビエは日本語ではありません。

  • 「Gibier」と書き表わす‘フランス語’で、野生の鳥や獣の肉を指す言葉

現在、日本各地では増えすぎた野生動物によって農作物の被害や、自然環境の悪化が問題になっています。
特に、イノシシ、ニホンジカ、ハクビシン、カラス、そして野生化したアライグマ、テン、タイワンリス等々によっての被害は深刻な問題になっています。

この対策として政府が考えたのが、これらを捕獲して食用としての価値を高め、結果として酒量が増え、地域の財政も貢献し、結果として被害の要望になるという発想に基づく計画です。

狩猟チームは「オオカミ隊」とかいうようですが、はたしてうまくいくでしょうか?

だいたいにおいて、狩猟者が居ないのです。警察は増やすことには批判的立場ですし、個人的には期待したいですがジビエ計画は難しいだろうと感じますね。

でもどうしてフランス語、なのでしょう?

たぶんそれは「狩猟=殺傷」のイメージを和らげるための、日本政府お得意の印象操作でしょうね

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2019年6月26日 (水曜日)

こわい

昨日、6月25日放送のNHKテレビ小説「なつぞら」の放送内容は、ヒロインと一緒に北海道から東京に来て菓子職人になる修行していた小畑雪次郎が、役者になるとして修行先を飛び出したことを聞きつけた北海道の家族が上京して夏のところへやってきたシーンから始まりました。

夏が間借りするおでん屋の前での会話で、雪次郎の祖母の小畑とよ役の高畑淳子さんが次のようなセリフを言いました。

「なっちゃん、どっか座るところはないかね? もう‘こわい、こわい’・・・は~ぁ」

この「こわい」ということば、私も普通に使う言葉なので判りましたが、全国で視聴している人々でどのくらいの人が解かったろうか?と思って視ていました。

以前にも記したことが有りますが、「こわい」には二つの漢字が有ります(広辞苑参照)。

  1. 怖い・恐い(こわい)
    一般的に使われる「恐ろしい」という意味
  2. 強い(こわい)
    ごわごわしている。硬い。険しい。手ごわい。疲れる。骨が折れるという意味
    もち米を使う「さんさいおこわ」などの文字は「山菜お強」と言う風に「強い」を使う言葉である。

つまり、我が地域や山形等で使う「こわい」は「強い」のほうで、つらいなどの意味になり転じて「しんどい。疲れた」という意味です。

♪とうりゃんせ、とうりゃんせ・・・・行きはよいよい、帰りは強い・・・♪

この童謡の場合の「こわい」も「強い」です。

つまり、小畑とよばあちゃんは「疲れて、座りたかった」という意味で使用されたのですが、たぶん東京の人などは「東京は怖いところなんだ」というふうに誤解したことでしょうね。

 

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2019年6月25日 (火曜日)

マイケル・ジャクソン

なんとなく今日の出来事のサイトを視ていたら、なんと2009年のきょうはあのマイケル・ジャクソン (米:歌手) が50さんの若さで亡くなった命日なんですね

中学の頃、ジャクソンファイブの歌声に「黒人歌手ってこんなに綺麗な歌を歌うんだ」と感動しました。そのジャクソンファイブの中央で歌っていた子供がマイケル・ジャクソンだったのを知ったのはかなり後の事でした。

あまりにも風貌が違っていたので、同一人物あだと判らなかったのです。

亡くなってから10年目なんですね

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2019年6月24日 (月曜日)

防水(撥水)スプレー・・・中毒

2~30年ほど前ぐらいでしょうか、スプレーするだけで防水効果が出るスプレーが販売されるようになり、特に冬のスキーなどウェアーに吹き付けて防水することから、雨天用の服装にも使用する人が増えていった気がします。

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そのころのは殆どがシリコン系樹脂が主原料でしたが、その後もっと防水効果が高いフッ素系樹脂のスプレーが出現すると、比較的防水効果が劣るシリコン系のは「撥水スプレー」という言い方になり、フッ素系(フッ素とシリコンの混用含む)は「防水スプレー」という名称に変ったように思います。

最近これらのスプレーの成分が肺に付着して起る急性中毒によって酸素をうまく取り入れられなくなる患者が急増しているというのです。この中毒は最悪の場合は呼吸困難になって死に至ることがあるということで「日本中毒情報センター」が、室内での使用は止め風通しの良い屋外で使用するよう注意を呼び掛けているそうです。

 

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2019年6月23日 (日曜日)

慰霊の日・・・沖縄

昭和20年(1945)6月23日は、牛島満大将らが自決し、第二次大戦の沖縄における組織的戦闘が終結した日として、アメリカ施政権下の琉球政府及び沖縄県が定めた「慰霊の日」という記念日になっています。

今年はちょうど日曜日ですが、沖縄県では公的機関は休日になっているそうです。

沖縄戦では80日にもおよぶ地上戦で、沖縄住民を中心におよそ20万人もの死者を出しましたが、それはアメリカ側も同じで日本側とほぼ同数の20万人の若いアメリカ兵たちが死亡しています。

この数字を見れば‘激戦’などという二文字で片付けられるようなものでは無く、想像を絶する様相=地獄絵図だったとしか言いようがないでしょう。

政治家は、この双方の犠牲者の無念さを肝に銘じ、どんな恥をかいても戦争だけは回避すべきです。

ところで、先に記した牛島大将は自決の直前に軍司令部の事務員の女性に「この革財布を、遺品として、できたらわたしの家族に渡してください」と二つ折りの革財布を託したんだそうです。

託された女性事務員は昭和27年(1952)に、転居していた牛島大将の家族を探し遺品の革財布を君子夫人に届けて夫人を感激させたそうです。

なんとその移転先と言うのが‘福島県郡山市’だったそうですから、福島県人としては不思議な縁だと感じてしまいました。

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2019年6月22日 (土曜日)

人前で生理日数を言わせる学校

滋賀県に在る滋賀県立 栗東高校( りっとうこうこう)において、

「高校1年生の女子生徒が水泳の授業見学の際に、職員室で名前や学年とともに生理何日目かを他の教員がいる前で報告させられた

という内容の通報と抗議が、生徒の保護者から滋賀県の教育委員会保健体育課に6月13日と翌14日の2度にわたって入ったというのです。

なんとも驚きの教師の行為です。

直ちに教育委員会は処分も含め学校にこの件を報告、直ちに同校の校長は詳細な事実を確認し体育科の教員にこの報告を止めさせるように伝えるということを行ったそうです.

ところが、もっと驚かされたのは取材に語った・同校の校長や、各所管の対処のコメントでした。

・栗東高校長↓

「(女子生徒への生理日数の報告は)赴任する前の4~5年前から学校として行ってきたことであり、当該教師を授業から外すことは考えていない

・法務省人権擁護局↓

「民法上の不法行為があれば人権侵害にあたる。
 今回の場合、名誉棄損、プライバシーの侵害に該当する可能性もある。生徒から相談、申告があれば調査する

今の教育現場や所管庁って、どこもこんなものなんですか?

児童相談所の職員の行動が問題視されていますが、どこも五十歩百歩なんですね。

 

 

 

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2019年6月21日 (金曜日)

紫外線 と 色

どういったことだろうか? 季節柄なのであろうか?

昨日の朝のNHK番組からきょうの民放などのテレビで「紫外線のカットと色の関係」で、酷似した番組が続いている気がします。

昨日のNHK朝の情報番組で、「衣類などで紫外線をカットするのはどの色か?」という調査・取材で、専門の検査機関の担当者から今までの常識「黒は紫外線をよくカットする」を簡単に否定するコメントが出されたのでした。

担当者曰く

「紫外線をカットするのは「染料」であって、色によってではありません。白だってちゃんとカットします」

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↑は別の機関が発表している資料ですが、確かに色によって差が在ることは間違いないが、その差は微量で「差が無い。色は無関係」と言って良いとのことでした。

ただし、真夏の暑い日は着ている服装の色によっての生地表面の気温差は激しく、番組で実験した結果は夏日で最も上昇するのが「黒」で30秒ほどで50℃以上にもなり、上昇しないのが「黄」で30℃を少し出るぐらい、その差なんと20℃近い差になりました。

つまり、夏の暑い日差しと気温そして紫外線を防ごうとすれば「黄色が最適」だということです。

黒色の服装に、黒色の日傘で暑い思いをしながら外出していた多くの人々は、この放送を視聴してかなりショックだったことでしょう。

世の中の常識が正しいとは限らないという典型でしょう。

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2019年6月20日 (木曜日)

‘壊れない PC’のランキング上位メーカー・・日本は?

アメリカのコンピューターサービス専門フランチャイズ「レスキューコム」が最近、主要PCメーカーを対象にアメリカ国内で販売されているデスクトップ及びノートパソコンの信頼度を調査した結果がアメリカ国内で発表されたようです。

・[アメリカで最も修理依頼の少ないPCメーカー] のランキング

  1. サムスン電子(三星電子:韓国)・・・529点
  2. Lenovo(レノボ中国=IBM)・・・・・319点
  3. Microsoft(アメリカ)・・・・・・・・・288点
  4. Acea(台湾エイサー)・・・・・・・・162点
  5. Apple(アメリカ)・・・※昨年は3位

レスキューコムは非定期的に、主要な電子製品の故障頻度、市場シェア率、修理依頼数などを基に点数を付ける方式で調査した「コンピューター信頼報告書」を公開しているようですが、上記のように韓国のサムスン電子が圧倒的点数での1位に選ばれています。

この結果に韓国国内では「電子製品はやっぱりサムスンがいい」「サムスンが1番信頼できる」「ハードウェアの丈夫さは認める!」など「評価に納得」といった喜びの声や報道がなされているようです。

ただし「サムスンは高過ぎる。だからHPが最も満足できる」との意見や、「サムスンは大して売れていないから信頼度を維持できているのでは?米国でサムスンのノートブックを使っている人はほとんど見かけないよ」との指摘も見られるとのことです。

そもそも、使い捨てのようなPCは修理しないし、良いパソコンのほうが修理して長く使いたいという考えもありかと思います。

・ [アメリカPC市場におけるシェア率] のランキング

  1. Lenobo (レノボ中国=IBM)
  2. H P (フューレット・パッカード アメリカ)
  3. Dell (デル アメリカ)
  4. Acea(台湾エイサー)
  5. Apple(アメリカ)
  6. サムスン電子(三星電子:韓国

私が使っているPCのOSは来年の1月で保証延長が終了する「Windows 7」ですので、必然的に‘買換え’などを意識せざるを得ません。

今回のこの報道を参考にすれば、外国製品で信頼できるのはLenobo、Acea、Apple、HP、Dellと言ったところでしょうか?サムスンは??

それにしても、世界を制していたソニー、東芝、パナソニック、NEC、富士通などの日本のPCメーカーは・・どうしたのでしょうね?

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2019年6月19日 (水曜日)

地震より J アラートの響き

昨夜の寝入りばなの地震と そしてなんといってもJアラートの警報音が凄かったです

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昨夜の10時半ごろ、揺れが始まり‟少し遅れて”今度はJアラートが携帯やスマホさらに村内広報無線から響きだしたと同時に強い揺れが始まりました。

公式には震度3ですが、瞬間的な揺れはもっと強かったです。わが地域は、茨城県が震源の場合はとても強い揺れに見舞われるので今回も「茨城だろう」と思っていたら、全く逆方向が震源地で驚きました。

各局がこぞって放送していますが、新たに知った事実に「液状化現象」というのは昭和59年(1964)の新潟地震から使われるようになった言葉だったんですね。

「液状化」はそれほど昔では無いことばだとは思っていましたが、そういえばあのころだったんですね。

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2019年6月18日 (火曜日)

メマトイ(目纏)

暖かくなると畑などで作業をすると、目の周りにまとい付く小さな黒い羽虫が気になり、作業がやりずらくなります。ですから、わたしにとって今頃は‘虫よけ剤’は必需品です。

その羽虫の正体は、ほとんどが私の地域では「ブヨ」と呼称しますが、吸血虫である「ブユ」です。少し前まではブユに効果が有る虫よけ剤は無かったのですが、2~3年前から効果が有る製品が販売されるようになり助かっています。

ブユ以外で目の周りに集まり飛ぶ羽虫は、「クロメマトイ」(ヒゲブトコバエ)というのがあるようです。

これは蠅の一種で、人や動物の目を潤す涙液を舐めるために集まる虫のようです。

メマトイはブユのように吸血ではないから危険は無いのかと言うと、それは逆でこの虫は目に卵を産み付ける場合が有り、そこから「東洋眼虫症」という寄生虫の病気を媒介し、悪くすると失明の場合もある厄介な害虫なのだそうです。

夏は虫よけ剤などをうまく利用し害虫に気を付けましょう。

ちなみに、今日もわが家では虫よけ剤が効かないオオムカデを3匹退治しました。

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2019年6月17日 (月曜日)

電波妨害

香港で起きている大規模なデモの様子を放送していたNHKの電波が、中国政府によって遮断されたそうですね。中国による報道規制はすごいです。

電波規制で思い出されるのは、太平洋戦争中に日本政府が行っていた「短波放送受信の禁止」の処置です。

もし、あの当時日本国民が短波放送が聞けていれば、現実の日本軍の状態を知ることができ、もっと違った形の終戦を迎えられたはずです。

ただ、共産主義が猛威を振るい始めていた時でもあり、受信できていればもしかすると日本も共産国家になっていた可能性も‘ 0 ’ではなかったはずで、そうなっていたら今のような生活ができていたかは不明です。

歴史は、後世になってみないと良否が判らないのも事実です。

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2019年6月16日 (日曜日)

若松コロニー

明治維新のころと言うのは、日本の歴史が最も混沌とした時期でありましょう。ですから、知らない史実が非常に多く存在しています。その多くは明治政府によって隠蔽されたものですが、そればかりではありません。

福島の地元紙ではそういう史実で福島県ゆかりの事柄や名を残さずとも偉業を行った人物を震災後から特集するようになりました。
先週からの話題は「若松コロニー」について慰問団や歴史を特集していますが、これまた全く私は知らない歴史でした。

若松コロニーとは戊辰戦争そして会津戦争終結後の明治2年に旧会津藩からアメリカの東海岸側に在るカリフォルニア州に渡った農業開拓団の入植地のことです。

 今から150年前の明治2年(1869)、会津藩軍事顧問だったヘンリー・スネル氏と共に米国船「チャイナ号」でサンフランシスコの港「サウス・ビーチ」に到着したとされ、日本人として北米最初の移民団はエルドラド郡ゴールドヒルでアメリカ本土初の日本人入植地「若松コロニー」を形成し茶と絹の生産を試みた。
しかし、その試みはうまくいかず若松コロニーはわずか2年で崩壊し、入植者たちは帰国したり散り散りになり、その存在すら人々の記憶から消えていった。

年月は流れ、日本では改元になり大正時代となったころサクラメントの邦字紙「櫻府日報」(日本人向けのアメリカ国内の新聞)の記者の竹田文治郎(雪城)氏が、若松コロニーの一員で唯一現地に残り、19歳という若さで亡くなった少女「おけいさん」を、‘アメリカ本土の土に眠る最初の日本人女性’などとして紹介しその特集記事を載せたことで世に知られることになった。それは大正5年(1916)のことであり、すでに50年近くも経ったころであった。

今回、跡地を訪れ、現地に記念碑を建立する若松コロニー150周年記念会津訪米団は、コロニー跡地にある日本人女性初の米国移民で故郷を思いながら19歳で死去した「おけい」の墓があるゴールドヒルの小高い丘の上で式典やおけいさんをしのぶ歌などを合掌し、御霊を慰めたようです。

訪米団が建立した「義」の文字の入った記念碑は、訪問団の団長を務めた会津松平家15代当主となる松平親保(ちかもり)さん(20)が揮毫(きごう)したそうです。

150周年記念行事は、訪米団がアメリカに到着した6月8日に合わせたらしく、それで今月になったようです。

150周年訪問団は、地元のメディアの取材を受けたようですが、コロニー跡やおけいさんのお墓を残してくれていた地元のアメリカの人々の心遣い、なんだか日本人的な気がしました。

 

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2019年6月15日 (土曜日)

御朱印・・・お断り?!

いつのころからブームになったのか判りませんが、なんだか旅行者には御朱印帳と言うものに参拝したお寺や神社から頂く「御朱印」というのを集めるのが流行りなんだそうですね。

御朱印とはお寺や神社に参拝した時に、朱色の押印や参拝日、お寺名・神社名、御本尊・御祭神などを墨書きした印章、印影のことですが、元々はお寺で写経をした際にそれを納めた証としていただく受付の印、つまりお経を収めた方へお寺から出される‘受領書’のようなものを指すのが御朱印だったようです。

それが現在はお寺だけではなく、神社でも発行するようになり、それを旅行者が旅先の記念と証しとして集め出したのが、現在のブームになっていったようです。

このように御朱印とは仏様や神様とのご縁によって成り立つものだということを頭に入れ、正しいマナーで御朱印をいただくよう心がけなければいただく資格は無いものなのですが、ブームによって悪質な者が増加してトラブルになって困っているお寺や神社が増えているようです。

今年、全国放送のテレビの番組でも紹介されましたので知っている人も少なくないと思いますが、会津白虎隊の墓所がある飯盛山ではあまりにもマナーが悪い客が多く、「御朱印発行の廃止」を決め話題になっています。

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2019年6月14日 (金曜日)

還付金振込み・・・の葉書

きょう、我が村などを管轄する二本松税務署から何やら目隠しシートが貼り付けられ、わざとらしく「振り込め詐欺に注意してください」という注意喚起までかかれた1枚の葉書が届きました。

差し当たって思い当たることが無い私、当然、真っ先に頭に浮かんだのは「還付金詐欺はがきか?」でした。

恐る恐る、目隠しシートを剥がしたら「国税還付金振込通知書」のタイトルが現れ、かなり懐疑的な思いで内容を確認しましたが、本物であることが直ぐに判りました。

そう判断した理由>

  • 還付金の金額が、確定申告で見た数字だったこと
  • 振込先の金融機関が正しい事
  • どこにも請求する文言や数字が無かったこと

確定申告で還付金が発生したのはここ10年以上無かったので、少ない金額でも嬉しくてだいたいの金額を覚えていたことが、一番の決め手となりました。

世知辛い時代になりました。

それにしても、確定申告をしたのは2月中旬、それから4か月もかかって還付作業が行われるなんて、その仕事の‘のんびりさ’に驚きました。

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2019年6月13日 (木曜日)

‟青い”白衣

白衣といえば最初に頭に浮かぶのは、医者と昔の看護婦でしょう。

特に、今は「看護師」と呼ぶようになった看護婦は、かつて「白衣の天使」とも称せられました。

<白衣の天使の逸話>
看護師が「白衣の天使」と呼ばれるようになったのには、フローレンス・ナイチンゲールとの関わりがある。
彼女が看護の道へ進んだ当時は、戦争があり白衣を着たナイチンゲールは身の危険を顧みず志願して戦場に行き傷ついた兵士を手当てした行動から「ランプの貴婦人」とも呼ばれるようになり、その逸話が白衣の天使と呼ばれる要因の一つとなった。

呼称には↑のような要因があるようですが、いずれにしても白衣を着用していたことが理由でしょう。

この白衣の天使関連のテレビドラマは昔からありましたが、そのテレビ放送である真実を知りました。

最初のテレビ放送は白黒放送でした。ところが、当時の技術では白色というのはそのままでは綺麗な白に映らない、その代わり空色=ブルーというのは綺麗な白になることから、当時の放送現場では白いものは全てブルーに塗られたというのです。

それは白衣に限らず、料理番組では大根までブルーに色づけされたと言いますから、現場は不気味だったようです。

つまり、わたしが白黒テレビで視ていた白衣というのは、実際は全部ブルーだったわけです。

そうだと知ると、いまさらですが、なんだか騙されていたような気がしてしまいました。

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2019年6月12日 (水曜日)

本性むき出し

年金の報告書問題の安倍政権の対応、それは開いた口が閉まらないとはこれでしょう。

・選挙で負ける要因のデータは受け取れない

・与党が選挙に負けるようなデータは、公務員なら忖度して出すな

二階自民党幹事長が平然と言い放ったことばの内容はこれでしょう。

「政治家は選挙に勝つことが第一で、国民など二の次だ」と言い放った自民党の方々に言いたい「あなた方は政治家ですか?」とね

どうみたって、アイドルグループの選挙レベルと同じにしか見えない態度に呆れてしまいまいました。

これでは国会議員ではなく、‘選挙屋さん’です。

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2019年6月11日 (火曜日)

入 梅

カレンダーのきょうの日付のところに「入梅」と記載がありました。

すでに梅雨入りしている福島県では無関係ですが、暦ではきょうが梅雨入りになるようですが、昔の人の気象観測はすごいと、改めて思いました。

きょうは「入梅」ということで「傘の日」にもなっているそうですが、ちょっと前までは傘は傘でも「日傘」が主流でしたが、それはずいぶん以前のことに感じてしまうほど寒い毎日です。

なんとなく、からだの調子が悪いです

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2019年6月10日 (月曜日)

何だこの寒さ

何だこの寒さ、今朝は寒くて目が覚めました。温度計を確かめたら室内温度が20℃ではないですか。

もうとっくに夏日以上の気温に合わせた寝具類には低すぎる気温です。

それでも日中にはもう少し暖かくなるだろうと思っていたら大間違い。一日中室温は変らず21℃に達することは無く、外気温は18℃という寒い一日となりました。

寒いので、少し集めのものに服装を替え、それでも寒いのでウインドブレーカーを着てやっとなんとか耐えられるものになりました。

こちらはもう梅雨入りしてますから、いたしかたないですが、ちょっと低すぎです。

それより、九州などの西日本はまだ梅雨入りしていないほうがもっと驚きです

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2019年6月 9日 (日曜日)

退治した数は・・・

今年もまた、この時期に嫌な部屋(特に寝室)への侵入者が現れました

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「オオムカデ(体長8~9cm)」であります。(↑は一昨日に退治した)

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2019年6月 8日 (土曜日)

なぜ参加できたのか? 丸山君

丸山穂高衆議院議員の北方四島交流事業での醜態問題は、各方面で報道され国会でも辞職を求める決議が出されましたのでその内容は今回は横に置いときます。

私がよく解らず不思議にも思っていることは、与党でもなく北海道出身でもない丸山穂高衆議が「今回の交流事業団に随行参加に選ばれた理由はどういう資格や条件によってだったのか?」 ということです。

訪問事業に参加できるのは、総務省・外務省告示に基づき↓の条件を有する者とされているようです。

  1. 北方領土に居住していた者、その子及び孫並びにそれらの者の配偶者。
  2. 北方領土返還要求運動関係者。具体的には以下の通り。
    北方領土問題対策協会の都道府県推進委員。
    都道府県民会議(北方領土復帰期成同盟を含む)の構成団体に所属する者で、当該都道府県民会議から推薦された者。
    北連協の構成団体に所属する者で、同協議会から推薦された者。
  3. 国会議員及び地方公共団体の議会議員。
  4. 報道関係者。
  5. 訪問の目的に資する活動を行う、学術、文化、社会等の各分野の専門家。
  6. 実施団体の役職員。

    ※、上記以外では、ロシアとの連絡折衝に外務省及び内閣府の政府職員、通訳、医師など、内閣総理大臣及び外務大臣が認める者も同行可能。

これに関しての報道は無く、ネット検索してもヒットするのは醜態言動に対する批判記事ばかりでなかなか見つかりませんでしたが、答えは意外なところに有りました。

それは国会が発表した糾弾決議の文章です。

・・・中略・・・「北方四島交流事業」は、内閣府交付金に基づく補助金を受けた「北方四島交流北海道推進委員会」の費用負担により実施されているものであり、
本院から公式に派遣したものではないにせよ、丸山君は、沖縄および北方問題特別委員会の委員であるが故に、優先的に参加することができたものであり・・・・以下省略・・・・

北方担当委員だったんですね。

そしてさらに、この決議文を読んで新たな丸山衆議の愚行を知りました。

報道されているあの騒ぎの夜のあくる日、その日は島に住むロシア側の重要人物と訪問団との大事な交流が予定されていて、当然丸山衆議は日本政府の代表の立場として出席を要望されたのですが、(二日酔いだったのか)それを断り欠席するという職務放棄にあたいすることをやってしまったようです。

マスメディアでは、‘暴言ばかり’を面白おかしく報道していますが、こういうもっと大事なことをどうしてマスメディアは扱おうとしないのでしょう?

大した事とは認識していないのでしょうかね。

もしかすると、丸山衆議を北方問題特別委員に任命した人物の任命責任追及論に発展するのを防ぐため政府からメディア各社に‘なんらかのおはなし’があったのでしょうか?

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2019年6月 7日 (金曜日)

国民弾圧国家は 日本 中国 北朝鮮

国連の‘言論と表現の自由に関する特別報告者’であるデービッド・ケイ氏が、現在も「放送法4条」の規制によって日本の報道機関の独立性が損なわれていて、批判的なジャーナリストへの政府関係者の圧力があるとされているという指摘報告書を発表しました。

報告書での指摘内容は↓

  1. 日本の報道が特定秘密保護法などで萎縮している可能性がある
  2. 放送法四条は、放送局に電波停止を命じる根拠となっていて、事実上、放送局への規制になっている
  3. 同法の改正や放送法四条の廃止を求めた2017年の勧告を、日本政府がほとんど履行していない
  4. 政府の記者会見における特定のジャーナリストの質問を無視するなど、政府に批判的なジャーナリストらへの新聞や雑誌の編集上の圧力が存在する
  5. 2017年に公表した対日調査報告書で、日本政府に11項目を勧告したが、9項目が履行されていない

ケイ氏が人権問題で強調したのが、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古移設への抗議活動などに日本政府が圧力を加えたり、過度に規制したりし続けているとを批判しました。

 その中でも特に抗議活動で沖縄平和運動センターの山城博治(やましろひろじ)議長に対し懲役2年、執行猶予3年の刑が確定したことについて、表現の自由とデモの権利行使を萎縮させる恐れがあるとし、日本政府を批判しています。

わたしは、その通りだと思います。日本国民もほとんどの人が、ケイ氏の指摘通りだと思っているのではないでしょうか。

ところが、菅偉官房長官は記者会見で、報告書について「極めて遺憾。記述は不正確かつ根拠不明のものを多く含んでおり、受け入れられない」と、勧告を受けた2017年の時の安倍総理のコメント「勧告は不正確な情報に基づくもので、事実とは異なるものである」と同じ内容の反論を発表しました。

この報告書は6月24日開幕の「国連人権理事会」に正式に提出される予定になっているそうですが、今回もまた安倍政権は黙殺するんでしょうね。悲しいことです。

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2019年6月 6日 (木曜日)

真っ赤な実

「真っ赤な実」で連想すするのは何でしょう? リンゴ、イチゴがトップでしょうが、私は違います

 ↓これです。 「フサスグリ」の実です。

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輝くような真紅とはこの色でしょう。その他には「ユスラウメ」や「木苺」・「茱萸」などがそれですね。

子どものころ、わたしは赤くなる前の緑色の強い酸味と少しの渋みがあるときのスグリの完熟しない実が大好きでした。今も好きです

現在は、これを食べる人を見なくなりましたし、子供らは食べられること自体を知らないようです。
ゆえに、今年も我が家では私だけが食べ放題です。

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2019年6月 5日 (水曜日)

キュウリマン  味?

食べ物と言うのは、その食材の名を聞けばだいたいの味が頭に浮かぶものです。ただし、その反対に全く味がイメージできないものもあります。

Dsc_0164_r1 福島県の田村市都路町の小学生が考案開発した復興を祈念した商品に「都路キュウリマン」というのがあり、市内の直売所「ふぁせるたむら」などで販売が始まりました。

←がそれですが、中身はなんと ‘キュウリのジャム’ なのです。

ジャムの主材料と言えば「甘味」、「酸味」のどちらかが有る食材と言うイメージで、キュウリにはそれらは全く無いものです。

それをジャムにする、小学生の発想の柔軟さには驚いてしまいますが、それを採用し製品化した同町の大人たちにも感心してしまいます。

記事では「サッパリした甘さとシャキシャキした食感です」とのことで、ビスケットやアイスクリームに合うとの事ですが、占有感が強い私にはその味、想像がつきません。

想像できますか?

興味のある方は買うか(1個税込みで500円)、ネットの「クックパット」にはレシピが有りますので、作ってみてください。

私の場合は、そこまでは・・・・<(_ _)>

 

 

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2019年6月 4日 (火曜日)

ここまで質が落ちたかテレビ局

6月2日(日)夜に行われた格闘技のイベントで高田延彦氏が主催する「RIZIN(ライジン)」の試合、格闘技好きの私にとって楽しみな中継でした。

メインイベントは、格闘技界の神童と呼ばれている「那須川天心(20)」(=TARGET)と、ISKA(国際競技空手協会)バンタム級王者マーティン・ブランコ(30)とのISKA世界フェザー級タイトルをかけたタイトルマッチ(ISKAユニファイドルール3分5回)=キックボクシングで、しかも生放送でした。

いつものように、メインイベントまで他の試合や二人の紹介でじらせる放送手法が行われ、待ちに待った試合が始まった、1ラウンドは双方が相手の出方を見る探り合いの展開で終了。

そして2ラウンドは一転し打ち合いが激しい、明らかにKO狙いのラウンドになりました。そして残り1分50秒でマーティン・ブランコ選手の額が切れ出血した為、レフェリーがドクターチェックのため一時ストップさせたところで、前代未聞のことが起ったのです。

なんと、ラウンド中(試合中)なのに放送していたフジテレビはこのタイミングでコマーシャルを流し始めたのです。ドクターチェックというのは長くても15秒ぐらいで終了するのですが、フジテレビはランド間と同じく1分間も流したものですから、放送が再開されたときは那須川選手の打撃で3度目のダウンをきしたブランコ選手の倒れた姿でした。

そこで、そこで那須川選手の勝利で試合終了となってしまいました。

フジテレビは、那須川選手が試合前に練習していた飛び蹴りでのダウンを奪った決定的な場面も、2度目のダウンも放送しなかったという、まるでど素人のような放送をやってしまったのです。

Jリーグが始まったときに各テレビ局が野球放送のように試合中に何度もコマーシャルを流して、試合の放送をしなかった時も「ド素人か」と思いましたが、1年後には何とか改善しました。

改善したと持っていたのですが、まだまだテレビ局の質の低下は改善されていないようです。

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2019年6月 3日 (月曜日)

震災から8年ぶりの発見

「椰子の実」の詩>

♫ 名も知らぬ 遠き島より 流れ寄る 椰子の実一つ
  故郷の岸を 離れて 汝(なれ)はそも 波に幾月(いくつき)・・・♪

この詩が真っ先に頭に浮かぶことがありました。

2011年の東日本大震災の津波で宮城県石巻市の漁港から流され、行方が分からなくなっていた石巻市の漁師佐藤友広さん(50)の漁船「日進丸」が、約900km離れた高知県須崎市沖で約8年ぶりに、同県警の警備艇によって発見されたというのです。

高知海上保安部の発表では、5月27日(月)午後2時頃、須崎市沖約2.3kmで、転覆している繊維強化プラスチック(FRP)製の漁船(全長約6.5m)を発見し、漁船登録番号を照会するなどしたところ、佐藤さん所有の「日進丸」と分かったそうです。

所有者である佐藤さんは「船の引き取り手がいれば、震災の遺産として活用していただければ」と話しているようです。

高知海保の担当者は「なぜ高知に流れ着いたのか、はっきりしないが、潮の流れにのって太平洋岸を巡り、たどり着いたのではないか」と推測しているようです。

つまり、それが当たっているとしたら日進丸は8年間もの間、太平洋が在る東アジアとアメリカ大陸の西側を沈みもせずにさまよっていたことになります。

もしかすると、まだ行方不明のご遺体も、この船のように孤独に太平洋を巡っている方がおられるのでしょうか・・・そう考えると、この船の話しはとても切ない気持ちになります。

※今現在でも東日本大震災の行方不明者の数は2500名を超えて存在し、捜索活動は継続されている。

 

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2019年6月 2日 (日曜日)

改元・・・・その後

異常な騒ぎが各地であった5月1日の改元から1か月が過ぎました。今は、あの騒ぎは何だったのでしょうというくらいの平穏さではないでしょうか。

さて、改元にあたってさほどの混乱や戸惑いなどは無いだろうと思っていた私です。

ところが、先月末にF銀行に行き手続きをした際の日付で、ついに迷う羽目になりました。書類には「・・年・・月・・日」と二桁分のスペースしか無く、年のところには平成とも令和とも記載がなく「  年」だったので、西暦の4ケタは書きにくいので年号であることは理解できたのですが、果たして新旧どっちを書くのか?判断がつかず、やむなく行員に聞きました。

私 「年は、平成の31年ですか?それとも平成の元年ですか?」

行員・・「はい、そこは  とお書きください」

「なるほど、 1 で良いんだ」と変に納得しながら記載しました。

そして一昨日は、NOSAI(農業共済組合)の共催更新手続きの書類が届きました。そこには黄色の紙で、改元にともなう書類の年の書き方の注意書きが入っていました。

その要点をまとめると↓こうです。

  • 共済証書の年号は平成のままでも有効です。更新書類は平成31年付けになっていますが、それを「平成31年」のように線を引き訂正し「令和元年」と記載しても構いません。

ということで、共済組合は、なんともおおらかな対応だと思いましたね。

金融機関は「令和 1年」という書き方、公共機関は平成31年を通例にしているところが多く「元年」と書くの無いのかもしれません。
そして以外に、平成・令和のどちらでも良いとしているところも少なくないようです。

やはり、これからも迷う場面が増えそうです

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2019年6月 1日 (土曜日)

銃刀法違反・・・とは?

神奈川の事件以来刃物に関しての傷害や逮捕記事が増え、福島県でも郡山市で‘正当な理由が包丁を携帯していた’として女子大生が銃刀法違反で逮捕される事件がきょうの朝刊に掲載されていました。

ネット上でも「銃刀法」に関する記事も目立つ気がしますが、銃刀法違反になるのはどういった場合なのか?気になるところですが、私は過去のブログで2~3度ほど記事にしていました。

「両刃のナイフなら何でもかんでも“銃刀法違反”?!」そして「ナイフを持っていると捕まるよ」という記事で、いずれもちょうど10年前の2009年の記事です。

これはその前年の2008年に起った「秋葉原通り魔事件」によって、警察が銃刀法(銃砲刀剣類所持等取締法)の改正を行ったとき、厳しいが曖昧な判断部分が多い欠陥法で、現場の警察官は困るだろうという思いから書いたものです。

銃刀法の内容を究極に短くすると↓

 正当な理由が無く、刃体の長さが6cm(刃渡り5.5cm)を超える刃物を携帯した場合は「銃刀法違反」になり2年以下の懲役または30万円以下の罰金に処せられる。
ただし、刃体の長さ6cm以下(刃渡り5.5cm)のものであっても正当な理由が無い場合、または隠し携帯していた場合には「軽犯罪法違反」になる。

6cmというと、カッターナイフの刃を目いっぱい出したときの刃の長さとほぼ同じですから、今回の犯行に使われた刺身包丁(柳葉包丁)のように刃体が30cmほどにもなるもの、さらにそれを4丁も隠し所持していたのですから、もし職質されていたら文句のつけようが無い銃刀法違反で逮捕されていたでしょう。

事件現場は、毎朝200人以上もの子供たちが列をなしていたと言いますから、警察官もその時間帯ぐらいはパトロールの強化を行っていれば起らなかったかもしれないと思うと、やりきれないことでしょう

秋葉原通り魔事件はとても悲惨でむごたらしい殺傷事件でしたが、10年も経つと忘れてしまうものなんですね。やはり、人とはのど元過ぎれば熱さを忘れる生き物なんですね。

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