紫外線 と 色
どういったことだろうか? 季節柄なのであろうか?
昨日の朝のNHK番組からきょうの民放などのテレビで「紫外線のカットと色の関係」で、酷似した番組が続いている気がします。
昨日のNHK朝の情報番組で、「衣類などで紫外線をカットするのはどの色か?」という調査・取材で、専門の検査機関の担当者から今までの常識「黒は紫外線をよくカットする」を簡単に否定するコメントが出されたのでした。
担当者曰く
「紫外線をカットするのは「染料」であって、色によってではありません。白だってちゃんとカットします」
↑は別の機関が発表している資料ですが、確かに色によって差が在ることは間違いないが、その差は微量で「差が無い。色は無関係」と言って良いとのことでした。
ただし、真夏の暑い日は着ている服装の色によっての生地表面の気温差は激しく、番組で実験した結果は夏日で最も上昇するのが「黒」で30秒ほどで50℃以上にもなり、上昇しないのが「黄」で30℃を少し出るぐらい、その差なんと20℃近い差になりました。
つまり、夏の暑い日差しと気温そして紫外線を防ごうとすれば「黄色が最適」だということです。
黒色の服装に、黒色の日傘で暑い思いをしながら外出していた多くの人々は、この放送を視聴してかなりショックだったことでしょう。
世の中の常識が正しいとは限らないという典型でしょう。
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コメント
紫外線もですが、ブルーライトとやらも分かりにくいですね。
あるメガネ(拡大鏡)の宣伝で、「ブルーライトがカットされている」
って言っていますが、そんなにはっきりと分かるのでしょうか?
投稿: もうぞう | 2019年6月25日 07:17
もうぞうさんへ
実際に測ったところを見るわけではないですからね。?ですよね。
投稿: 玉井人ひろた | 2019年6月25日 07:49