メマトイ(目纏)
暖かくなると畑などで作業をすると、目の周りにまとい付く小さな黒い羽虫が気になり、作業がやりずらくなります。ですから、わたしにとって今頃は‘虫よけ剤’は必需品です。
その羽虫の正体は、ほとんどが私の地域では「ブヨ」と呼称しますが、吸血虫である「ブユ」です。少し前まではブユに効果が有る虫よけ剤は無かったのですが、2~3年前から効果が有る製品が販売されるようになり助かっています。
ブユ以外で目の周りに集まり飛ぶ羽虫は、「クロメマトイ」(ヒゲブトコバエ)というのがあるようです。
これは蠅の一種で、人や動物の目を潤す涙液を舐めるために集まる虫のようです。
メマトイはブユのように吸血ではないから危険は無いのかと言うと、それは逆でこの虫は目に卵を産み付ける場合が有り、そこから「東洋眼虫症」という寄生虫の病気を媒介し、悪くすると失明の場合もある厄介な害虫なのだそうです。
夏は虫よけ剤などをうまく利用し害虫に気を付けましょう。
ちなみに、今日もわが家では虫よけ剤が効かないオオムカデを3匹退治しました。
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コメント
新潟地方では「ブヨ」または「ブト」といいます。手っ甲とか脚絆しか防御の方がなかった。そのかいたがゆさは蚊などの比ではない。
投稿: ましま | 2019年6月19日 08:51
朝夕に農作業をするのに無視出来ないイヤな物の一つが虫、ムシ。「目まとい」名の通りですね。防虫策気をつけましょう。
投稿: 吉田かっちゃん | 2019年6月19日 10:51
ましまさんへ
あれは痒いです。ただ蚊と違い、シャツの上から刺すことは無いですから、素肌を出さなければ大丈夫な気がします
吉田かっちゃんへ
今はいい薬ができていて助かります
投稿: 玉井人ひろた | 2019年6月19日 14:33