吉田拓郎の「夏休み」
わたしの村の小中学校の夏休み期間は、7月20日(土)~8月21日(水)になっていますので、つまり子供たちにとってはあとたった3日間しかないわけですから、宿題が残っている子にとっては切羽詰まった状況でしょう(笑)。
ちなみに、東北・北海道の夏休みは
- 開始日=7月20日(土)~ 7月27日(土)
- 終了日=8月19日(月)~ 8月25日(日)
↑のような期間になっているようですので、わが村は東北では平均的といったところでしょうかね
今日の朝刊のコラムは吉田拓郎の「夏休み」について語っていました。
内容は、「この歌には(拓郎が居た)広島原発や反戦の意味が秘められているという人もいる、それは定かではないが何かとても夏休みを物悲しくイメージさせる歌ではある」といったようなものです。
さらにコラムは続けて「出来上がった曲は、それが世に出たとたんに聞き手のイメージになるものである」と結んでいました。
実際に吉田拓郎は『反戦は全く込められていない。』と全否定していますが、なるほど、反戦のイメージで聞くと“戦争中の悲しい夏休みの思い出の歌”に聞こえるから不思議です。
『夏休み』
(歌手・作詞・作曲=吉田拓郎)麦わら帽子は もう消えた
田んぼのカエルは もう消えた
それでも待ってる 夏休み姉さん先生 もういない
きれいな先生 もういない
それでも待ってる 夏休み絵日記つけてた 夏休み
花火を買ってた 夏休み
指折り数えてた 夏休み畑のトンボは どこ行った
あの時逃がして あげたのに
一人で待ってた 夏休みスイカを食べてた 夏休み
水まきしたっけ 夏休み
ヒマワリ 夕立 セミの声
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コメント
こんばんわ。
・「文章」を読んで。
「東北・北海道の夏休み期間」が、この様な期間とは、初めて知りました。
ちなみに自分の「夏季休暇モード」は、先週の土曜から今日までで「9日間」です。
明日からは、「仕事始め」です。( ノД`)シクシク…
投稿: H.K | 2019年8月18日 21:19
井上陽水の少年時代もこの時期の曲かな~って、
どちらも好きな曲です。
ところで学校でのエアコンの普及で夏休みが短縮される?かも。
投稿: もうぞう | 2019年8月19日 07:17
小中高の学校では八月いっぱい休みですが、大学は9月いっぱい休みのようで短大に行った孫娘はバイトに懸命のようです。
投稿: 吉田勝也 | 2019年8月19日 16:38
もうぞうさんへ
福島県内はすでに今年から短縮されています
吉田勝也さんへ
大学は、そうですよね
投稿: 玉井人ひろた | 2019年8月19日 17:33
H.Kさんへ
9日間も休めば、いたしかたないでしょう
投稿: 玉井人ひろた | 2019年8月19日 17:35
私のこの「夏休み」のイメージは、
もう小学生ではなくなって、
麦わら帽子を被る歳でもなくなり、
田んぼも減ってカエルも減った高度経済成長の只中、
少し大人になった自分が、
子供の頃の夏休みを懐かしんで、
そんな風になっても
やっぱり夏休みは待ち遠しく
懐かしいものだと歌っているものと・・・
拓郎は、ボブ・ディランに憧れていたようですが、
その割にノンポリで、純粋に思いを音楽に
乗せて歌っていたのだと思います。
ボブ・ディラン自身もプロテスト・ソングなんて
作ったつもりじゃないし、
反戦フォークと言われるのも
勝手に意味づけをして解釈されるのも
止めて欲しいというようなことを言ってましたよね。
私は拓郎ファン、亡き主人はボブ・ディランの大ファンで
ちょっと他所様の庭先で語ってしまいました。
スミマセン・・・
投稿: 山桜 | 2019年8月19日 20:36
山桜さんへ
反戦フォーク、そういうのもありましたね。たしかあれはベトナム戦争の終盤でしたよね
投稿: 玉井人ひろた | 2019年8月20日 07:30