東電訴訟が根底から覆る事実が出た!!!?
「文春オンライン」のニュースで驚きの記事が載りました。なんと、東京電力福島第一原発の事故の要因となった自家発電停止は津波によるものではなく、その前の大地震の大きな揺れだった’というものです。
この原発事故での裁判で、被害者側と加害者側である東電との唯一の共通点は↓
事故では地震の後に襲来した大津波の影響により、非常用ディーゼル発電機・配電盤・バッテリーなど重要な設備が被害を受け、非常用を含めたすべての電源が使用できなくなり、原子炉を冷却する機能を喪失した。
この結果、炉心溶融とそれに続く水素爆発による原子炉建屋の破損などにつながり、環境への重大な放射性物質の放出に至った。
↑数多くの訴訟はこれに基づいて「巨大津波が予見できたのか?できなかったのか?」が大きな争点となって裁判が進められています。
ところが、元東電「炉心専門家」の木村俊雄氏(55)が、これまで東電が未公開にしていた「炉心流量(炉心内の水の流れ)」に関するデータの開示を求め、膨大な関連データや資料を読み込み精査した結果『事故原因は「津波」ではなく「地震」だった』ことを突き止めたんだそうです。
これが事実なら、第一原発の地下の自家発電は当初から今回のような大地震には対応していない虚弱なものだったことになり、東電が建設前後に県や国へ報告していたことが全て虚偽に当たる可能性があります。
さらに、事故を受けて、『国会事故調』『政府事故調』『民間事故調』『東電事故調』の事故調査委員会が設置されましたが、それぞれに出された報告書が、いずれも『事故原因の究明』として不十分だったことになります。
国は、東電との調停組織を長引くだけで解決が見えないとして廃止する意向を示していますが、裁判も含め今回のことが事実と認められると巣根底からやり直しです。
これにより“リーダーシップに長けた安倍総理”ですから、素晴らしい機転を利かした行動に出ることでしょう。
それとも、十八番の「民主党のせいだ」を声高に言って逃げるでしょうか?
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コメント
なんと、なんとこれは大変な事実の
発覚!!
いままでの裁判闘争が根底から見直される
事実のようです。
どうしたら、この事実が公に明るみにされ、
問題点となっていくのでしょうか。
それともメディアは無視するか・・・。
投稿: へこきあねさ | 2019年8月15日 (木曜日) 16:50
へこきあねささんへ
台風報道で消された感じでしょうか
投稿: 玉井人ひろた | 2019年8月15日 (木曜日) 17:13