両陛下のご臨席を賜っても知名度不足
アフリカの医療の発展に貢献した医師や研究者に贈られる「野口英世アフリカ賞」の第3回授賞式が8月30日夜、天皇皇后両陛下も出席されて行われました。
今回は、エボラ出血熱の研究者でコンゴ民主共和国のジャン=ジャック・ムエンベ=タムフム博士と、途上国での医師などの育成や医療制度の整備に取り組んだウガンダのフランシス・ジャーバス・オマスワ博士の2人が受賞し、安倍総理大臣より賞状と盾、賞金1億円の目録がそれぞれ授与されました。
その夜、安倍総理大臣主催の授賞式が東京都内で開かれ、天皇皇后両陛下をはじめ、TICAD=アフリカ開発会議に出席したアフリカ各国の首脳、そして野口博士の故郷の福島県知事・会津若松市長・猪苗代町長らおよそ150人が参加したようすは地元紙で紹介されました。
「野口英世アフリカ賞」は、黄熱病の研究のため、アフリカのガーナに赴き、1928年(昭和3)に亡くなった野口英世博士にちなんで、アフリカの医療の発展に貢献した医師や研究者などに6年に1度贈られる賞で、副賞として1億円が贈られるため“医療界のノーベル賞”とも言われますが、全国紙での報道も少なくいまだに知名度が低いのは残念です。
かのNHKのオンラインニュースでも“3年に1回”と誤った報道がなされるのは、知名度が引く証でしょう(それとも、NHKの低い能力のせいか?)。
今回の授賞式で安倍総理から「次回からは3年に1度にいたします」ということが明言されましたので、それをNHK記者は聞き間違えたのでしょう。3年に1度なら少し知名度が上がるかもしれません。
この賞にはちょっとしたエピソードがありますが、過去のブログで皮肉っていますので↓のタイトルをクリックしてご覧ください↓
「野口英世賞」制定と「朝河貫一賞」 つぶやき古道(コミチ)
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コメント
野口英世アフリカ賞 というのは聞いたことが
ありますが、毎年の授与というのは
知りませんでした。 こんないい制度を
3年に1回にするなんて、アフリカへの貢献を
旨とする現政府の施策後退としか
いいようがありません。
投稿: へこきあねさ | 2019年9月 1日 (日曜日) 18:14
こんばんわ。
・「文章」を読んで。
この話、初めて知りました。
投稿: H.K | 2019年9月 1日 (日曜日) 21:31
へこきあねささんへ
逆ですよ。増えるんです
6年に1度から3年に1度になるんです
H.Kさんへ
やはり知りませんでしたか。残念です
投稿: 玉井人ひろた | 2019年9月 2日 (月曜日) 07:47
前に出れば良いと言うものでもありませんが、ある程度の広報は必要でしょう。
とくに中国がくせ者ですしね。
投稿: もうぞう | 2019年9月 2日 (月曜日) 07:49
申し分けありませんが知りませんでした。
投稿: 吉田勝也 | 2019年9月 2日 (月曜日) 11:07
もうぞうさんへ
全額ではないですが国家予算から拠出される賞金ですから、アフリカ絵の貢献度が低いといわれる日本、その意味でも国民にも知らせるべき出だと思います
投稿: 玉井人ひろた | 2019年9月 2日 (月曜日) 11:08
吉田勝也さんへ
全国ニュースではほとんど取り上げられないですし、知られていないですよね
投稿: 玉井人ひろた | 2019年9月 2日 (月曜日) 11:12
こんにちは、玉井人ひろたさん。
本当にとってもいい事なのにわたしは残念ながら
知りませんでした。
もう少しTVやネットそして新聞でも取り上げる
べきですよね。
投稿: 浜辺の月 | 2019年9月 4日 (水曜日) 16:50
浜辺の月さんへ
べき ですよね。韓国や香港もいいですが・・・
投稿: 玉井人ひろた | 2019年9月 4日 (水曜日) 16:58