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2019年10月の31件の記事

2019年10月31日 (木曜日)

ボランティアの 偏りが判明

10月12日の台風19号や同月の25日の豪雨による福島県内の被災地で家屋内外の片付けや泥の撤去などが進むが、被災現場で活動する災害ボランティアの人員数に各自治体で偏りがあることが30日に分かったことが、きょうの地元紙朝刊に掲載されました。

県社会福祉協議会の調べによると、14日から28日まで県内で活動した災害ボランティアは延べ1万1304人に上ったが、その約3分の1が本宮市で活動という「一極集中」になってしまったようです。

原因としては、「本宮市は県内でも最も多くの死者を出すなど、被災状況が報道機関によってより多くクローズアップされたこと、そして同市が交通の便も良い点などが影響しているのではないか」と分析がなされました。

その一局集中のために、他の自治体ではボランティア不足が起こり、なかなか復旧作業が進まない現場が多く発生しているようです。

いわき市は本宮市と同じく死者が多く出たり、国宝の白水阿弥陀堂は地元消防団などが必死に水をポンプで吸い上げだして、浸水被害ギリギリで食い止めたりと大変でした、、市街地は2日ほど前からようやく断水が解消して作業しやすくなったが、人手が足りなくて困っていて、29日時点でボランティアを必要としている件数は約650件に上るが、対応したのは約260件と、半数以下にとどまっているようです。

川俣町は被災箇所が点在しているため、人手を分散させる必要があり「人が集まらず支援ができていない世帯もある。ボランティアの力が必要だ」とし現地までJR福島駅西口バスプール発着の送迎バスを運行することを始めました。

10月18日の私の投稿記事「一難去って、歌うボランティア」の中でボランティアについて懸念したことは、当たっていたようです。https://iwasironokuni.cocolog-nifty.com/komiti/2019/10/post-5355e8.html

東日本大震災の時もそうでしたが、これだけ広範囲の同時災害の場合のボランティアについては、市町村単位の受け入れ態勢じゃなく、都道府県単位または国家機関での受付と人数配分が本来のやり方ではないでしょうか。

現在、武田良太衆議が防災担当大臣(内閣府特命大臣)になっていますが、その活動内容は人員も各省庁の出張だし、内閣府の小間使いのようなものです。
もっと、しっかりとした省と独立人員を作るべきで、そこが各都道府県に直轄機関を設け地元で指揮するべき時でしょう。

何を国(安倍政権=自公与党)は‘躊躇’しているのでしょうか?丁寧で解りやすく、しっかりとした説明をしてもらいたいものです

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2019年10月30日 (水曜日)

19分の9

台風19号の被害がまだ生々しい県内で、明日31日に福島県議会議員選挙が告示されます。

県内の選挙区が新たになり、19選挙区になってからは初めての選挙ですが、選挙どころではない、どちらかというと邪魔だと思っている被災者や関係者の人々のところへ選挙カーを連ねて行って何を訴えるのか、各候補者頭を痛めているようです。

ただし、今回の選挙は19選挙区の内、9選挙区では無投票(史上最多)になることがほぼ確実で、私が属する選挙区(本宮市・安達郡)も無投票らしく選挙運動は無しになったようです。

被害の酷かった一つでもある本宮市は無投票になって、候補者も市役所職員も安どしていることでしょう。

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2019年10月29日 (火曜日)

地獄絵図の牛舎

今回の水害は家畜の被害も多く出ました。農家以外にはなじみのない農業新聞にはその記事が事細かく記載されています。

記事の抜粋です↓

>台風19号の大雨による河川の氾濫は、東日本各地の畜産に大きな被害をもたらした。福島県郡山市では阿武隈川の氾濫で牛舎が浸水、牛が濁流にのみ込まれ多数が死んだ。

「手塩にかけて育てたのに……。泥水を飲み、ガスがたまって球のように膨れ上がった牛が転がっていた」

福島県郡山市の阿武隈川沿いで酪農を営む芳賀義春さん(55)は涙ぐむ。(乳牛)27頭のうち19頭が溺れ、窒息・衰弱で絶命した。「こんなに被害が大きいとは。まだ混乱している」と肩を落とす。

12日に避難指示が発令。妻と息子と牛舎から車で3分の高台のわら小屋に避難し、一晩過ごしたが、激しい雨風で寝られなかった。午前4時に牛舎を見に行ったところ、黒く濁った川水にのまれ、水没。屋根しか見えなかった。「何もできない。濁流音だけが響き、心が押しつぶされそうだった」と話す。

水が引いた15日、牛舎に足を踏み入れると「地獄絵図だった」。牛は泥水で腹がパンパンに膨らみ、柵に引っ掛かったり、牛舎外の柿の木の根に絡まったりしていた。

テレビでは溺死した牛にはボカシがかかっていますが、私のところに来るその新聞にはボカシも無くその地獄絵図の写真が掲載されていました。

乳牛は搾乳のため繋がれているのが一般的で、牛たちは水が来ても頭を上げられず、もがき苦しんでいった様子がその死にざまからよく判る写真です。

仰向けになり後ろ脚がピーンと天井に突き上げられた死にざま、苦しかったことでしょう、飼い主だけじゃなく涙が止まりませんでした。

 

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2019年10月28日 (月曜日)

日本産リンゴが中国で人気

中国では日本の果物などを輸入禁止にしているんだそうですが、なぜか日本産の果物が販売されているんだそうです。

このほど、青森県の弘前大学の黄孝春教授らが、その実態を調査すべく中国の上海などを視察し、その結果確かに多くの果物が“日本の○○”して販売されている事実を確認したそうです。

リンゴ産地の青森でも有名な品種「王林」は人気で、一箱(36個入)が800元、1元=15円ですから日本円で「12,000円」という高額で販売されているにもかかわらず、売れているそうです。

ところが、その「王林」として販売されているのをよく見たら、日本国内ではほとんど見なくなった‘青りんご’でフランス産の中国向け早生種の「黄王」というリンゴだったそうです。

つまり、王林の偽物なのでした。

そのほかの、日本産として販売されている果物もすべて偽物だったそうで、詐欺販売と言っていいでしょうね。
いずれにしても、本物の評判を落とすことは間違いなく、将来的に中国へ輸出が始まったらたいへんなことになるでしょう。

トランプ大統領が怒る気持ち、理解したくなります。

しかし、偽物で18000円は絵にかいたようなボッタクリだ。

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2019年10月27日 (日曜日)

山でも犠牲者

台風崩れの低気圧と台風21号の接近によって、福島県内は25日の夜から26日の朝まで大雨となり、いわき市の夏井川などではまたもや氾濫が発生するなど、県内には避難勧告がいたるところで出されました。

そのな日に安達太良山を登山して遭難している人が居たことに驚かされました。

結局その遭難した2人は26日午前8時20分ごろ、福島県中部にある安達太良山の登山者から「男女2人があおむけで倒れている」という110番通報によって捜索にあたった福島県警と消防が安達太良山頂付近の登山道で心肺停止状態の登山客2人を発見され、その後死亡が確認されるという痛ましい結果となりました。

警察によれば、亡くなったのは埼玉県新座市の松浦政幸さん(70)と妻の無職百合子さん(69)のご夫婦で、福島市側から入山したが、雨や気温低下で移動が困難になり山頂付近で遭難、死因はいずれも低体温症だったようです。

25~26日の予報では、台風19号で被災した地域が再び災害に襲われるとの注意報も出されていた福島県内、なぜ登山することを選択してしまったのでしょうか?

今年もまた、安達太良山での犠牲者が出てしまいました。お悔やみ申し上げます

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2019年10月26日 (土曜日)

北朝鮮制裁決議に違反する日本

昨夜の報道番組を視ていて、驚きました。

国連では北朝鮮に対する制裁が決議され、各国がそれに準じて行動を行っていますが、韓国やロシアによる「セドリ」などの国連違反行為が行われているらしいことが報道されています。

そしたら、違反行為にあたることを日本政府も行っているというのです。

 北朝鮮産の石炭を積むなどして、制裁決議違反の疑いで韓国政府では入港禁止措置を行っている船舶会社の貨物船を、日本では(事実を承知しながら)入港を認めているというのです。
その数、確認されているだけで5~6船以上あるんだそうです。

このことについて、菅官房長官は記者会見で聞かれこう答えています。↓

指摘されている船舶が韓国政府による入港禁止措置以降も、わが国の港に入港していることは把握している。
入港した際には日本国内の関係法令に基づき、関係省庁が連携して立ち入り検査などを実施しているが、これまでに北朝鮮産石炭の運搬や国内法に違反する事実は確認されていないと報告を受けている」

つまり、「国連で制裁決議はされたが、それに適応する国内法が日本には無いので制裁は制限がある(できない)」というのが、現在の日本の状況なのだそうです。
一生懸命監視している、海上保安庁や自衛隊は無駄骨を折っているようなのです。

野党からこれについての指摘を受け、当時の河野外務大臣は「法整備を検討いたします」と答弁していますが、その後安倍政権では全く発議も検討も始まっていません。

それが現状なのです。

理由としては‘安倍総理による日朝首脳会談の実現の前には法整備は障害になるかもしれない?’という判断が安倍政権にはあるのではないか?という話も番組内で語られました。

なんなんだ?日本政府、安倍政権。

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2019年10月25日 (金曜日)

屋根にごみ

水害に遭って、その後に水が引いた本宮市ではこんな風景が見られます

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屋根の上にいろいろなものが上がっているのが判るでしょうか?

2019img_3608_20191025202001

バケツや段ボール箱などなど、すべて氾濫した水によって流れてきたものです。

つまり、この屋根の高さ以上に水位があった証です。この奥の建物と並んだところに病院が在り、そこの職員の方がその場所で亡くなられています。

さて、このゴミはだれが片付けるのでしょう?今夜も大雨です。

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2019年10月24日 (木曜日)

かかり付けの病院

私と母が通う谷病院は本宮市にあり、救急・総合病院として近くて便利な病院でしたが、台風19号の被害で外来や検査装置、透析などがあった1階すべて水没し(床上3m)その機能を水害後は停止していました。

その後、16日に内科・整形外科、21日からは耳鼻科など、治療まではできないですが、処方箋を出すための診察を開始しました。

薬が無くなりそうになっていた、私と母は本日行って処方を受け取りました。しかし、隣接の薬局も水没しているので別のところに行かなくてはならず煩わしい限りです。

その病院のホームページを見たら、

詐欺に注意してください
「谷病院に募金をお願いします」という電話が患者さんの家にかかっているそうです。
当院ではぼきんのおねがいはしていません

↑のような注意事項が表示されていました。

どこまでも卑劣な輩が居るものだと、ため息が出てしまいました。

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2019年10月23日 (水曜日)

ごみを○○る

災害で多くのゴミを出し運びました。疲れました。

さて、休憩の時に私と同じく手伝いに来ていた方と話しているうちに、皆が「それは方言?。あれ!どっちだっけ?」と悩んだ言葉遣いがありました。

  1. ごみを すてる
  2. ごみを なげる

その場での意見は分かれ、私は一瞬迷いましたが、私や周囲では2番の「ごみをなげる」という言い方であることを自覚しました。

この話を言い出した人は「『なげる』というのは、福島の方言」だと言っていましたが、さて、一般的にはどちらを使うことが多いのでしょう?

 

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2019年10月22日 (火曜日)

天皇のもう一つの顔

即位正殿の儀、きょうは雨なのでじっくりとテレビで視てしまいました。
わたしは天皇皇后両陛下より、秋篠宮様らが長い間微動だもせずに姿勢を維持しているお姿に、視ているこちらのほうが肩が凝ってしまいました。

ちょっと↓を見てください。これは、歴代天皇が50回忌ごとに「法然上人」へ大師号を授けてきた記録です。
あまり知られていませんが、日本の仏教の長でもある天皇のお仕事にはこういう仏教行事も継承され存在しています。

  1. 圓光大師 東山天皇 1697年(元禄10)
  2. 東漸大師 中御門天皇 1711年(宝永8) 500回忌
  3. 慧成大師 桃園天皇 1761年(宝暦11) 550回忌
  4. 弘覚大師 光格天皇 1811年(文化8) 600回忌
  5. 慈教大師 孝明天皇 1861年(万延2) 650回忌
  6. 明照大師 明治天皇 1911年(明治44) 700回忌
  7. 和順大師 昭和天皇 1961年(昭和36) 750回忌
  8. 法爾大師 上皇天皇 2011年(平成23) 800回忌
  9. ・・・・・・・   2061年(令和42) 850回忌

見ての通り、上皇天皇陛下も例外なくこの行為を行っています。

大師号を日本の天皇が授けられるようになって、最初に授かった天台宗の開祖「最澄(伝教大師)」とその弟子の「円仁(慈覚大師)」が同時に授かったのが始まりですが、一人で多くの大師号を授かっているのは浄土教を考え出した法然上人ただ一人だけです。

この天皇のお仕事は、年代的に次回は皇位継承順位が第2位である悠仁親王殿下が新天皇になったときになるでしょうね。

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2019年10月21日 (月曜日)

即位礼

明日は、今上天皇と皇后の意向もありパレードは延期になりましたが、即位礼だけは行われることになりました。
わたしとしては、こういう時だからこそ華やかなパレードを視て心を和ましてもらいたかったですが、致し方ないでしょう。

ふつうなら、今週の25日・26日・27日は、本宮市の秋の一大行事である安達太良神社の祭礼が行われる予定の日でした。

しかし、今年は台風19号の被害によって、早々に中止が決定されました。

これも致し方ないことですが、せめて裸神輿だけでも被災した市街地のねり歩いたら市民の心にゆとりと希望が灯された気がするのではないか?という私の考えは不謹慎なのでしょうかね?

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2019年10月20日 (日曜日)

空き巣被害

きょうは、郡山市の姉一家のところに行って、浸水被害の片づけを手伝ってきました。その郡山市では、とんでもないことが起こっていました。

福島県の地元紙の記事をそのままアップします

 郡山署は19日、台風19号による郡山市の浸水地域周辺で2件の空き巣被害が確認されたと発表した。
同署によると、同市昭和と横塚で18日、現金約3万円や懐中電灯が盗まれる被害があったという。

同署によると、このほかにも家主と不審な男が鉢合わせるなどの事案が2件あったが、被害はなかったという。
同市若葉町では、家の中に30~40代の不審な男が現れ、「安否確認で来た」などと話し、立ち去ったという。

同署が注意を呼び掛けている。

まさしくその被害が起きている郡山市の浸水被害を被った昔風に言えば「なんて罰当たりな奴」です。

そして、本宮市でもそれは発生が確認された。

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2019年10月19日 (土曜日)

伝わらなかった先人の経験

私が浸水被害の片づけを手伝いに行っている本宮市の旧本宮町地区は、遠い昔から阿武隈川の氾濫に悩まされ格闘し現在に至った“水害の町”の異名もある県内でも有数のところです。

それは↓の本宮市のホームページを見ると一目瞭然です。

https://www.city.motomiya.lg.jp/soshiki/1/330.html
旧本宮町のあゆみ - 本宮市公式ホームページ↑)

この町の老舗で約10年ほど働いていたことがある私ですが、そこの高齢の会長が洪水が懸念されるような大雨が降ると決まって次のようなことを言っていました。

「本宮の水は、雨が止んでから出始める(増水が始まる)」

これは、自然災害の専門家に言わせれば「時間差洪水」という専門用語になり、今回の水害でも多くの人がこれを知らずに恐ろし目に遭ったり命を失くされた現象です。

つまり、テレビではさも新しい専門用語のように報道されていますが、洪水の多い地域では昔から知られたことだったことがよく判ります。

都市部や田舎の別無く、核家族の世帯が多くなってしまった現代はそういった先人の貴重な経験の伝承が行われなくなってしまったこと、その弊害も今回の災害には加味されていた気がします。

そういえば、東日本大震災の巨大津波も、先人の言い伝えが伝承されなかったことによって多くの犠牲が出たことが後に確認されています。

こういう先人の経験からできた言い伝えを伝承する方法、本気で考えるべき時が来ている気がします

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2019年10月18日 (金曜日)

一難去って、歌うボランティア

きょうは、地元の高校生が社会福祉協議会の仕事という形でボランティアに来てくれたのですが、7名も来ていただきました。

話を聞くと、当初は「10名にしていただけないでしょうか」という依頼だったそうで、さすがにそれは断ったそうですが、7名でも多く、仕事の割り振りが途中で無くなる始末となってしまいました。

女子高生が主でしたが、中に歌好きの子が居て作業中ズ~っと大きな声で歌いながら作業をしていました。そして時頼、激しく笑うのです。

「橋が転んでもおかしい年ごろ」とはよく言ったもので、私にはついていけない世界でした。

予定時間に帰宅していただきましたが、すぐに担任らしき先生がお出でになり「ちゃんとやっていたでしょうか?役に立ったでしょうか?」ととても不安そうに聞いてきたので、よくやっていたことを伝えお礼の言葉を申し上げました。

ただ、歌っていたことは、あえて言いませんでした。

それにしても、ボランティアは不足気味だと聞いていたのに、一か所にこんな大勢をよこして大丈夫だったのでしょうか?

もしかして、未だに一人もボランティアが行っていない地域があるのではないかと考えてしまいました。

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2019年10月17日 (木曜日)

安倍総理が来県

きょうは、安倍総理が被災地を訪問し、私の手伝っているところの本宮市にも来ていったらしいが、こちらは何の関係もありませんでした。

ただ、少し報道のヘリの飛び方に変化があり、旋回することがとても多く感じました。

派遣されてきたボランティアの方々と昼食を堤防で食べていた私たち、その上空を低空で何度も旋回されたときには「おれたち映ってるの?」と、笑ってしまいました。

もしかすると、どこかの番組で採用されたかもしれません

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2019年10月16日 (水曜日)

もう4日、まだ4日

水害からの4日目が終わりました。またきょうも手伝いに行ってきました。

昨日に出して立てかけておいた重すぎる畳からは‘赤黒い、いかにも毒々しい水が浸みだしていました。

頼んだはずのボランティアは来ず、姉夫婦とたった3人での片づけとなったきょう、仕事は進んでいるのか、進んでいないのかわからないまま、あっという間に夕方となってしまいました。

気温も一気に下がるなか、申し訳ないが私は帰宅しました。

朗報は、電気が来ていたことだけでした。市街地には、ごみの山と泥がまだまだ居座っています。

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2019年10月15日 (火曜日)

重すぎる 濡れ畳

本日は、水没の被害を受けた本宮市の姉一家の家へ‘様子を見に’行ってきました。

行く前は、手土産を渡し別の親せきの家に行こうと思っていたのですが、惨状と「手伝いに来てくれたの、ありがとう」と言われてしまったら、その場を発ちにくく・・・結局一日中手伝うことと相成りました。

でも、そういうことになるような気もして、実は手袋や服装は整えていったのですけどね。まず、水を含んで重くなった畳の運び方、これがとんでもなく重いわけです。

男性4人がかりでやっとでしたので、どうなることかと思っていたら途中から、姉の知人、そして派遣されてきたボランティアのかた4名が加わりなんとか運び出しましたが、最後のほうは全員が畳の重さで握力が無くなり落とさないようにするのに誰ともなく悲鳴が上がりました。

私としては、もう少しできたのですが停電がいまだに続いているため、暗くなって見にくくなったので帰宅と相成りました。

ということで、きょうはしっかり寝たいと思います。明日は・・・明日も行ったほうがいいだろうな

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2019年10月14日 (月曜日)

阿武隈川氾濫から3日目

どうしても親せきや知り合いの様子が気になって、きょうも行けるところまで行こうと車で水没した本宮市に向かいました。

そしたら、通行止めだったところは解除されていたのでゆっくりと市街地へ、そこは泥の街になっていて市民が家財を外に出していました

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みずいろ公園」の市道沿いの生垣、高さは160~170cmですが上部まで葉が泥で白くなっていました。
この生垣の反対側に阿武隈川の支流で、堤防が決壊した安達太良川流れていて、すぐその傍に総合病院が在り、昨日は水没した一階で透析を受けていた患者さんがヘリで移動されました。

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2019年10月13日 (日曜日)

氾濫収まらず

隣接する本宮市の中心市街地はいまだに水没したままになっていました

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遠くまで水です。午後4時過ぎです。ここは阿武隈川から直線で0.5km以上あり、水が上がったことは、私の記憶する限りありません。

左へ曲がると国道4号線、郡山北署本宮分庁舎があります。

大変な水害となりました。2週間後は本宮市の安達太良神社例大祭が行われる予定になっていますが、今年ははたして行えるかどうか?不明です。

それよりも、毎週母が通う病院もその水没の中に存在し、近づけないのでどうなっているか不明で、心配です。

空にはヘリコプターが飛び交い、東日本大震災の時を思い出してしまいました。

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30回以上のエリアメール

頭痛です。寝不足で頭痛です。

13日午前11時現在、台風19号による大量で長時間の雨で、未だに、阿武隈川など県内の主要河川の氾濫が続いています。

幸い我が家では被害は無かったですが、甥一家の住まい、姉一家の住まい、それぞれの1階部分が水没していることが電話してわかりました。
甥は避難していましたが、姉一家は取り残され救助を待っているとのことでした。

それにしても、エリアメールの多さには参りました。台風よりエリアメールでたたき起こされる夜で、眠れませんでした。

なんといっても、わが村、そして隣接する本宮市、二本松市、郡山市の4市村が各自別々に出すエリアメールが全て入ってくるのには閉口します。さらに途中からは国土交通省からのも加わったのですからたまりません。

総数、現在まで30回以上も受信してあの呼び出し音を聞かされたのです。頭痛がするはずです。なんとか、統一できないものでしょうかね。

結局、「警戒レベル5」の避難勧告・指示まで行きましたが、降っていた時間の長さは気になりましたが我が家では避難はしませんでした。

これではいけないのですが雨の量は、どう考えても7年ほど前の大被害が起きた時のゲリラ豪雨より雨量が少ないのが判ったから避難しませんでした。

今朝、見回りに来た消防団と話したら、やはり被害は1か所ぐらいだったということです。何はともあれ、命に別状が無く、よかったです。

さて、土を流されて運河状態の畑を直しに取り掛かります。きょうは暑い

 

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2019年10月11日 (金曜日)

災害時の便利グッズ

60年ぶりの最強台風19号が、関東を縦断し福島県へとまっすぐに向かってきています。困りました。

乾電池も買ってきましたが、これに関しては便利なものを所持していますので単3乾電池のみ準備しました。

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↑、です。これは単3乾電池を単1乾電池サイズにする便利グッズです。これは100円ショップで買いましたが、ホームセンターでも180円~200円ぐらいで販売されています。

単1電池を使う懐中電灯の電池が無くなったときに単3乾電池でも代用できるようになる便利グッズです。

今はLEDが多くなっていますので、わざわざ値が張る単1乾電池を買わずとも単3乾電池使用で十分です。すでに我が家では2つの懐中電灯はこれを使用して、単3電池使用に切り替えてしまいました。

いざというとき、なかなか単1乾電池は無いものです。これは便利です

とりあえず、気が付くところの補強や、飛びそうなものを軒下に移動し、あとは運を天に任せるだけです。

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2019年10月10日 (木曜日)

ノーベル賞=京大

スマートフォンや電気自動車などに欠かせないリチウムイオン電池を開発し「リチウムイオン電池の父」と称される、旭化成名誉フェローの吉野彰さんがノーベル化学賞の受賞が決定しました。

吉野さんは京大工学部の出身だそうで、すぐに私が思ったのは「やはり、ノーベル賞は京大出身者だった」でした。
ほんとうに京大出身者にはノーベル賞の受賞者が多いと思います。

なんだか、「ノーベル賞を受賞したかったら京大」、「高級官僚になりたかったら東大」の構図が出来上がっている気がしませんか?

ノーベル賞受賞者がいまだに一人もいない韓国、「また日本人が」と思っている国民が多いのではないでしょうか。

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2019年10月 9日 (水曜日)

明日は特異日の10月10日

とんでもない台風19号が日本列島に襲来するにさいし、結果は解りませんがこんどは国(安倍政権)も対策は万全のようですね。

その台風が近づいてるせいもあるのかもしれませんが、明日は雨が降らない天気予報です。

さすが、前回の東京オリンピックの開会式に選択した特異日の10月10日の日ですね。台風さえなければ、スポーツには最高の季節です。ラグビーのワールドカップは良い時期を選択したものです。

前回の東京オリンピックでは不参加だった共産圏の中国やロシアも参加するのに、猛暑です。

灼熱のドーハで行われている世界陸上の競歩で日本は二つの金メダルを取りましたが、選手や関係者からはこれより暑い東京でのレースでは死者が出るんじゃないかという話まで出たようです。

「スポーツの秋」という言葉が日本にあること、世界に発信すべきでしょう。

それよりもまず今の問題は台風19号です。影響が予想される11日・12日は村社の祭りなのですが、どうなるのでしょう・・・不安

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2019年10月 8日 (火曜日)

また年金機構

厚労省の年金問題で出来上がった日本年金機構、あれ以来「ねんきん定期便」というものが来るようになりました。

そしたらその「ねんきん定期便」で不正が行われていた疑いが出てきたようです。

ねんきん定期便の書類を作成するのは民間企業なのですが、その作成業務での入札で談合を繰り返した疑いがあるとして、公正取引委員会は8日、独禁法違反(不当な取引制限)容疑で、トッパン・フォームズ(東京)、共同印刷(同)、ナカバヤシ(大阪)など印刷業者約20社を立ち入り検査を行ったそうです。

関係者によると、各社は遅くとも数年前から、ねんきん定期便に使われるはがきや封書の印刷、発送準備作業の入札で、事前に入札額や受注数量を調整していた疑いがあるとのことです。

年金機構は民間企業となりましたが、実際はまだ厚労省の独立法人であり、またまた厚労省がらみの不正のような気がしてなりません。

今国会で、これも取り上げるのかは不明ですが、安倍政権は公務員の不正を誘発する‘何か’が存在するのかもしれません。

庶民は税金を取られるばかりです

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2019年10月 7日 (月曜日)

大嘗祭の お札?

わが地域の村社である「玉井神社」の秋の大祭が今週末にせまり、地区の社寺係の方がいつも神宮大麻(じんぐうたいま=天照大神のお札:千円)を届けに来ました・・・が、今回はもう一つ縦約80cm・横約20cmの大きなお札(?)がついていました。↓

Img_3600

126代新天皇のご即位と大嘗祭を祝うもののようです。 なんか、すごいです

我が家では床の間に下げましたが、これは全国的なものでしょうかね?

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2019年10月 6日 (日曜日)

野球選手は 珍しい名字が多い

今月は、ラグビーワールドカップでの日本チームの快進撃、世界陸上での日本選手のメダルラッシュ、さらにプロ野球は日本版プレーオフのクライマックスシリーズ、とまさにスポーツ月です。

それらのゲームとは全く関係ない話です。

高校野球でもそうですが、特にプロ野球の選手には珍しい名字がほんとうに多いと思います。ですから、読めない名字の選手も多く、活躍が無いとルーキーや移籍選手にはファンでも読めないことがあります。

わたしは東北楽天ゴールデンイーグルスのファンですが、今年入ったルーキーの投手とカープからシーズン途中に移籍してきた次の二人の読み方が覚えられず苦労しました。

  1. 弓削 隼人(ルーキー大型のピッチャー)
  2. 下水流(広島カープからトレード)

↑読めますか?
1番は「ゆげ はやと」、2番は「しもずる こう」と読みますが、未だにパッとすぐに名が出ないときがあります。

さらに、面白いのは最近はきらきらネームが流行りの中、選手は若いのにイーグルスには古風な名前の選手が複数います。

  1. 赤見内 銀次(あかみない ぎんじ:登録名=銀次)
  2. 茂木 栄五郎(もぎ えいごろう
  3. 八百板 卓丸(やおいた たくまる:登録名=卓丸)*福島県

実に古風な、昭和初期ごろに多かった名前ですよね。そして、3選手とも名字も珍しいと思います。

特に1番の銀次選手は名字が難しいためか、登録名は銀次になっています。詳しくイーグルス選手名鑑で↓
https://www.rakuteneagles.jp/team/player/list/index.html

私の名字も珍名に入りますが、プロ野球を視ていると、日本には本当に多くの名字があることを実感させられますが、なぜ野球に多いのでしょう?

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2019年10月 5日 (土曜日)

オリンピックかがり火

オリンピックのことを指して「五輪(ごりん)」という独特の言い方を、日本人は何の違和感も持たずに使っていますますが、改めて考えるとたった二文字で実に端的にオリンピックを表し、分かりやすく、しかも便利な熟語だと思います。

この言葉を発明したのは、読売新聞記者だった川本信正氏という人物だそうです。

読売新聞記者の川本信正氏は1940年(昭和15年)の東京オリンピック招致(1938年に返上)関し取材をしていた1936年(昭和11年)、「オリンピックは‘6文字’で新聞の見出しには長い、略せないか?」という相談を紙面の編集を担当する整理部から受け、そのころ菊池寛さんが「宮本武蔵の『五輪書』」のことを書いた『文芸春秋』を読んでいて、その‘五輪’書とオリンピックの‘五つの輪’でひらめいたのが「五輪」という言葉だったそうです。

それが読売新聞紙面に掲載されると次の日には他紙も直ぐに使い始めたといいますから、誰もが納得・共感したんだと思います。

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2019年10月 4日 (金曜日)

水族館ランキング ベスト10

旅行口コミサイトを運営する「トリップアドバイザー」ところが一昨日の3日木曜日に、「日本の水族館ランキング2019」のトップ10というを発表し、福島県いわき市にある「アクアマリンふくしま」が6位に入ったことが、地元紙に掲載されました。

このランキングは昨年8月~今年7月に動物園、水族館に投稿された日本語の口コミ評価点、投稿数などを基に評価してランク付けされるようで、同館は、バックヤードツアーや、さまざまな切り口で魚などを展示している点などが、旅行者から好評だったとしてランクインしたようです。

「日本の水族館ランキング2019」 (発表は今回で6回目)

  1. 「沖縄美ら海(ちゅらうみ)水族館」(沖縄県)6回連続1位
  2. 「鴨川シーワールド」(千葉県)※前回2位
  3. 「加茂水族館」(山形県)※前回5位
  4. 「竹島水族館」(愛知県)※ー
  5. 「伊勢シーパラダイス」(三重県)
  6. 「アクアマリンふくしま」(福島県)※ー
  7. 「葛西臨海水族館」(東京都)※ー
  8. 「マリンワールド海の中道」(福岡県)
  9. 「大分マリンパレス水族館」(大分県)※前回3位
  10. 「城崎マリンワールド」(兵庫県)

ランキング1位の沖縄の「沖縄美ら海」は第1回目から1位をキープし、圧倒的人気であることが判ります。

そして目立つのは初ランクインが3か所もあることで、水族館も競争が激しいんだと感じますが、それより多くのところで新たなイアディアで集客を図っていることが感じられました。

ちなみに、「アクアマリンふくしま」がトップ10入りするのは今回で4回目になるそうですから、あっぱれ!です。

あの震災で津波に逢い閉館かと思われた中、スタッフの努力や他県の水族館の協力のおかげで今があること、やはり日本、すごいです。

英語でいうなら、まさしく「クール・ジャパン(素晴らしき日本)」です。

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2019年10月 3日 (木曜日)

被害 403億円超

台風15号による農業被害の調査がやっとまとまったことが「農業共済新聞」に掲載されました。

総額 403億円を超えるものとなり、その中でほとんどを占めているのが農業ハウスの倒壊による被害で、全国で16,000棟以上のの倒壊で総額200億円を越しているようです。

これは台風15号によるものだけのものですから、それ以外の台風や暴風雨による被害は含まれませんので全体ではどのくらいいっているのか、途方もないものであることは間違いありません。

さらに、豚コレラの発生の被害もあります。

特にお隣韓国で大問題になっている「アフリカ豚コレラ」、このウイルスがもし日本に上陸すればその被害は深刻です。
なんといっても恐ろしいのは、アフリカ豚コレラには現在のところワクチンが無いのです。

これらのことでよく判るのは、日本の近代農業は自然災害にものすごく弱いことで、それはまるでオール電化にした家のようです。

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2019年10月 2日 (水曜日)

里の秋

日本海軍がハワイの真珠湾のアメリカ軍基地に攻撃を加え、太平洋戦争が始まった昭和16年、その年に動揺雑誌に投稿された童謡の詩がありました。
題名は「星月夜」、投稿したのは当時は教師で、真珠湾攻撃成功に感激し書き上げた斎藤信夫氏です。

 「 星月夜 」(昭和16年12月) 作詞 斎藤信夫

しずかな しずかな 里の秋
お背戸に 木の実の 落ちる夜は
ああ 母さんと ただ二人
栗の実 煮てます いろりばた

あかるい あかるい 星の
鳴き鳴き 夜鴨の 渡る夜は
ああ 父さんの あの笑顔
栗の実 食べては 想い出す

きれいな きれいな 椰子の島
しっかり 護って くださいと
ああ 父さんの ご武運を
今夜も 一人で 祈ります

大きく 大きく なったなら
兵隊さんだよ うれしいな
ねえ 母さんよ 僕だって
必ず お国を 護ります

歌詞の内容は、ブルーの文字以外の歌詞はあの有名な童謡「里の秋」ですね。これが、「里の秋」の基になった童謡です

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2019年10月 1日 (火曜日)

恐愕(きょうがく)の還元制度

本日より、消費税が10%にあいなりましたが、同時にキャッシュレス決済の場合2%~5%のポイント還元が施行されました。

ところが、この還元制度対象の店舗数は200万店舗あるそうですが、きょうから対応できているのはそのたった4分の1、50万店舗にとどまっていることが判明しました。

残りの150万店舗以上は申請はしているが許可が延滞していているそうで、キャッシュレス決済でも還元は無しだそうです。

これは安倍総理による2度の消費税引き上げ延期あったため「今回も延期か?」という思いもあり、各企業の申請が遅かったこともあるでしょうが、確実となってから申請が殺到したことによるものでしょう。

その結果として、政府・経産省の10月1日からの還元制度が開始の宣言は事実上の虚ということになってしまいました。

この還元制度は来年の2020年6月30日(火)をもって終了になるたった9か月の短期間の(まやかし)制度でもあり、200万全店舗がキャッシュレス還元に対応できたころには・・・終了してしまう可能性があります。

関西電力の幹部が自治体から総額億単位の金品(税金)を授受していた事件が明るみに出ましたが、共産党を除くほとんどの与野党への個人献金の最大は電力会社役員や社員からの献金です。それは企業献金より多いかもしれません。

結局のところ、行きつくところは政治家への‘還元’になるように思えてしまいます。

おめでたい日本国民か?

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