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2019年11月10日 (日曜日)

お祝いの式典が ゛台無し‘‘

昨日9日土曜日、天皇陛下の即位を祝う「国民祭典」が、皇居前広場で開かれ、天皇皇后両陛下は、皇居の二重橋近くから、集まった人たち手を振り祝意にこたえられる様子が報道されていました。

あまり興味もなかったので、行事そのものが在ること自体を知らなかった私はテレビをつけて初めて知った次第で、なんとなく最後のほうの報道を視ていましたが1部、2部と盛大だったようですね。

嵐の歌のところでは雅子皇后陛下が涙する場面もあり、「雅子様は涙もろい人」という印象をより深め近代天皇のお姿に穏やかな気持ちになりました。

ところが、 閣僚や党の重役を担った伊吹文明衆議の万歳三唱が始まって、わたしは白けてしまいました。祭典の流れを完全に無視する万歳三唱に興ざめしてしまいました。
雅子皇后陛下が万歳が始まって「え!」という表情をされたのを多くの人々が気が付きコメントをだしていました。

流れから行ったら、拍手喝さいと歓喜の声、そしてスタンディングオベーションでしょう。

万歳三唱はプログラムに入ったもので、国の威厳(安倍政権の右翼思想)を示したかったのでしょうが、要らなかったです。

それだけでも余計なのに、伊吹衆議のが終わった後に、再び男性の声で「天皇陛下万歳、万歳、万歳」の声が会場に響き、参加者もならって万歳三唱、「天皇陛下」「皇后陛下」「天皇皇后陛下」の言葉でもそれぞれ万歳三唱が続けられ・・・

そしてさらに谷原さんが「天皇皇后両陛下、ご退出です」と告げ音楽隊の演奏がはじまると、もう一度男性の声で「天皇陛下万歳、万歳、万歳」と響き渡っって、谷原さんとフリーアナウンサーの有働由美子さんら司会が式典の閉会を伝えるまで、同様の万歳三唱が何度か続いたんだそうです。

こうなると、もう不気味、まるでカルト集団に思えてしまう異常さでしょう。

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コメント

こんばんわ。
・「文章」を読んで。
確かに、「万歳三唱」は、ちょっとね・・・。

投稿: H.K | 2019年11月10日 (日曜日) 21:44

ひろたさん♬︎
あたしも同感です!
それでなくても諸国家との外交下手なのに
また、某国が「天皇が謝罪しろ!」
なんて言って来そうですよね!
嵐の歌は若者にも年配にも
天皇皇后両陛下にも、国民にも共感と感動の歌だったのに要らんことしちゃって
台無し(○`ε´○)プンプン

投稿: Pee | 2019年11月11日 (月曜日) 07:33

H.Kさんへ

ですよね


Peeさんへ

正殿の儀の安倍総理と同じようにやりたかったんでしょうね。

投稿: 玉井人ひろた | 2019年11月11日 (月曜日) 07:53

たしかに万歳三唱は異様でした。
もっともこのイベント自体、興味なかったですね。
なんで夜に屋外でやっているのかも?理解に苦しみます。

投稿: もうぞう | 2019年11月11日 (月曜日) 16:37

もうぞうさんへ

私も興味が無く視ていませんでしたが、「夜にやった」のではなく、「朝からやっていて終わったのが夜になった」というものです。

投稿: 玉井人ひろた | 2019年11月11日 (月曜日) 17:01

東京さ、出かけていてテレビは夜になってやっと
見たら、パレードなどのニュースオンパレード。
そんなことがあったなんて知りませんでした。
たしかに
そうなるとオカルト集団にみえても仕方ありません。
もともと「天孫降臨思想」の儀式ですから
当然といえば当然でしょうか。

投稿: へこきあねさ | 2019年11月11日 (月曜日) 18:02

へこきあんささんへ

即位お祝いの祭典は、今までの伝統とは全く違う今風のでした。
それだけに残念でした

投稿: 玉井人ひろた | 2019年11月11日 (月曜日) 20:34

○○の儀というのが多すぎます。古来の伝統にもとずきなどと言ってすますが明治以前にはそんなになく、かつてあった儀式をかき集めて復活させたもののようです。あれじゃあ皇室も疲れてしまう。公式行事を簡略化しないと上皇陛下のような被災地見舞いや戦没者慰霊もできなくなる。

投稿: ましま | 2019年11月11日 (月曜日) 21:23

ましまさんへ

大喪の礼も明治に作られたもの、ほぼすべてが明治政府が神格化のために作った行事と言っていいでしょうね

投稿: 玉井人ひろた | 2019年11月12日 (火曜日) 07:48

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