日本人宇宙飛行記念日
1990年の12月2日(日)、当時TBSの記者だった秋山豊寛氏がソ連の宇宙ロケット=ソユーズTM11号に乗り込み、打ち上げは成功し同氏は日本人初の宇宙飛行体験した宇宙飛行士(資格=ソ連宇宙飛行士)となりました。
その日を記念して、きょう12月2日は「日本人宇宙飛行記念日」になったそうです。
ただし、当時はTBS以外のマスコミ全社の報道はNHKを含めて冷たかったですね。さらに宇宙飛行士だとも報道しなかったはずです。
ところが、1992年(平成4)9月12日に2番目にアメリカのスペースシャトルで宇宙飛行に成功した毛利衛氏の時は「日本初の“宇宙飛行士”(資格=アメリカ宇宙飛行士)」などとして、全局が毎日毎日大騒ぎでその話題で持ちきりになりました。
ですから、人によっては「毛利衛氏が日本人初の宇宙飛行士」だと勘違いしている人もいたはずです。
この差別報道で、秋山氏の影はすっかり薄くなっっていたことを記憶しています。
あの差別報道は、なんだったのでしょう?ソ連への敵視、アメリカへの忖度、同じマスコミ人としての嫉妬だったのでしょうか。
わたしはこれを昭和のことだったと思っていましたが、1990年は年号が変わり「平成2年」だったんですね。
人の記憶って、やはりあてになりませんね。
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コメント
私は知っていましたが、多くの人が誤解しているでしょうね。
ただ内容を見れば、ある程度は仕方ないと思います。
投稿: もうぞう | 2019年12月 3日 17:45
もうぞうさんへ
方や「宇宙レポート」、方や1週間の滞在と研究、、やったことには大きな差がありますが、どんなにあがいても秋山さん初の宇宙飛行士は事実ですよね
投稿: 玉井人ひろた | 2019年12月 3日 18:26