NHKへ「上皇陛下は存命ですよ」
大相撲は、本日は今上天皇陛下がお出でになりご覧になりました。愛子様が大相撲のファンだということでした。
そして、きょうのNHKテレビ中継の担当アナウンサーは藤井康生氏、昭和32年(1957)1月生まれ、63歳のベテランでした。
ところが、愛子様の紹介は間違う、そしてなんといっても上皇陛下を“平成天皇”と言い方を、何度も、何度も、何の躊躇もなく連呼して紹介したのです。
テレビを視ていたわたしのほうが、「だいじょうぶか?」とハラハラして聞いていました。
まだ平成天皇という言い方は存在していません。
もしその平成天皇が充てられたとしても、それは上皇陛下が亡くなったとき に贈られ名=謚号、つまり一般人の「戒名」になります。
つまり藤井アナは、亡くなってもいない上皇陛下だけじゃなく上皇皇后陛下や、今上天皇陛下に対しても、とんでもない縁起の悪い失礼なことを連呼してしまったわけです。
だいたい、天皇陛下に限らず自分の親や家族、自分自身が死んだ人のように言われて気分が良い人、はたしてどのくらい居るでしょうか?
さすがに視聴者からNHKに対し、苦情が殺到したのでしょう。
途中で藤井アナは放送中に「平成天皇と言いましたが、正しくは上皇陛下でした」という訂正のコメントを出しました。
ただ、ご本には詫びる風もなく「何が悪かった?」という感じの口調の訂正でした
このかたはNHKでは指導的立場のはず、こんなことぐらいは知らないのかと驚いてしまいました。
今頃は、宮内庁、または総務省あたりからNHKに対しきつい言葉が伝えられているかもしれません。
| 固定リンク | 1
コメント
お説の通りですが、明治以前は、亀山上皇とか、仏門に入られて亀山法皇とか、当時どう呼称されていたか、確かな証拠があるのかどうか不明です。複数の上皇があっった場合はどうなのかもあります。
厳密に考えることもないのではないでしょうか
投稿: ましま | 2020年1月25日 (土曜日) 19:44
こんばんわ。
・「文章」を読んで。
今後は、この様な事が無いようにして欲しいし、まさに「アナウンサーの恥」にならないで欲しいですね。
投稿: H.K | 2020年1月25日 (土曜日) 21:04
わたしなんざ、ああ、そうだったのですか、
としかこのご意見を聞いて思いました。
平成天皇ってわかりやすく、愛称ぐらいにしか
思っていませんでしたので。
時代とともに、その呼称が「戒名」だなんて思う人は
もしかして少なくなっていくかもしれません、と
思うのはあまりにも知らなさすぎ?
投稿: へこきあねさ | 2020年1月26日 (日曜日) 06:01
ましまさんへ
その当時の庶民は天皇の名は知っている人が居ないので、勝手に好きな名で呼んでいたのではないでしょうか
H.Kさんへ
NHKのアナウンサーなら、それくらいの知識はあって当然と言われますね
へこきあねささんへ
昭和天皇が存命の時に「昭和天皇」という言い方がなされ、かなり問題視されたのも忘れているんでしょう。
そもそも、自分自身や存命の親を死んだかのように言われて、気分が良いでしょうか?
投稿: 玉井人ひろた | 2020年1月26日 (日曜日) 07:59
そんなことがあったんですね。
ビックリですが、私も戒名のようなものだとは、知りませんでした。
投稿: もうぞう | 2020年1月29日 (水曜日) 19:05
もうぞうさんへ
知らない方が多いと思いますが、NHKアナウンサーはまずいと思います
投稿: 玉井人ひろた | 2020年1月29日 (水曜日) 19:41