国会議員の貯金の怪
1月6日(金)に昨年の7月に当選した参院議員=124人の資産等報告書が公開されました。
その報告書の中で、当選者の約60%にあたる79人の参議員の預貯金が「00」、つまり預貯金が無いという報告がなされました
政党別の預貯金ゼロ者数 トップ3
- 自民党 = 34人
- 立憲民主党= 11人
- 公明党 = 8人
日本維新の会=8人
こうした議員は増加傾向なんだそうです(※、2013年当選組では62人、2016年では71人だった)が
なぜこんなことが起こっているのか?というと、それは国会議員の資産報告書に資産として報告義務は定期預金などにはあるのですが、
「普通預金」には無いからなのだそうで、預貯金をすべて普通預金口座に移してしまえば「預貯金=0」ということになるのです。
これは、超低金利が続く中で資金を普通預金に据え置く議員が増えたことが要因だとの見方もあるようですが、資産公開の欠陥が理由であることは素人でも判ることです。
国会議員にはこういう抜け道が沢山有るのは知っていますが、こんなのまでつくってあったのかと思った年の初めです。
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コメント
おやまあ、そうなのですか。
これじゃまったく資産公開の意味ないじゃないですか。
法律というものは、抜け穴をつくるために
いかにも正義に基づいて作られているようにみせかける、
そんな一面もありますね。
投稿: へこきあねさ | 2020年1月 8日 (水曜日) 20:47
こういうことに関して野党が徹底追求するんじゃ無くて、一緒に便乗しちまおうっていうところに失望しちゃいますね。
投稿: koji | 2020年1月 9日 (木曜日) 03:57
クルマは小型車以下は報告しなくてOKだとか?
書画骨董も100万円以下は対象外だとか?
いろいろあるようですね。
投稿: もうぞう | 2020年1月 9日 (木曜日) 07:08
へこきあねささんへ
抜け道ありきで作っているのかもしれません
kojiさんへ
こういうのは同意しちゃうんですね(共産党除く)
もうぞうさんへ
姑息ですよね
投稿: 玉井人ひろた | 2020年1月 9日 (木曜日) 07:50