武漢から来日した中国人女性
きょうのワイドショーでコロナウイルス関連の報道を行った中で、武漢から家族で日本にきたという中国人の若い(20代)女性へのインタビューに、私は少し先入観を改めました。
その女性は、何度も来日しているのか、日本語がとても上手でもちろんインタビューにも日本語で答えていました。
どちらから来られましたか?>
「中国の武漢から来ました。日本にはご迷惑をかけないようにします。すみません」
観光ですか?>
「観光です・・・でも本当は武漢から家族を守るため日本に避難したのです。すみません」
「熱が出たり、体調が変になったらすぐに病院に行きますので、ご迷惑はかけません。すみません」
その武漢から来た中国人女性は悲しげな顔で、何度も何度も「すみません」を繰り返すのでした。
災難に遭っているのは武漢の人々のほうなのに、なんだかこちらのほうが恐縮してしまいました。リポーターも同じだったと思います。
この女性のおかげで、中国人への印象がかなり変わった気がしました。
人は、ちゃんと話をすること、解りあおうとすること、それこそが肝心だと改めて感じましたし、言葉って大事ですよね。
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コメント
こんばんわ。
・「文章」を読んで。
「すいません」と言うなら、「最初から日本へ来るな!!。」と言いたいですね。
投稿: H.K | 2020年1月26日 (日曜日) 21:36
H.Kさんへ
いろいろな意見はあるでしょうね
投稿: 玉井人ひろた | 2020年1月27日 (月曜日) 07:51
そうですね。話せばわかり合えるのですね。
投稿: 吉田勝也 | 2020年1月27日 (月曜日) 11:41
吉田勝也さんへ
言葉が通じるって、大切ですね
投稿: 玉井人ひろた | 2020年1月27日 (月曜日) 15:37
自分の住んでいる所が、ウイルスの発生源だったら、逃げたいでしょう。
なんとか逃げるさんだんをしますね。
とは言え、自己中心的な思想になるわけですから。
お金持ちだけが逃げられる?
貧乏人は危険なところに留まざるを得ない?
投稿: もうぞう | 2020年1月27日 (月曜日) 17:58
もうぞうさんへ
結局のところ、そうなってしまいますね
投稿: 玉井人ひろた | 2020年1月27日 (月曜日) 19:56
その女性は「疎開」という言葉を知っているだろうか。疎開はもともと日本語ではない。中国由来の漢字を組み合わせた戦中の熟語。国境はないようです
投稿: ましま | 2020年1月27日 (月曜日) 20:34
ましまさんへ
中国由来の漢字でしたか。
それは知りませんでしたが、疎開という町ごとの避難行動は、江戸の町に存在していました。
時季は今頃で、大火が多かった江戸では商家などが火災から妻や子供たちを守るため近郷近在に疎開させていたそうで、今の時期は江戸の人口は激減していたそうです
投稿: 玉井人ひろた | 2020年1月28日 (火曜日) 08:21
疎開が江戸時代に使われているのは知りませんでした。天領でない他国へは簡単に移れないので、清水次郎長じゃないが、駿府の田舎あたりですかね。
投稿: ましま | 2020年1月28日 (火曜日) 13:52
ましまさんへ
江戸時代の田舎・郊外というのは、かなり違います。
そのころの田舎というのは武蔵野=現在の埼玉、そして新宿(にいじゅく)もそうですので、その辺だと思いますよ。
投稿: 玉井人ひろた | 2020年1月28日 (火曜日) 14:26