女子高生の崖崩れ死亡事故
1月5日に神奈川県逗子市で起きた、歩道を通行していた18歳の県立女子高生が土砂崩れで生き埋めになり、亡くなってしまった災害事故が発生しました。
報道によれば、もしこの女子高生の遺族が損害賠償訴訟を起こした場合、この土地の所有が県や市の所有ではないので、民法で定めるところの『土地工作物責任』という制度によると
>土地の工作物の設置や保存の瑕疵(かひ)によって損害が生じた場合、占有者が責任を負う。
という内容に合わせると、瑕疵があったと考えられる法面の占有者である集合住宅(マンション)の管理組合か所有者全員が『土地工作物責任』を負うことになる可能性が有るらしいのです。
亡くなったのが18歳ということで、賠償額は裁判費用を含め約1億円ほどになると推測されるそうです
つまり、この賠償額を集合住宅(マンション)の総戸数=38戸で割ると、住人1戸当たりの負担は約260万円以上という計算になります。
大事な娘さんを失くされた遺族として、泣き寝入りは絶対にできないと思いますし、はたして、実際の賠償責任はどうなるのでしょうか?
土地や賠償問題って、ややこしくて素人には理解不能です。
弁護士って料金が高額だと聞きますし、「法テラス」というのもよく解らないし、私たちにできるのは、災害に逢わないことを祈るしかないようです。
| 固定リンク | 0
« 白い玄関 | トップページ | ココログの残容量 »
コメント
こんばんわ。
・「文章」を読んで。
女子高生の事故死、無念としか言い様がないですね。
投稿: H.K | 2020年2月 8日 18:51
H.Kさんへ
ほんとうですね
投稿: 玉井人ひろた | 2020年2月 8日 20:08
マンション建設請負業者の責任はどうでしょうか。かつてそんな企画をした経験がありますが、地目が山林や雑種地の場合、過去何に使われていたか、形状はどうか、排水の流れはどうか。それから地盤を見て必要なら掘削やボーリングもします。
写真で見る限り、崩壊現場と建物は無視できないほど接近しており、施工費節約のため手を抜いたのではないでしょうか。
投稿: ましま | 2020年2月 9日 10:29
ましまさんへ
同なんでしょうかね。もしかすると、建設が終了した後に道路拡幅工事が行われ、のり面が削られ角度が無くなった可能性もあります。
投稿: 玉井人ひろた | 2020年2月 9日 16:03
これもたいへんなことで、賠償問題は当然でしょう。
しかしさらに大変なのは、例の大型クルーズ船。
発生する、している費用は誰が負担するのでしょうね?
投稿: もうぞう | 2020年2月 9日 18:55
もうぞうさんへ
どうなるんでしょうかね。
投稿: 玉井人ひろた | 2020年2月 9日 20:15