「基礎疾患」と「持病」の違うの?・「原疾患」て?
新型コロナウイルスの感染によって重篤な症状になったり、死亡しているのは「基礎疾患」を有する高齢者がほとんどです。
厚労省サイト↓
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/newpage_00006.html
全国の学校を臨時休校した政策についての街頭インタビューで、高齢の女性が「子供たちを守るためには致し方ない」と答えていましたが、「危険なのは子供じゃなく、あなた自身です」と、思わずテレビの高齢女性に向かって突っ込みを入れてしまったわたしです。
ここで頻繁に使われている「基礎疾患」というのが、よくよく考えると判るようでわからない言葉です。
簡単に言えば「持病」があって、それようの処方箋を服用していることを言っていると、わたしは理解していますが「?」です。
「基礎疾患」の考え方↓
- 元々患っている病気が、ある症状や下地(したぢ=基礎)になっているような場合に、その元の疾患のことを「基礎疾患」と呼ぶことが多く、個別にどの病気が基礎疾患と決められてはない。
(1)主として血液(血管)や代謝などに関連する全身性の疾患。例:高血圧、糖尿病など
(2)全身への影響が大きい重要臓器の疾患。例:慢性心不全、重症肝障害、慢性腎不全など
(3)呼吸器感染やワクチン接種などで急性の症状が重症化しやすい疾患。例:慢性肺疾患、病気や薬による免疫不全状態など
(4)膠原病(こうげんびょう)や神経疾患、神経筋疾患など。例:リュウマチなど
「持病」とは
- 持病は、なかなか治らず、常に、または時々起こる病気や慢性病気全般、また腰痛・頭痛や胃痛などの痛みなどの症状を伴う疾患に使われもので医学用語ではない。
「原疾患」とは?
- 「原疾患」は医療者側が使うことの多い医学用語で、
例えば、「慢性腎不全」の状態が最終型となる場合に、多数存在する原因の中で最初の原因である個別の病気を指して「この患者の慢性腎不全の原疾患は、糖尿病性腎症ではなく慢性糸球体腎炎です」というように使われる。
持病、基礎疾患、原疾患の共通点は厳密な定義が無いということですが、要するに基礎疾患・原疾患などは医学的用語、「持病」は一般人がつかうそれの総称と考えればいいようです。
そうなると、わたしの持病は「基礎疾患」になるのか?ならないのか?とあちこち見たら、やはり基礎疾患になるようです。
詳しくは、少し古い資料ですが厚生労働省で出しているのをみつけましたので参照にしてみてください。
注、形式はPDFになっています↓
https://www.mhlw.go.jp/kinkyu/kenkou/influenza/dl/infu091028-02.pdf
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コメント
患者は知っていても知らないふりをした方がいいですね。匙加減は医者の役目ですから
投稿: ましま | 2020年3月 1日 (日曜日) 17:59
こんばんわ。
・「文章」を読んで。
これまでに亡くなれ方は、殆ど「高齢者」が多いのが分かります。
それにここまで被害が拡大するとは思っても居ませんでしたね。
1日も早い「特効薬」が完成出来、「新型コロナウイルス問題解決」へ結びつけて欲しいですね。
投稿: H.K | 2020年3月 1日 (日曜日) 19:09
私も持病があります。早く特効薬が出来、終息に向かって欲しいものです。
投稿: 吉田勝也 | 2020年3月 2日 (月曜日) 11:58
ましまさんへ
そうするのも一つの手かもしれませんね
H.Kさんへ
特効薬はできないかもしれませんが、近いものはできるでしょうね
吉田勝也さんへ
8か月(12月~7月まで)の予想もでているようです
投稿: 玉井人ひろた | 2020年3月 2日 (月曜日) 13:54
大まかには理解で来ますが、解ったようでわかりにくい「差」ですね。
年配になると多くの人が、もっている病気なのでしょうね~
投稿: もうぞう | 2020年3月 2日 (月曜日) 18:08
もうぞうさんへ
慢性疾患をもっている人ということでしょう
投稿: 玉井人ひろた | 2020年3月 2日 (月曜日) 20:00