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2020年5月18日

コロナ関連死

きょうの地元紙朝刊の県内ニュース、そこには悲しい記事が載っていました。

東日本大震災によって自宅に住めなくなった人の為に、県内各地に設けられた災害公営住宅が存在しています。

その中の南相馬市原町区に在る公営住宅で、一人暮らしの69歳の男性が亡くなっているのが発見されたという記事でした。

異常に気が付いたのは市の水道局の職員で、「○○さん宅の、2か月間の水道使用量が異常に少ない」というもので、そこから男性の身内に電話し警察と身内の方とで中に入って、リビングで倒れている男性を発見したようです。

死因は脳梗塞らしいですが、死後2か月以上経っていて、かなり腐乱が進んでいたそうです。

一人で、どんな思いで死を迎えたのでしょうか?・・哀れなものです。

男性の最後の声を聴いたのは、前任者が3月初めに様子を聞いた電話だったそうですが、なぜその後2か月間も気づかれなかったか?というと理由はこうです。

その居住区は、被災者で集まった災害公営住宅の団地で、自治会は無かったそうですが、毎年集会が行われその年の一人暮らし世帯などを見回る係を決めてきたそうです。

ところが、今年は新型コロナウイルス対策として集会が中止、そのため担当の人選ができなかったため、巡回が行われなかったそうです。

これは、震災関連死になるのかもしれませんが、“コロナウイルス関連死”とも言える気がします。

全国で、コロナ患者が優先され、別の重病人が亡くなっているケースや自殺者が増加しているとの報道が出始めていますが、まだまだこいう「コロナ関連死」が増えそうで、こっちのほうが恐ろしいです。

 

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コメント

水道の検針も1ヶ月にしましょうかね。
なんてね。
しかし新型コロナ対策は、異常かとも映るような気がします。だって過密になったからウイルスが発生するわけではないんですから。

投稿: もうぞう | 2020年5月22日 07:08

もうぞうさんへ

そうとも言えますね。

投稿: 玉井人ひろた | 2020年5月22日 07:55

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