現場医師の深い話
きょう、新型コロナウイルス患者も受け入れている病院のICU(集中治療室)を統括している医師から、とても深い言葉を耳にしました。
一字一句同じとはいかないですが、私の記憶に残ったその医師の言葉の内容はこうです。
「できないこと の理由を探すより、今できること を探すのが我々の仕事だと思っています」
つまり、「国の初動が遅くなったのはなぜだ」とか、「PCR検査が進まないのはなぜか」とか、「マスクが足りない。医療機器が足りない。スタッフが足りないのは誰が悪いのか」とか、そんなことを言っている場合じゃなく、目の前の患者をどうやって治療するかが私たちの仕事だということです。
ワイドショーや報道番組や報道を視てあーだこーだ言っている自分が、気恥ずかしくなりました。
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コメント
ひろたさん!
札幌の夜は時計台もサッポロビール園も
駅も札幌タワーも ありとあらゆる所ブルーに染まって
医療従事者への感謝とねぎらいに満ちています!
北海道民も頑張って自制してると思うんだけど
それでも 増えている感染者と死者・・・!
私たちも「今できることを しなければなりませんね!」
投稿: Pee | 2020年5月 2日 10:38
Peeさんへ
我が家からほど近いところには「アサヒビール園」(アサヒビール工場)がありますが、気にして見たことが無かったです。
こんど、交通事故に気を付けて見てみたいと思います
投稿: 玉井人ひろた | 2020年5月 2日 14:00
おお~
賞賛すべき文章ですね。
素晴らしい人っているものですね。
投稿: もうぞう | 2020年5月 3日 18:40
もうぞうさんへ
自然に言葉が出たのでしょう。プロフェッショナルですよね
投稿: 玉井人ひろた | 2020年5月 3日 18:48