BCG接種 vs コビッド-19
子供のころ、痛い注射の一つに「BCG」がありました。
これをやる前に、BCGの接種が必要かどうかを検査するツベルクリン反応検査というのがあり、その結果が検査され結果が出る際の緊張は今でも記憶に残っています。
これは、結核予防のため長い間行われてきた医療行為でしたが、『結核予防法等』の改正により、平成15年(2003)4月1日から廃止され、さらに平成24年(2013)4月1日からは感染症予防法の改正によりツベルクリン反応検査は廃止になったようです。
現在は問診票調査やX線検査によって、結核検査が行われるようです。ただ、希望者はツベルクリン反応検査(約3000円ほどかかる)が行われるようです。
BCG接種は継続されているようです。
さて、パンデミックが起こっているコビッド-19感染での致死利率について、外国のある研究者が、
「アメリカ・イタリアに比べ、アジアの日本・台湾・韓国の3ヵ国だけが感染しても異常に致死率が低い理由は、この3ヵ国がBCG接種が義務であることが要因ではないか」
※アメリカ、そしてイタリア等のヨーロッパの致死率上位の国家にはBCG接種の義務は無い。
という論文を発表したのが話題になっています。
まだ、医学的根拠は確かめられていないようですが、考えてみれば日本で亡くなっているのが、BCGの効力が薄くなった高齢者が主であることなど、なんとなくそうかもしれないと思いたくなる結果があります。
もし、BCGで抗体ができるなら・・・私は感染しても死なない?
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コメント
初めまして。
楽しく拝見しています。
私の見方が悪いのでしょうか、5月以前の記事を見たいのですが。直接アドレスを変更しています。
そうすると前月や先月のページにいかれるトップがあります。
何かを変えれば良いのでしょうか?
よろしくお願いいたします。
投稿: 風流人 | 2020年5月21日 22:25
風流人さんへ
こちらこそ初めまして、コメントありがとうございます。
以前の記事は、右サイドバーの下部の「バックナンバー」をクリックすれば1年分は見れるかと思いますが、それ以前は左サイドバー下部のカテゴリーをクリックしてもらうと、ある程度は見れるはずです。
投稿: 玉井人ひろた | 2020年5月22日 07:54
!(^^)!
投稿: 吉田勝也 | 2020年5月22日 12:27
早速の御回答有難うございます。
肺病で亡くなる人が沢山いますね。
体力が低下すると悪さをするウイルスが増えてくるようです。
そうすると抗体が出来て治るのですが、人によっては抗体が自分の細胞を異物と誤解して攻撃するとか。
本当に厄介なことです。早く落ち着いて欲しいです。
投稿: 風流人 | 2020年5月22日 13:06
確かに統計的に、BCGを摂取している国の方が
死亡率が少ない。
因果関係はいまのところ考えられないと
医療の専門家はいう。
でも、今 オーストラリアで臨床試験の最中
なのです。 なにかでてくると
コロナ対策に朗報があるかもしれません。
投稿: へこきあねさ | 2020年5月22日 16:23
吉田勝也さんへ
科学的根拠が早く示されると良いですね
風流人さんへ
どういたしまして。
ただ、結核も特効薬が効かない「スーパー結核」というのができて、医療関係者の悩みの種だそうですから、楽観視はできないのが困りものです
へこきあねささんへ
これから、もっともっと朗報が増えることを、心から望みます
投稿: 玉井人ひろた | 2020年5月22日 16:59
こんにちは、玉井人ひろたさん。
コビッド-19が何を指すのか最初分かって
いなかったのですが、新コロナウイルスの
ことだったと分かりました。
教えて頂いてありがとうございました。
BCG接種している国が死亡率が低いという
ことが証明出来れば朗報ですね。
本当に朗報が増えることを望みます。
投稿: 浜辺の月 | 2020年5月24日 14:20
浜辺の月さんへ
「コビッド-19」、日本国内では知名度がまだ低いようなので、あえて使っています
投稿: 玉井人ひろた | 2020年5月24日 14:22
BCG接種、いやでしたね。
予防接種の中でも最悪のイメージでした、
投稿: もうぞう | 2020年5月25日 06:46
もうぞうさんへ
昔は、注射針も使いまわしでしたから、後になるほど痛かった
投稿: 玉井人ひろた | 2020年5月25日 07:52