5月22日・23日の旧暦日付けに注目
今月のカレンダーで、先週末の5月22日(金)と23日(土)のところで面白いことがあったのを、気が付いた人はどのくらい居たでしょうか?
さて、今年は政治では中国の習近平来日や「桜を見る会」をめぐる追及、そして降ってわいたコビッド-19感染問題でオリンピック開催の延長決定など、問題が次から次へと出てくる年となりました。
そのため、全く話題にもなりようが無くほぼ忘れた状態で5月になってしまいましたが、オリンピック開催年、つまり今年は閏年です。
それは旧暦でも同じなのです。
ただし、旧暦の場合は西暦のように2月に一日分加算され29日がつくのではなく、閏月として丸々一か月分が加算されます。
- 西暦=365日×三ヵ年。366日の閏年が一ヵ年
- 旧暦=355日×三ヵ年。385日の閏月が一ヵ年
※一年は356日、または閏月が386日の場合もある。
つまり今年の旧暦は、13か月あるのです。
旧暦記載があるカレンダーを見ると、5月22日=旧4月30日、5月23日=旧閏4月 1日という、そのおもしろい日付が確認できます。
今年は、旧4月次にもう一度旧4月が連なりますが、それが閏月です。
閏月は月が決まっているのではなく、難しい計算の元で月が選ばれるようです。(前回は8月だった)
ちなみに、旧暦の4月というのは必ず「仏滅」から始まりますが、閏4月も「仏滅」から始まっていました。
ただし、旧4月は30日までありましたが、旧閏4月は29日で終わっていました。
そこまでは、気が付きませんでした。
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(※旧暦の月末は30日と29日の二通りだけで、31日という日付は存在しない)
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コメント
読ませて頂きました(*^_^*)
投稿: 吉田勝也 | 2020年5月26日 17:02
吉田勝也さんへ
ありがとうございます
投稿: 玉井人ひろた | 2020年5月26日 18:16
五月待つ花橘の香をかげば昔の人の袖の香ぞする
伊勢物語より
元夫が元妻に接待を受けているときに、酒の肴として出されていた橘をとって詠んだ歌です。
作者不詳
投稿: 風流人 | 2020年5月27日 17:19
風流人さんへ
肴に「花」、まさに風流ですね。
投稿: 玉井人ひろた | 2020年5月28日 07:58
もちろん閏年は、知っていますが、旧暦の仕組みはよく分かりません。
って言うか全く分かりませんね。トホホ。
投稿: もうぞう | 2020年5月28日 18:49
もうぞうさんへ
旧暦の計算は、世界一難しい書式を使っていると思います。
先人の偉大さが判ります
投稿: 玉井人ひろた | 2020年5月28日 19:38