故郷納税の返礼が墓参?!
「ふるさと納税」を集めるため、肉やビールなど豪華な返礼品を使用したことが制度の趣旨やルールに違反しているとし、自粛を求める総務省の再三の通知も無視した大阪府泉佐野市に対し、同省は新たなルールを設けこの制度対象から泉佐野市を除外することを決定するまでに至りました。
ところが、除外された泉佐野市は「総務省の処分は違法」だとして、国を相手取り除外取り消しの訴訟を起こしました。
裁判は最高裁まで行き、結果として
6月30日(火)最高裁第3小法廷
- 新制度に参加する要件を定めた総務省のルールは違法で無効。
国勝訴とした大阪高裁判決を破棄し、泉佐野市の逆転勝訴が確定。
(宮崎裕子裁判長他、裁判官5人全員一致の結論)
高市早苗総務相は「判決内容を精査した上で、判決の趣旨に従い、できるだけ早く必要な対応を行う」と内容不明のコメントをしましたが、結果として安倍政権お得意の後出し法律を、裁判所は認めなかったことになります。
こ違法と判断された後出し新ルールによって、わが村の返礼品の村の商品券を廃止しなったことはどうなるのでしょう?
そんなこんなの騒ぎ依頼、ふるさと納税の話題はとんと聞かなくなりましたが、今でもこの制度は地方自治他の良い収入源になっています。
このほど福島県の県庁所在地である「福島市」では、お盆が近いということで返礼品の一つに「墓参代行」(業者委託)というの始めました。
対象は寄付額が4万円以上の方になるようですが、おもしろい返礼品を考えたものです。時代ですねえ
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コメント
墓参代行はもともと民間業者に依頼という形で
あったけど、このご時世。
当人は遠出せずにすむ、ご当地は遠方からの感染疑惑
を払拭できる、 ウィン・ウィンの関係なんで
しょうね。
ジジ・ババにとってはさみしい夏になりました。
投稿: へこきあねさ | 2020年7月23日 09:08
御先祖様も喜んでいるかも。
ネットで墓参り、ロッカー式の墓前で供養、散骨で海に墓参り
墓参りされない寂しい墓石もある。
それぞれの事情が過去の思い出にある。
田舎の縁側で素麺やスイカを食べたあの夏はない。
投稿: 風流人 | 2020年7月23日 09:45
幽霊ーー「この人だ~れ」
投稿: ましま | 2020年7月23日 09:49
へこきあねささんへ
こういう商売が成り立つ時代になった、ということなんでしょうね
風流人さんへ
井戸で冷やしたスイカを、縁側で従弟と食べていました。
ましまさんへ
そう思うかもしれませんね(笑)
投稿: 玉井人ひろた | 2020年7月23日 10:46