幼児にマスクは危険!?
世界保健機関(WHO)と国連児童基金(ユニセフ)がコビッド-19感染拡大防止に向けたマスク着用の指針として、5歳以下の着用は不要とした
6月10日、『日本小児科医会』から下記のような注意喚起の発表なされています。
『2歳未満のこどもへのマスクは不要、むしろ危険』
- 乳児の呼吸器の空気の通り道は狭いので、マスクは呼吸をしにくくさせ 呼吸や心臓への負担になる。
- マスクそのものやおう吐物による窒息のリスクが高まる
- マスクによって熱がこもり熱中症のリスクが高まる
そして、8月22日までに世界保健機関(WHO)と国連児童基金(ユニセフ)からも『原則5歳以下のこどもはマスクを適切に使用できない可能性があり、むしろマスクを着用すべきではない』と助言発表がありました。
これはコビッド-19の感染防止対策で、18歳未満の子どものマスク着用に関する指針をまとめたものです。
その詳細>
- こどもによる感染は詳しく分かっていないが、他の年代に比べると他人に感染させる可能性は低いとされている。
- 5歳以下の幼児は、まだ体温調節が難しくマスク着用で熱中症などで重症化するリスクのほうが高いので、むしろマスクを着用すべきではない。
理由は不明だが、ウイルスを体の細胞の中に引き入れるようなシステムが赤ちゃんは薄いようで、ほとんど赤ちゃんはコビッド-19には感染していない現実がある - 一部の地域では5歳以下でもマスクの着用を義務付け、患者の近くで生活している子どももいるが、着用する場合には、保護者などが安全に十分に注意する必要がある。
- 6~11歳については、地域での感染の広がりや、重症化するリスクが高い高齢者と同居しているかなどを考慮して判断する
- 12歳以上は大人と同じようにマスクを着けるようにし、特に対人距離が1メートル以上、確保できない場合などでは必要
- 障害などがある子どもは、保護者や医療関係者がケース・バイ・ケースで判断する必要があるが、
重度の認知障害や呼吸器障害を持つ子どもは、マスク着用を義務付けるべきではない - 子どもの年齢を問わずスポーツや身体を使って遊んだりする際は、呼吸を妨げないようにするため、マスクは不要。
その代わりに、一緒に遊ぶ子どもの人数の制限や手洗いの徹底といった対策が重要
子どもがマスクを着用すべきか否かは議論になっていますが、日本小児科医会、WHO、ユニセフが発している内容をみれば「子供にマスクは不要、かえって危険」という結論になります。
先日のお盆、姪一家の一番下の乳児はマスクをしていなかった気がしましたが、6月の日本小児科医会の発表を知っていたのだろうか?
恥ずかしながら、わたしは2か月も経った今日になって初めて目にしました。
テレビでやっていましたか?
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コメント
子供が感染するルートは、家庭内で有ると言われている。
大人は、特に父親が外から持ち込む為でしょう。
しかし家庭内の感染防止は難しいでしょう。
家の中でマスクは着けないようで、父親の責任は重い。
あとはワクチンに頼るだけ。
飲み屋、換気、会話、無用な外出、適度な運動 を忘れずに。
過ぎたるは猶及ばざるが如し
投稿: 風流人 | 2020年8月25日 18:46
風流人さんへ
わたしはワクチンより、重症化しない新薬が欲しいです
投稿: 玉井人ひろた | 2020年8月25日 19:28
マスクは呼吸にフェイルターを掛けるようなものです。
どうしても呼吸が浅くなりがちです。
私もマスクをしていると、口呼吸で補っているようです。
子どもなら尚更?
投稿: もうぞう | 2020年8月26日 19:20
もうぞうさんへ
どうしてもそうなりますね。
ガーゼのマスクでも、長時間漬けての作業は苦しくなります
投稿: 玉井人ひろた | 2020年8月27日 07:48