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2020年10月 4日 (日曜日)

ラーメンの街を、クマが闊歩する

ラーメンと蔵の町として、全国的にも有名な福島県の喜多方市で今、全く違うことで地元では騒然としています。

先週の10月2日の早朝6時過ぎごろ、喜多方市の駅前の住宅街の住民から「クマが道路を歩いている」との目撃情報を受け警察がパトロールを開始します。

それからすぐの午前7時半前、その通報現場近くに住む男性(50代)が出勤するために自宅から出たところクマに遭遇し襲われ、右手と左足をひっかかれ負傷するということが発生、それをパトロール中喜多方署員が発見し熊は逃げていったそうです。

男性は命に別状はなかったのですが、熊は4日の今日現在になっても発見されておらず、喜多方駅前の住民は未だに不安な日を過ごしているようです。

クマの出没を受けて、現場から1キロほどにある喜多方市立第二小学校では、保護者が迎えにきたりしているようです。 

冬眠に向けてクマの出没は10月以降に減るとされていますが、県の自然保護課では「クマがエサを求めて、夜間に移動し、市街地に迷い込んだ可能性がある」と指摘しています。

たぶんその可能性は高いでしょうが、喜多方市の駅前の住宅密集地に野生のクマが入り込むという事実がこれからも繰り返される可能性も有り、それは喜多方市だけの話ではないですね。

わが村でも、役場前に熊が現れて大騒ぎになったことがありましたが、温暖化で冬眠をしない熊も出てきたり、本来夜行性のイノシシなどが日中に住宅街に現れたりしている事実、自然界になにか異変が進行しつつあるのかもしれません。

気を付けねばなりません。

ちなみに、我が家では畑どころか玄関前の庭をイノシシに荒らされ、いろいろ対策に追われています。

 

 

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コメント

夫の実家もイノシシ対策が悩ましいところです。
柵を張り巡らしてはいます家や
庭回りも、野菜を作る分の畑にも、余計な労力がかかります。私は手伝えませんが~。

投稿: マコ | 2020年10月 4日 (日曜日) 17:57

熊やイノシシが人間を怖がらなくなったのか、それどころでは無く食い物が無いせいなのか。
唐辛子成分が効くという。電気柵は効くのか。避妊薬は無いのか。

せめてゴミ類は金属容器に入れて匂いを絶たないといけない。
あとは、地域によって生息数を決めて増えたら駆除するしか無い。

生命を大切にする為、大事に頂きたいものです。
観光にも役立つのでは無いでしょうか。

投稿: 風流人 | 2020年10月 4日 (日曜日) 19:24

>マコさんへ

余計な対策と費用はかけたくないし、困ったことです


>風流人さんへ

福島県では、放射能汚染でジビエ(野生動物の肉)を食べることは禁じられています。
つまり、頂けなのですよ。

投稿: 玉井人ひろた | 2020年10月 4日 (日曜日) 19:28

こんばんわ。
・「文章」を読んで。
自分が住んでいる岐阜市には、「熊出没」は全くと言って良い程ありません。
そう考えると想像するだけでも怖いですね。

投稿: H.K | 2020年10月 4日 (日曜日) 19:36

キコリという職業がなくなったのが大きいですね。山林はかけがえのない国有財産ですから、キコリの生活が成り立つよう国費を支出を増やすべきでしょう

投稿: ましま | 2020年10月 4日 (日曜日) 20:37

>H.Kさんへ

そうなんですか?
岐阜でもクマに対する注意が出されていますよ


>ましまさんへ

現在、福島県内では「営林署職員」という名称で木こりは存続していますが、営林署の経営は確かに厳しいです

投稿: 玉井人ひろた | 2020年10月 5日 (月曜日) 07:59

かつて四万十川で猟師がいなくなったためイタチが増え、生態系が破壊されたという記事を見た覚えがあったので

投稿: ましま | 2020年10月 5日 (月曜日) 10:13

私も福島をバスで移動中にイノシシが歩いているのを
見ました。でもそれは南相馬の人家のないところ。

喜多方市は何度も訪れてはいますが、大きな町。
近隣山間地の植物の変化があったのでしょうか。
それとも
喜多方の人口が増えて、中山間地が狭まったとか?

投稿: へこきあねさ | 2020年10月 5日 (月曜日) 10:18

>ましまさんへ

それは「キコリ」ではなく、「マタギ」のほうですね。
我が県内もマタギも猟友会も高齢化で激減しています。
わが村では、村の方針として役場職員が狩猟免許を取得していますが、なかなかうまくいっていないようです。
なんといっても線量が多いため野生の肉の販売も食すのも禁止というのがネックです


>へこきあねさんへ

あまり知られていないかもしれませんが、喜多方市という地域は野生動物が多くニホンザル、日本鹿、日本カモシカ、そして最近は野生化したアライグマが確認され、自然界での生存競争が激しくなっているのかもしれません。

投稿: 玉井人ひろた | 2020年10月 5日 (月曜日) 11:26

熊や猪には気を付けなければいけないのはもちろんでしょうけど、最近では”おさるさん”も出て来ます。鹿児島市でも山間部では無線で放送されるようです。

投稿: 吉田勝也 | 2020年10月 5日 (月曜日) 12:18

>吉田勝也さんへ

私の村では稀ですが、ニホンザルも出たことが有ります。
会津喜多方市や福島市ではサルがよく見られます

投稿: 玉井人ひろた | 2020年10月 5日 (月曜日) 14:24

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