インドの国会で黙祷
今週の10月6日(火)、日本、アメリカ、オーストラリア、インドの4カ国外相が東京都内で「第2回日米豪印外相会合」を開き、新型コロナウイルスの感染収束を見据え、「自由で開かれたインド太平洋」の理念に共鳴する各国と連携を深めていく方針を確認し、4カ国外相による会合を定例化することで合意しました。
4カ国外相の会合は、昨年9月のニューヨーク以来となりましたが、コビッド-19の感染拡大後に日本で閣僚級の多国間協議は初めてになりました。
目的はいくつかありますが、最大の懸案はコビッド-19感染対策と、そしてなんといってもインド洋における中国(軍)の脅威が増したことへの対策が主だったもようです。
この会談とは無関係ですが、インドは大の親日国家であることを知っている日本人は少ない気がします。
その証拠として、インドでは毎年8月に行われていることが有ります。
インドでは8月15日が(イギリスからの)独立記念日になっていますが、その8月に開かれている国会において日本の‘長崎と広島で原爆投下によって犠牲になった人々に対し、全国会議員がそろって黙祷が捧げられているのです。
毎年、必ずです。
つまり、日本以外ではインドだけが毎年8月に原爆犠牲者に対し黙祷をささげているのです。
この行為に関し、インド政府には前岸田外務大臣と上皇天皇陛下から感謝のメッセージが送られています。(平成25と26年)
このこと、感謝を込めて日本国民なら知っておくべきでしょう。
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コメント
それにしても日本が核禁止条約批准に動かないのは、友好国への裏切りのように見えます。
投稿: ましま | 2020年10月 7日 (水曜日) 20:12
ゼロを発見した仏教の地、インド大国はカレーでも日本人にはお馴染みですね。
大平洋戦争では英国から解放に尽力をつくしたようですが。
今は中国の脅威からお互いに手を繋ぐことです。
投稿: 風流人 | 2020年10月 7日 (水曜日) 21:21
>ましまさんへ
そうも言えますが、インドは核ミサイルを保有している国家ですからね。
なんともその点は、複雑です
>風流人さんへ
今は中国、というか習近平に用心というところでしょうか
投稿: 玉井人ひろた | 2020年10月 8日 (木曜日) 07:51