インド vs 中国 の国境の戦
世界中がコビッド-19騒ぎの中の6月15日、ヒマラヤ南西部に位置するカシミール地方の東部、インドが実効支配するラダックと中国の支配下にあるアクサイチンの境界付近のガルワン渓谷で、中国とインドの部隊が衝突し、インドの発表でインド軍死者20人、中国軍は将校を含め死者40人出たということがロイター通信によって報道されたのが6月21日のことになります。
その後インドと中国の両軍は7月に部隊を段階的に撤収させることで合意したが、それは形だけでインドメディアによると、合意後も両軍は「自国の実効支配地域に侵入された」と非難し合い、兵士や軍備を増強し現在は係争地域に両軍計10万人もの兵士を配置して緊張が続いているようです。
この場所は(昭和37年の中印国境紛争)1962年から続いていることですが、昨今はトラブルが有ってもお茶を出したりして話し合いで済んでいたそうです。
急変したのは、中国側の態度が急変したというのがインド側の言い分のようですが・・
いずれにしても、日本国内のマスメディアはこの事件については、一応にダンマリを決め込んでいるようにみえます。
その理由として、中国がこの事件があったこと自体を否定しているからでしょうが、それは外交儀礼をおこなう政府は仕方ないとしても、報道の自由を謳うマスメディアが日本政府に忖度するようなまねをしなくてもいいのではないでしょうか。
それとも、安倍政権そして現菅政権から圧力(脅し)があったのでしょうか?
報道統制というのは戦前の話ですが、昨今は戦前の話しでもなくなってきたのでしょうか?
| 固定リンク | 0
コメント
今の報道機関はただの国の広報機関だ。検証も無し。
金にならない事などやりはしない。
つまり、新聞社やテレビ局など興味も無い。不倫が第一番目に来る。
ましてや政府の顔色しか見ない経営者だから尚更だ。
太平洋戦争は情報収集能力が無かった、恐らく気にもしていなかった。
未だ情報の大切さが分かっていない国民なのだよ。
幸せな国民です。ポイント集めることが生きがいなのです。
投稿: 風流人 | 2020年10月 1日 (木曜日) 20:07
こういった紛争は、現地在住の協力者から情報を得るしかありませんが、フランス、イギリス等が得意とする手で、日本はほとんど手が出ません。
投稿: ましま | 2020年10月 1日 (木曜日) 21:48
>風流人さんへ
既存の大手報道機関は、総務省の顔色を見るようになってしまった感がありますが、視聴者も三面記事的なものを好む傾向が強くなってきていますね
>ましまさんへ
特に、イギリスは昔から強いですよね。
日本の原爆被害の悲惨さを、戦時中に初めて報道したのもイギリスの報道者でした。
ただ、毛沢東がやったように、利用されることも少なくないようです
投稿: 玉井人ひろた | 2020年10月 2日 (金曜日) 07:55
私は見ましたよ。このニュース。テレビでも新聞でも。
確かに小さな記事でした。
今は両軍合わせて、10万人もの軍隊が
待機状態ですか。一触即発ですね。
理想をいえば
国連司法裁判所(?)のようなところに提訴
して、歴史的・社会的な経過から領土を
決めるのが本筋でしょう。
日本とて、中国・韓国・ロシアと領土紛争が
絶えない。日本の場合は日本政府の毅然とした
態度が望まれますが。
投稿: へこきあねさ | 2020年10月 2日 (金曜日) 10:37
興味深く読ませて頂きました。
投稿: 吉田勝也 | 2020年10月 2日 (金曜日) 16:24
>へこきあねさんへ
国連機関を使えば、常任理事国である中国が勝つだけですから、解決にはならないと思います。
>吉田勝也さんへ
毎度ありがとうございます<(_ _)>
投稿: 玉井人ひろた | 2020年10月 2日 (金曜日) 16:41
いやー話題が豊富、ワールドワイドですね。
かと思えば、ローカルな話題も取り上げられてねー
スゴいなー
投稿: もうぞう | 2020年10月 4日 (日曜日) 07:10
>もうぞうさんへ
ありがとうございます。単に雑多なだけとも言えますがね。
投稿: 玉井人ひろた | 2020年10月 4日 (日曜日) 07:43