狸の‘ためぐそ’
「タヌキのためぐそ」という言葉を知っているでしょうか?
これは地元と言い方ですが、一般的には「狸の溜め糞(ためふん)」というものでタヌキのある習性を指します。
狸というのは、糞を同じ場所にやる習性があり、それを毎日続けますのでその溜め糞は、高さ約20cm、直径4~50cm以上になることもあり、ちょっとした小山のようになります。
つまりは「うんこ塚」ですね
今頃は、薄暗い林や竹藪では落ち葉で見えないこともあり、分からずにうっかり踏んづけようものなら強烈な悪臭が履物にべったりつきます。
量が半端じゃないので、かえって糞だとは思わないで歩いてしまうこともあります。
なんでそういう話になったかというと、先日から我が家の畑の隅でそれを母が発見したからです。
母は、何度か撤去したようですが、あくる日になるとまたこんもりと大量に黒い小山が形成されていたのを見つけ、母は頭に来て私に教えたのです。
畑にやられたのは初めてで、半信半疑でその場所に行ったら有りましたので、少し蹴散らしてから動物避け剤を振り撒いてきましたが、どうなるか明日の朝が見ものです。
参考までに、同じ習性をもつ動物にハクビシンやイタチの仲間もいますが、これらに住宅の屋根裏に入られ溜め糞の被害で困っている人が全国的に増加しているようです。
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コメント
狸が家族で造るのでしょうか。それとも大食漢だからだろうか。
迷惑な事ですね。
我が町内に猫塚があって、昔、猫が手拭いを頭に巻いて夜な夜な林の中の広場で踊っていたと言う。ある夜、人に見つかり居なくなってしまったとか。
猫にも楽しみがあったとしたら、じっとしてあげたい。
投稿: 風流人 | 2020年10月24日 (土曜日) 18:40
狸はこのあたりでもいるらしいのですが、たぬきのためぐそ、は知りませんでした。
投稿: もうぞう | 2020年10月24日 (土曜日) 18:42
>風流人さんへ
1匹でも溜めるようですが、親子でもやるのかも?
猫塚の伝説はすごいですね
>もうぞうさんへ
普通は、人に見つからない場所なんですよ
投稿: 玉井人ひろた | 2020年10月24日 (土曜日) 19:50
こんばんわ。
・「文章」を読んで。
これは、初めて知りました。
投稿: H.K | 2020年10月24日 (土曜日) 19:57
ひろたさん!
タヌキの糞被害ですか?
最近のこのご時世 色々な野生動物が
民家付近に出ては悪さをしているようで
困ったものですね。
冬に向け糞だけでなく
家に侵入してくることはないのでしょうか?
投稿: Pee | 2020年10月25日 (日曜日) 05:55
>H.Kさんへ
知らなくても支障はないでしょう
>Peeさんへ
さすがにタヌキは侵入しないと思いますが、活発に動いていることは確かです
投稿: 玉井人ひろた | 2020年10月25日 (日曜日) 08:36