増し締め
「増し締め」とは、タイヤを交換してから一定時期走行したのちに、タイヤのボルトが適切締められているかを確認する作業を言います。
タイヤのボルトは、緩いのはもちろんのこと強く締めすぎてもトラブルの原因になるため、適切なトルク(ボルトに掛かるパワー)で締めることが大事です。
強く締めすぎるとハブボルト・ナット(車両側のネジ)に負荷がかかり走行中にボルトが折れてしまいますし、緩ければ回転がおっかしくなったりし、両社ともタイヤが外れる危険性が有ります。
そこで、いったん交換してから50~100kmほど走行したタイミングで、安全のためボルトの締め具合を確かめるのが「増し締め」という作業です。
私のように、自分でタイヤ交換する人は心掛けたい行為です・・が、なかなかそうもいかないのも確かです。
実は、わたしはトラックで走行していてボルトが折れて無くなっていた経験があります。トラックの場合、外れないように強いトルクの機械締めですからそんなこともあるのです。
大型トラックのタイヤが外れる事故が多いのは、理由の一つがこれ「締め過ぎ」です。ご注意ください。
その他にタイヤ交換時の注意は、回転方向があるタイヤの方向を間違えないことでしょうね。これは間違うと大変です。
そして、乗用車には無いと思いますが(?)、車重がかかるトラックなどのタイヤの場合には、左右のボルトの締める方向が時計回りと反時計回りと逆になっていることがあり、間違うとこれまた面倒です。
きょうは、安達太良山も麓まで雪で白くなりました。
昨冬は、積雪が無い冬でしたが、今年は少しは積もる日があるのでしょうか?
そろそろ、タイヤ交換時期ですが、その前に、まず冬タイヤを買わなくてはなりません
ちなみに、私の締め付けトルクは‘ 勘 ’です(笑)
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コメント
タイヤ交換をご自分でできる人は幸せ。
うちはいつぞや、タイヤ交換が簡単にできるツール
なるものを買ったけど、うまく使えず。
あきらめて、以来 整備会社に依頼しています。
投稿: へこきあねさ | 2020年11月10日 18:05
>へこきあねさんへ
ホイール付きなので、自分でやります。
でも、重いですよね
投稿: 玉井人ひろた | 2020年11月10日 18:31
足廻りは車だけに限らず、人の足元も疎かにしては事故の元です。
ブレーキの効き具合、空気圧、タイアとデスクの減り具合、経年変化も有ります。
バッテリーも早めの交換が大切です。ケチってはいけませんよ。
体調と共に安全運転は、毎日の点検が大切です。
それが、長生きの第一歩と思います。
締めすぎも、緩み過ぎもコロナに踊れされていては駄目ですよ。
投稿: 風流人 | 2020年11月10日 21:32
>風流人さんへ
逐一ごもっとも、仰る通りです
投稿: 玉井人ひろた | 2020年11月11日 07:49
ひろたさん!
そうですか?
安達太良山も雪化粧しましたか:;(∩´﹏`∩);:さむそう!
と言うか こちらは早めの積雪になりましました。
ダンナも慌ててタイヤを買いに走り…!!
軽なのでいつも自分で替えますが 大丈夫かなぁ(笑)
投稿: Pee | 2020年11月11日 08:52
>Peeさんへ
大丈夫でしょう。
わたしも、新しいのを買わなくちゃ・・
投稿: 玉井人ひろた | 2020年11月11日 09:43
こんばんは~、玉井人ひろたさん。
増し締めですかーー。
知らなかったです。
タイヤ交換にそういう作業が必要と言うことを。
タイヤ交換をして必要なそういう増し締めが出来る
人は、凄いと思います。
安達太良山雪化粧ですか?
やはりそちらは寒いですね。
こちらでは積雪があったらとても珍しいことですが、
玉井人ひろたさんの所では何度も何度も降って
積雪するのですね。
どうか運転は気を付けてして下さい。
投稿: 浜辺の月 | 2020年11月12日 22:24
>浜辺の月さん
タイヤショップやカー用品店では、「増し締め」を必須作業としているところもあります。
投稿: 玉井人ひろた | 2020年11月13日 17:07