バイデン氏の波乱万丈
きょうは休刊日でなのでが、どうしても新聞を見たい私は例によってスポーツ紙を買ってきました。
社会政治欄は一面を使って、アメリカ大統領選挙が特集されていました。
トランプ大統領は敗北を認めませんが、バイデン新大統領の誕生は決まりでしょう。
新聞では、バイデン氏のこれまでの人生が記載されていましたが、まさに「波乱万丈」とはこの人の人生のように感じました。
- 青年時代は、話に障害が出る吃音症に悩まされる。
- 1972年、29歳の若さでアメリカ上院議員に当選
- 1972年、上院当選直後に交通事故で
妻と長女(1歳)が死亡 - 残された幼い3歳の長男と2歳の次男を育てるため、列車で1時間半かけて国会に通う議員活動
- 1977年、バジル夫人と再婚。
ただし、プロポーズは5回めにようやく叶った - バジル夫人との間に次女が誕生する
- バイデン氏、40代で脳大動脈瘤で倒れる
- 1988年、大統領指名選挙に出馬するも
演説盗用問題で断念 - 2008年、2回目の大統領指名選挙に出馬するも
オバマ氏に敗北 - 2015年、デラウェア州司法長官になっていた
長男のボー氏ががんで死亡
※このころカルフォルニア州司法長官だった副大統領候補のハリス氏は、
死亡したボー氏と司法長官として何度も協議する間柄で、
この時にハリス氏は、バイデン氏とも知り合う - 2020年、アメリカ大統領に・・・
そして、支えるジル夫人もすごい
- バイデン氏と再婚し、前妻の子と合わせ幼い3人の子供を育てながら教職を目指す
- 子育てをしながら15年かけて、教育学の博士号を取得し大学の教職に就く
- 夫であるバイデン氏の副大統領としての外国訪問に同行しながら教職も兼務する
- オバマ大統領は、機内で生徒のテスト採点するジル夫人の姿に、その教職への熱意に驚く
この経歴を見る限り、バイデン氏は夫婦ともに粘り強く、根気強い性格と考えの二人であることが想像されます。
ほんとうにトランプ大統領(夫婦)とは逆で、そのギャップのすごさは驚きです。
日本政府にとって、トランプ大統領より厄介な人物かもしれません。
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コメント
不運の中でバジル夫人と出会い、更に政治家の道を歩んで来たのでしょうね。
それが叶ったのが77歳とは、なみならない努力の人と思います。
信念を持って、アメリカと世界のために活躍して欲しい。
トランプには全ての人類への尊敬が感じられなかった。
貧しい人も豊かな人も助け合う、全人類の平和への道を造る気持ちが無かった。
知能の無限の可能性と、地球を破壊しては何もならない事を肝に置いて欲しい。核を使ってはならない。
投稿: 風流人 | 2020年11月 9日 (月曜日) 20:30
>風流人さんへ
バイデン氏は外交のプロとも言われ、諸外国にとっても注視されそうです
投稿: 玉井人ひろた | 2020年11月10日 (火曜日) 08:00
バイデン氏はパリ協定やWHOへの復帰を宣言しているので
それはそれでよいのですが、日本との関係では
未知数が多いです。
バイデン氏ご夫婦ともに立派な経歴をお持ちですが、
核禁条約にはどのような態度をとるのか心配です。
投稿: へこきあねさ | 2020年11月10日 (火曜日) 15:08
バイデン氏の経歴が詳しく分かりました。波瀾万丈ですね。
投稿: 吉田勝也 | 2020年11月10日 (火曜日) 17:07
>へこきあねさんへ
大筋では、変わらない気がします
>吉田勝也さんへ
ありがとうございます。詳しいことは新聞でお確かめください
投稿: 玉井人ひろた | 2020年11月10日 (火曜日) 18:36