‘コロナ’が、コロナに悩む
日中戦争がはじまったころの昭和12年(1937)、内田鐵衛氏という人物が現在の新潟県三条市の自宅裏に10坪ほどの工場を建て、石油コンロの製造販売を開始します。
これが、今は日本を代表する暖房機器などの大手メーカー「株式会社コロナ」の始まりだったそうです。
コロナの名称は創業者である内田鐵衛氏が東京電機学校(現在の東京電機大学)在学中に、実験中によく見たコロナ放電の発光色と、石油コンロの研究中に暗がりで見つめたコンロの青い炎が似ていることに気づき、
コンロと太陽の周囲に現れるコロナのイメージを重ね合わせ、石油燃焼機器を象徴かつ覚えやすく親しみやすいブランド名として名付けたのが由来だそうです。
そのコロナが、新型コロナウイルスの名前に影響されていると聞きます。
寒くなるとコロナの暖房機器が売れ始めますが、名前だけで敬遠されるようなことがあったら最悪です。
いまさら社名は変えられないし、とんでもないとばっちりとは、こういうことでしょう。
他の国がどうあれ、日本だけでもWHOが名付けた「コビッド-19」と言ったほうが良いと思います。
ちなみに我が家のファンヒーターは、コロナ社と同じく新潟に本社が在る「ダイニチ」、そしてガスコンロは名古屋に本社が在る「リンナイ」で、コロナの製品は有りません(笑)
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コメント
暖房器オフでも部屋の温度は25℃と暖かい。
だからかしら、眠いです。昼寝しても眠いです。
アメリカでは感謝祭やクリスマスで感染度が上がるだろうが、大統領は知らん顔だ。
ワクチンは間に合うのか?
時間との闘い、我慢するしか無いのか?
投稿: 風流人 | 2020年11月20日 19:16
>風流人さんへ
ワクチンはできるでしょうが、有効性や安全性がネックになる日本では慎重(懐疑的)ですね
投稿: 玉井人ひろた | 2020年11月21日 07:42
一時、石油ファンヒーターは各社が製造したのですが、今や二大メーカー、が独占しています。
投稿: もうぞう | 2020年11月23日 08:55
>もうぞうさんへ
エアコンが主流になってから、そうなりました。
ただ、震災後から被災地では石油ストーブが見なおされ、需要が増えています。
投稿: 玉井人ひろた | 2020年11月23日 11:45