原子力・・・サイバー攻撃
27日の報道で、10月下旬に「原子力規制委員会」の情報システムがサイバー攻撃を受け、非公開会議資料などが何者かに閲覧された可能性が高いことが判りました。
警視庁は内部情報が流出した疑いがあるとして調べているそうです。
規制委によると、情報を機密性に応じて4段階で格付けしているそうですが、原子力発電所の設計図など最高機密にあたる「機密性4」や、秘文書が該当する「機密性3」の情報は別のサーバーに保存していいて、不正アクセスの形跡は確認されていないとのことです。
今回不正アクセスされたサーバーにあったのは、他に非公開の会計資料や職員への指示文書などの、機密レベルのうち高いものから3番目にあたる「機密性2」だったようです。
不正アクセスは10月26日夕、システムへの不審な通信が検知されて発覚したようですが、被害の全容が分かっていないことから規制委は現在もシステムをインターネットから遮断し、約1200人の職員は電話やファクスでやり取りしているそうです。
こんなニュースを聞くと、改めて日本のオンラインのセキュリティーは脆弱だと感じてしまいます。
デジタル庁より、サイバー攻撃対策の官庁のほうが急がれる気がします。
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コメント
社内ネットとインターネットの使い分けが、遅れている様です。
社内ネットはパスワード必須い。
当然、極秘の機密文書は全て自前のサーバーと回線でないと守れませんよ。
なんで、危ないインターネットに繋ぐのか?
投稿: 風流人 | 2020年11月28日 10:01
>風流人さんへ
まだまだ、安全神話がまかり通ているのだと思います。
投稿: 玉井人ひろた | 2020年11月28日 10:34
原子力規制委員会へのサイバー攻撃ですか。
そして、職員は電話やファックスでのやり取り。
原発に一発テロ攻撃がかかってきたら
日本はどうなることでしょう。
なんだかなぁ、マイナンバーカードだって
なかなか役立たず。
デジタル庁より、以前にやることがいっぱい
ありそうです。
投稿: へこきあねさ | 2020年11月28日 20:29
>へこきあねさんへ
本当にそう思いますよね。
デジタル庁は、サイバー攻撃の対策も担うのでしょうかね。
もしそうなら、甘いと思いますね
投稿: 玉井人ひろた | 2020年11月29日 07:43