「昼過ぎ」は、何時何分ごろ?
NHK放送文化研究所が、「昼過ぎ」という表現がどのように解釈されるのかをめぐって、ウェブ上でアンケートをおこないました(1541人回答)。
質問の仕方は↓
夜の時点での発言として「○○線は、きょう昼過ぎに運転を再開しました」という言い方を、どのようにとらえるかについて意見を尋ねてみたそうです。
<回答が多かった順↓>
- 「遅くとも、午後1時ごろまでには再開した」(33%)
※10代~40代までが最も多い回答 - 「0時15分ごろまでには再開」(27%)
※50打以上が最も多い回答 - 「0時30分ごろまでには再開」(24%)
- 「1時30分ごろまでには再開」(9%)
- 「0時45分ごろまでには再開」(4%)
- 「1時15分ごろまでには再開」(3%)
年代的な特徴としては、上記のように10代から40代までは「午後1時ごろまでには」が一番多く、50代以上では「0時15分ごろまでには」がもっとも多いことがわかりました。
この結果から、研究所では
おそらく、比較的年配の人たちは「昼過ぎ」ということばを「正午が過ぎたころ」という伝統的な解釈で受け止めるのに対して、
それより下の年代では「昼休みが終わったころ(だいたい午後0時から1時ごろ)」と考えるように変化しつつあるのではないか。「昼過ぎ」ということばの意味が変わりつつあるのだと言えそうだ。
という推察がなされたようです。
わたしも「昼過ぎ」と言われたら2番・3番の0時15分~30分前ごろだととらえると思います。
若い世代と打ち合わせをするときにこんな曖昧な表現は使わないですが、うっかり使ってしまったときは困らないように、文句を言わないようにしたいものです。
できれば、ですが・・(笑)
同じような意味合いの言葉で「午後一番」というのもありますが、これだと私は午後1時過ぎととらえますが、これまたいろいろな答えが出るのでしょうね。
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コメント
江戸時代以前は日の出から、日の入りまでを昼間で、六区分したました。
夜間も同じに六区分。
一区分は約2時間で一刻、最小単位は四半刻でした。
これ以上必要が無かったのでしょう。
昔は夜中に帰宅すると午前様と言われたが、今は感染で居なくなった様ですね。
投稿: 風流人 | 2020年11月25日 09:25
>風流人さんへ
もっと言えば、その一刻もちゃんと時計では計り、さらに夏と冬とでは長さが変わるというきめ細かさでしたが、庶民はそれを自分なりに解釈していたようです。
投稿: 玉井人ひろた | 2020年11月25日 09:57
午前中といえば、中学生なら昼弁当の前。午前様といえば終電過ぎに帰宅する旦那。
投稿: ましま | 2020年11月25日 17:14
私なら最遅で、2時までですね。
投稿: もうぞう | 2020年11月25日 18:40
>ましまさんへ
なるほど、そうなりますね。では昼過ぎは?
>もうぞうさんへ
それは職業柄からくる感覚でしょうかね
投稿: 玉井人ひろた | 2020年11月26日 08:05