NHK「エール」効果、やはりすごい
今回のNHK朝のテレビ小説「エール」は、初めてのことばかり連続しました。
- 「働き方改革」で土曜日の放映が無くなり、週5回の放送になった
- コビッド-19感染で、1か月ほど撮影が中断
- 中断中は、それまでの内容を再放送した
- 9月で終了が、11月まで延長になった
- 130回ほどに減った放送回数は、コビッド-19騒ぎでさらに10回分が減った
ドラマ内容でも、初めてが多かった
- 初回が、まるでミュージカルだった
- 朝ドラでは初めて、キスシーンがあった
- 朝ドラでは初めて、戦争シーンで血しぶきが飛ぶ、惨劇がリアルに放送された
※朝のドラマということで、現場は放送するかどうか葛藤があったようだ。 - 歌は吹き替え無しで、出演者が歌った
上記のようにいろいろありましたが、コビッド-19騒ぎでの放送変更が一番の初めてでしょう。
それにしても、朝ドラの地域の騒擾効果というのは、コビッド-19感染渦をものともせず凄いの一言です。
「エール」は、言わずと知れた福島県を代表する作曲家小関祐而さんをモデルにした連続ドラマです。
そのため、出身地の福島県福島市に在る「小関祐而記念館」には、GoToトラベルが始まってから連日訪館者が来て、来訪者が多い日には三密を避けるため近くにある福島市音楽堂に一時待機してもらう処置が行われているようです。
小関さんは、5000曲以上もの作曲を行ったと言われますが、実際は今は使われなくなった社歌や校歌はさらに多く、県内外で新たな譜面などが次々と発見されています。
県内最大の地銀である「東邦銀行」では、30年前に使っていた行歌が小関さんの作曲だったため、新たに譜面を作り演奏しなおしまし小関祐而記念館に寄贈したそうです。
この「東邦銀行」は、小関さんが務めた川俣町に在った銀行にも由来する銀行でもあります。
その撮影もついに終了したようで、最終回は11月27日(金)になったようです。
すでに県関係者は、ドラマ終了後の客足などの影響を考え始めているようですが、当分は続くことでしょう。
次は、小関祐而さんのプロ野球殿堂入りでしょう。
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コメント
こんばんわ。
・「文章」を読んで。
小関氏は、偉大な人なんですね。
投稿: H.K | 2020年11月 1日 (日曜日) 21:48
>H.Kさんへ
偉大過ぎて、どうしようもないです
投稿: 玉井人ひろた | 2020年11月 2日 (月曜日) 07:54
昭和は遠くになりにけり。昭和以降の生まれの人は31歳以下に。
人は変わらず、人情は薄くに。携帯育ちなる様だ。
投稿: 風流人 | 2020年11月 2日 (月曜日) 14:34
>風流人さんへ
そういう世の中だからこそ、この「エール」が注目されているのかもしれません
投稿: 玉井人ひろた | 2020年11月 2日 (月曜日) 16:41
土曜の分は、編集での放送でなく。一般用に放送すれば良かったのにな~
投稿: もうぞう | 2020年11月 5日 (木曜日) 18:47
>もうぞうさんへ
私もそう思いましたが、NHKも堅いですね
投稿: 玉井人ひろた | 2020年11月 5日 (木曜日) 19:27