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2021年1月18日

73年の時を経て大麻取締法改正へ

世はコビッド-19感染の問題だけがクローズアップされていますが、体に仇なす代物はまだ有ります。

その一つが増え続ける違法薬物でしょう。

違法薬物を「麻薬」というように、歴史が長く世界に蔓延している代表的なのが「大麻」=マリファナでしょう。

これは正確にはインド大麻(ハッシュシュ)というように、インドの「シク教」のお祭りに供え物や飲み物として広く消費される嗜好品だったようです。
さらに、これには鎮痛効果成分が採れ、医薬品でもあります。

その一方で覚醒効果があり、乱用され取り締まりの対象となり、1948年(昭和23)に「大麻取締法」が施行されました。

ところが、この「大麻取締法」は他の薬物と異なり、「大麻の所持」と「大麻草の栽培」には罰則がありますが、‘「大麻の使用」には罰則が無い’という特異な内容になっています。

理由は、先に挙げたように大麻は医薬品でもあり、都道府県知事の許可された場所で大麻草の栽培がされています。

そこで、

許可を得て大麻草を栽培する農家が、収穫作業などで大麻成分を吸う可能性があることから、使用についての罰則は盛り込まれなかった

という経緯があるようです。

しかし、若者を中心に大麻の乱用が目立つことを受け、厚生労働省は今月、大麻に関する規制のあり方を見直す有識者検討会を設置し、現在の大麻取締法では罪に問われない「使用」について罰則を設けることを検討し、夏までには結論をまとめることが発表されました。

同省によると、2019年に大麻取締法違反で検挙された人数は、過去最多の計4570人に上り、その過半数は20歳代以下の若者なんだそうです。

ただ、ドイツやアメリカの一部の州では大麻使用が許可する国もありますし、外出自粛が続く中で闇の組織はさらに動きが激しくなりそうな気もします。

ウイルスと同じで、薬物も新たなものが出現し、新たなルートで蔓延するのでしょうか

桑原 桑原

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コメント

今日の「反戦塾」にアフガニスタンを取り上げましたが、世界最大の大麻生産国だそうですね。本文と関係なさそうなので取り上げませんでした

投稿: ましま | 2021年1月18日 16:36

>ましまさんへ

アジアは、大麻草栽培に適しているところが多いのでしょうね

投稿: 玉井人ひろた | 2021年1月18日 19:39

アメリカでは大麻はかなり簡単に手に入る。
日本とて、戦前特攻隊の若者に恐怖からの一時逃れのために大麻草ならぬそれに似た薬物を供与していたという記録もあります。ベトナム戦争時には多くの米軍兵士が
使用していたという現実も。
東南アジアなどでは、若者に簡単に声をかけるという
風潮もかってはあり、薬物使用はいたちごっこ。
何故大麻がだめなのか、もうすこし教育を徹底して
欲しいものです。
テロリストの財源になっているのも恐ろしいことです。

投稿: へこきあねさ | 2021年1月18日 20:55

それが、その人の人生の為になるのか?
苦悩を逃れる為か?

人は働いて、その代償としてお金を稼ぐ。
それで、食べ物を買い家賃を払う。

しかし、クスリを必要な人物は、快楽に逃れしまう。
清原、何をしていたか、彼は、事実を語るべきだ。

パチンコ、競輪、競艇、、賭け事には危険だらけ。
つまり、麻薬も酒も、しまいには、抜け出なとこに行くのだ。

麻薬は危険で、家族を壊してしまう。
言い訳は聞きたく無い。


投稿: 風流人 | 2021年1月18日 22:20

>へこきあねさんへ
教育しても、好奇心が勝ればどうしようもないですし、無くならないのでしょう。


>風流人さんへ
酒を飲む私としては、なんとも複雑な心境です

投稿: 玉井人ひろた | 2021年1月19日 08:51

政府は近い将来、金が足りなくなるので、大規模なカジノを。
さらには、麻薬類を解禁すれば、ガッポガッポと増収になる?
本気で思っているのでしょうかね~

投稿: もうぞう | 2021年1月19日 19:11

>もうぞうさんへ

一部の人にとっては、莫大な収入になるでしょうね

投稿: 玉井人ひろた | 2021年1月20日 07:56

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